2014年2月3日(月)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 株価が下落し、長期金利が低下するなど、新興国不安が収まらず 「リスクオフ」が継続していることでドル円の上値が重い。 一時102円台を割り込んだが、102円10銭前後で引ける。
- ユーロ圏の消費者物価指数が低水準だったことでユーロドルは続落。 約2ヵ月半ぶりに1.34台後半までユーロ安が進む。ユーロは対円でも 下落し137円台半ばを示現。
- 株式市場は大幅に続落。経済指標は強弱まちまちだったが、新興国に 対する不安や、企業決算が失望を誘った。ダウは149ドル安と 1万5700ドル台を割り込む。
- 債券相場は続伸。株価の下落や、新興国市場への不安から引き続き買い物を 集め、長期金利は2.64%と、約3ヵ月振りの低水準に。
- 金は続落し、原油価格も反落。
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- 12月個人所得 → +0.2%
- 12月個人支出 → *0.4%
- 12月PCEコアデフレーター → +1.2%
- 1月シカゴ購買部協会景気指数 → 59.6
- 1月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値) → 81.2
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ドル/円 101.95 〜102.42 ユーロ/ドル 1.3479 〜 1.3524 ユーロ/円 137.50 〜 138.56 NYダウ −149.76 → 15,698.85ドル GOLD −2.70 → 1,239.80ドル WTI −0.74 → 97.49ドル 米10年国債 −0.055 → 2.640%
本日の注目イベント
- 豪 豪12月住宅建設許可件数
- 中 中国 1月非製造業PMI
- 英 英1月製造業PMI
- 米 1月ISM製造業景況指数
NY株式市場の下落が止まらず、「リスクオフ」の流れが継続していることで、円は対ドルだけではなく、
対ユーロなどでも買われほぼ全面高の様相を見せています。
新興国市場に対する不安心理が収まらず、リスク資産の株式が売られ、安全資産の債券が買われていることで、
通貨でも安全な円を買い戻す動きが拡大しているものと思われます。
先週末からの為替に関する報道を確認すると「フラジャイル・ファイブ」(脆弱5兄弟)など、アルゼンチン、
南アフリカ、トルコ、インド、インドネシアを指す言葉が何度も繰り返されていました。
これら新興国の混乱は長くは続かないと考えていますが、心配なのはNY株式市場の下落です。
先週末も大幅に下落したことで、1月は月間で877ドル下落し、率で5%を超える下げでした。
これはリーマンショック後の2009年2月以来の下げ幅となります。
今決算発表では企業業績もそこそこで、特に株価が大きく売られる理由もない中、新興国不安が影響して
いるとされますが、米国の新興国に対するエクスポージャーを見ても、シティーグループを除くと決して
多くはありません。
またそれらの国に対する貿易額も5%程度との統計もあります。
このように考えると、新興国不安は米国の問題ではなく、米国への影響は限定的と言えそうです。
従って米国の相対的な景気回復の強さから徐々に落ち着きを取り戻すと予想していますが、先ずは株価が
出直ってくることが望まれます。
今週末には「1月の雇用統計」が発表されますが、ここでポジィティブなサプライズとなれば、一気にセンチメント
が変わることも考えられます。
ドル円は上値を切り下げてはいますが、102円を割り込むと反発する流れが続いています。
ドル円はここ1週間程で3回102円割れを見せていますが、全て102円台に押し戻される展開です。
今のところ101円70−90銭近辺が底固いと見られていますが、今週はこの水準を維持できるかどうかも
重要です。
テクニカルを見ると現在比較的厚い「雲」の中を下落しているところですが、この「雲の下限」は101円06銭
近辺です。
ここを割り込むと「雲抜け」が完了するため、概ね101円台が維持できるかどうかが今後のセンチメントを
見る上でポイントになりそうです。
恐らくこの水準を割り込むと「ストップロスのドル売り」もセットされている可能性も高く、
テクニカル的にもドル売りが加速しそうです。
既に「遅行スパン」はローソク足を下抜けしており「逆転」を見せていることから注意が必要です。
本日は米国でISM製造業景況指数が発表されます。
雇用統計に次ぐ重要な経済指標であるため注目度も高く、予想値とかい離するようだと為替も大きく動きます。
市場予想は「53.7」で、先月の「53.0」よりは改善すると見られています。
本日もNY株式市場の大幅下落を受け、日経平均株価がどこまで下げるかを確認しながらの展開です。
レンジは101円50銭〜102円50銭程度と予想します。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響 1/3 バーナンキ・FRB議長 「金融環境は改善し住宅市場の不均衡もかなり是正されている。また財政面からの抑制が低下し、そしてもちろん金融緩和政策は継続している。 これらの要素が相まって、向こう数四半期に経済が成長する上で望ましい状況となっている」 1/7 ローゼングレン・ボストン連銀総裁 「今の景気回復は緩慢過ぎる。金融政策の尚早な引締め経済情勢の一段の正常化を遅れさせたくはない」講演で。 1/16 ルー・米財務長官 「日本は<為替レートの利点だけに依存した戦略で長期成長を目指すべきではなく、(為替政策を)注視し続ける」講演で。
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What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2011年(PDF)



