2014年1月29日(水)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ドル円は底堅い動きを見せ、欧州市場では103円25銭まで上昇。
NY市場では経済指標の結果が強弱まちまちであったことや、長期金利が
低下したことでドルの上値は抑えられ、102円90銭前後で取引を終える。 - ユーロドルは方向感がなく小動き。1.36台半ばから後半で一進一退。
- 株式市場は6営業日振りに反発。製薬会社などの好決算もありダウは前日比 90ドルの上昇。
- 債券相場はFOMCの結果をにらみ、やや上昇。長期金利は小幅に低下し
2.74%台に。 - 金は続落し、原油は続伸。
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- 12月耐久財受注 → −4.3%
- 11月ケースシラー住宅価格指数 → +13.71%
- 1月消費者信頼感指数 → 80.7
- 1月リッチモンド連銀製造業指数 → 12
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ドル/円 102.63 〜103.12 ユーロ/ドル 1.3640 〜 1.3686 ユーロ/円 140.29 〜 140.77 NYダウ +90.68 → 15,928.56ドル GOLD −12.60 → 1,250.80ドル WTI +1.69 → 97.41ドル 米10年国債 −0.013 → 2.746%
本日の注目イベント
- 欧 ユーロ圏12月マネーサプライ
- 米 FOMC政策金利発表
新興国通貨の混乱が収まりつつあることから、「リスクオフ」の流れが後退し、株価が反発。ドル円も
緩やかに上昇しています。
今朝7時過ぎにトルコ中銀が利上げを決めたことで、ドル円は102円台後半から103円44銭まで上昇
しました。
トルコリラの急落から、トルコ中銀が臨時の政策会合を開き、「利上げを含む対応策が出される」と予想されて
いましたが、トルコ中銀は1週間物レポ金利を従来の4.5%から10%に引き上げることを決定しました。
同中銀はさらに他の政策金利も引き上げ、翌日物貸出金利を7.75%から12%に引き上げるなど、
引き上げ幅が予想より大幅で、市場のサプライズを誘っています。
トルコ中銀がこれ以上の通貨安阻止を狙って、大胆な政策に打って出たことで、新興国の通貨不安は一段と後退
すると見られます。
ドル円は昨日の東京タイムでは、上にも下にも行きづらい展開が続き、102円台半ばから後半で推移して
いましたが、欧州市場に入るとドルが買われ始め、一時は103円25銭まで「ドル高円安」が進み、
先週金曜日のドル急落前の水準を回復しました。
101円台まで円高が進んだ後、2日で103円台を回復するところを見ると、やはり今回の円高局面は昨年5月の
「バーナンキショック」とは異なり、一過性の可能性が高いと思われます。
もっとも、株価の方はNY株式市場で昨日は反発していますが、勢いは今のところ限定的です。
NYダウは6営業日振りに90ドル程反発しましが、この間の下落幅は570ドルを超えています。
昨年12月からの上昇が大きかったことによる反動で、下落幅が拡大したとみることができそうです。
ドル円は今朝の急騰で、「1時間足」の120日線を試す水準まで上昇しました。
この上には103円70銭前後に200日線があるため、ここが超えられるかどうかが今後の相場展開を見る上で
重要です。
また、「転換線」がようやく「基準線」を抜けた状況を見せてきましたが、「日足」では依然として「転換線」が
「基準線」を下回っており、まだ安心してドル買いを進める状況ではないことを伺わせています。
しかも、相場の先行きを表すとされる「基準線」は、今後ドル円が104円台に乗せても「横ばい」の状態が
続くと予想されます。
現在「基準線」は105円44銭と101円77銭の真ん中である103円60銭に位置しています。
従って105円44銭を上抜けするか、あるいは現在のレートを維持しながら1ヵ月ほど推移しないかぎり「基準線」
は横ばいが続き、そのままではしばらくすると下向きに方向を変えることになります。
中国理財商品のデフォルトが避けられたことや、新興国通貨の下落が止まったことで、ひとまず投資家心理は
好転すると見られます。
これが株価を押し上げる原動力になると思われますが、やはり注目はNY株式市場がどこまで反発するかという
点です。
200ドルから300ドルの上昇を見せるようだと、不安心理は一気に解消する可能性もありますが、
明日の明け方にはFOMCの結果が発表されることから、その結果を見極めるまではまだ不安定な動きが予想されます。
今朝方発表されたトルコ中銀の利上げを受け、今日の日経平均株価は大幅な上昇が見込めます。
株価の上昇を支援材料にドル円がどこまで上昇するのかを見極めたいと思います。
レンジは102円70銭〜103円70銭程度と予想します。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響 1/3 バーナンキ・FRB議長 「金融環境は改善し住宅市場の不均衡もかなり是正されている。また財政面からの抑制が低下し、そしてもちろん金融緩和政策は継続している。 これらの要素が相まって、向こう数四半期に経済が成長する上で望ましい状況となっている」 1/7 ローゼングレン・ボストン連銀総裁 「今の景気回復は緩慢過ぎる。金融政策の尚早な引締め経済情勢の一段の正常化を遅れさせたくはない」講演で。 1/16 ルー・米財務長官 「日本は<為替レートの利点だけに依存した戦略で長期成長を目指すべきではなく、(為替政策を)注視し続ける」講演で。
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What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2011年(PDF)



