2014年1月22日(水)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 日本株の上昇を背景にドル高が進み、欧州市場では104円74銭まで
ドルが買われたが、NY市場では米長期金利の低下が引き金となりドルは反落。
一時104円03銭までドル売りが進み、104円30銭前後で引ける。 - ユーロドルは欧州時間に1.35台前半まで下落したものの、ドル安が進んだ
ことで1.35台半ばを回復。 - 株式市場はまちまち。ジョンソン&ジョンソンの決算が失望を誘ったものの、
世界経済成長に対する楽観から買いが優勢となる場面も。ダウは44ドル下げ、
ナスダックは28ポイント上昇。 - 債券相場は小幅に上昇。来週のFOMCを控え、経済指標の低迷を手掛かりに
買い物を集めた。10年債利回りは2.83%台で取引きを終える。 - 金は下落し、原油価格は続伸し95ドル前後まで買われる。
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ドル/円 104.03 〜104.71 ユーロ/ドル 1.3522 〜 1.3569 ユーロ/円 141.03 〜 141.65 NYダウ −44.12 → 16,414.44ドル GOLD −10.10 → 1,241.80ドル WTI +0.62 → 94.99ドル 米10年国債 +0.010 → 2.830%
本日の注目イベント
- 豪 豪第4四半期消費者物価指数
- 日 日銀金融政策決定会合
- 日 黒田・日銀総裁記者会見
- 日 11月景気動向指数
- 欧 ダボス会議(スイス)
- 英 英12月失業率
- 英 BOE議事録
- 加 カナダ中銀政策金利発表
昨日の東京市場ではドル円が底堅く推移し、104円70銭近辺まで上昇しました。欧州市場でも小動きの中
104円74銭までドル高が進み、NY市場での一段高に期待も膨らみましたが、NY市場では米長期金利の低下に
反応しドルが下落。一時104円03銭まで売られました。
これで雇用統計発表後2度、105円台回復に失敗した格好になっています。
ドル円は日経平均株価が200円を超す上昇を見せたことに引っ張られ、104円台半ばを超え、上昇に
弾みをつけましたが、もう一段のドル支援材料が不足していたこともあり上値を抑えられました。
前日には104円を再三割り込んだものの反発し、底堅い動きを見せましたが依然として105円台乗せと、
105円台定着には至っていません。
市場は日米の金融政策会合の結果を見極めないと動けない状況かと思いますが、本日は日銀の金融政策が発表され、
午後3時半からは黒田総裁の記者会見が予定されています。
追加緩和などの政策変更はないものと予想していますが、注目は黒田総裁の発言内容です。
「物価上昇が想定通りに進んでいる」といった内容が中心になると思われますが、2%のインフレ目標が確実視
されるといった発言になると、追加緩和期待が後退し円高に振れる可能性もあります。
一方追加緩和の実施を匂わせる様な発言があれば円安に振れることにもなります。
FOMCに関しては読みにくい面もありますが、基本的には12月に決めた「量的緩和の縮小」は実施されると
予想しています。
雇用統計をはじめ、経済指標にやや陰りが見えますが、企業業績の増加が見込めるなど、緩和縮小を後押しする材料も
あります。
今月10日に発表された「雇用統計ショック」は、あくまでも一時的なものだったとの認識が示されると予想して
います。
IMFは21日に公表した世界経済見通しで、今年の経済成長率予想を上方修正しました。
世界経済の成長率は昨年10月時点の3.6%から3.7%に引き上げ、米国の今年の成長見通しを2.6%
から2.8%に修正しています。
また日本についても1.7%(10月時点では1.2%)に上方修正し、英国も2.4%(同1.9%)
に引き上げました。
これは先日発表された世界銀行の経済成長見通しで示された結果にも合致しています。
ブルームバーグの調査によると、投資家は世界経済に対してこの5年間で最も楽観的な見方を示していると
報じています。
本日も株価にらみの展開かと思われますが、104円前後ではドル買い意欲がある一方、104円台後半では上値の重い展開
が予想されます。
レンジは103円70銭〜104円70銭程度を予想しておきます。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響 1/3 バーナンキ・FRB議長 「金融環境は改善し住宅市場の不均衡もかなり是正されている。また財政面からの抑制が低下し、そしてもちろん金融緩和政策は継続している。 これらの要素が相まって、向こう数四半期に経済が成長する上で望ましい状況となっている」 1/7 ローゼングレン・ボストン連銀総裁 「今の景気回復は緩慢過ぎる。金融政策の尚早な引締め経済情勢の一段の正常化を遅れさせたくはない」講演で。 1/16 ルー・米財務長官 「日本は<為替レートの利点だけに依存した戦略で長期成長を目指すべきではなく、(為替政策を)注視し続ける」講演で。
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What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2011年(PDF)



