2014年2月4日(火)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ドル円は大幅に下落し、一時100円77銭まで円買いが進む。
ISM製造業景況指数が市場予想を大きく下回ったことで、株価の急落、
長期金利の低下から円買いが強まり円全面高。引け際には101円近辺まで
戻したものの戻りも限定的。 - ユーロドルは1.35を挟んでもみ合い。ユーロ円の動きが活発で
ユーロドル自体は一進一退。 - 株式市場は連日の大幅下落。ISM製造業景況指数の悪化から株価の下落が
止まらず、ダウは先週末比326ドル安。 - 債券相場は続伸。「リスクオフ」が一段と加速したことから終始買い物を集める。
長期金利は2.57%台まで低下し、約3ヵ月ぶりの低水準。 - 金は大幅に反発し、原油は続落。
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- 1月ISM製造業景況指数 → 51.3
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ドル/円 100.77 〜102.15 ユーロ/ドル 1.3485 〜 1.3536 ユーロ/円 136.37 〜 137.85 NYダウ −326.05 → 15,372.80ドル GOLD +20.10 → 1,259.90ドル WTI −1.06 → 96.43ドル 米10年国債 −0.065 → 2.575%
本日の注目イベント
- 豪 RBAキャッシュターゲット
- 日 1月マネタリーベース
- 欧 ユーロ圏12月生産者物価指数
- 米 ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演
- 米 エバンス・シカゴ連銀総裁講演
ドル円はこれまでサポートされてきた101円台後半を完全に割り込むと下落が加速し、一段と円買いが進み、
ついに100円台後半まで円高が進みました。
ISM製造業景況指数が市場予想を下回ったことで、NY株式市場でポジション調整の売りが株価を押し下げ、
NYダウは先週末に比べ、326ドル安と今年最大の下げを記録し、「リスクオフ」の流れから円が全面高の
展開になっています。
昨日の東京市場での動きを見ても、ドル円は102円台前半で底堅い動きを見せていました。
日経平均株価が下げ幅を広げても102円台を割り込まず、一時は102円40銭超えまで買われる場面も
ありましたが、結局NY市場で一段の円高水準までドル売りが進む、これまでと同様な展開になっています。
先週のFOMCでは粛々と「緩和縮小」を決めたばかりでしたが、その背景には「米景気に対する強い自信」が
あったものと推測されますが、昨日のISM製造業指数を見ると、ここ8ヵ月で最も遅いペースでの拡大になっています。
同指数は「50」が拡大か縮小かの分けれ目ですが、「51.3」は拡大を示しているものの、前月の「56.5」
からすると極めて弱い数字です。
1月に発表された雇用統計と同様に、米景気の先行きに「黄信号」が灯ってきたと言うと、言い過ぎかもしれませんが、
株価の動きが先取りしていると見ることもできそうです。
昨日は新興国通貨も下げましたが、驚くほどの下げには至っていません。
やはり、株価の大幅な下げが「リスクオフ」を引き起こしていると考えられます。
既に今年に入って1200ドルを超える下げを見せているNYダウですが、これをポジション調整という言葉で
説明することも無理があるかも知れません。
昨年12月に連日史上最高値を更新していたわけですが、「山高ければ、谷深し」といったところでしょうか。
105円台半ばから100円台後半まで下落したドル円も状況は同じです。
昨日の100円77銭まで下落したことで、「日足」では「雲」を下抜けしています。
ただここには、100円68銭辺りに「120日線」があります。その下には「200日線」が100円04銭近辺に
あるため、最大この水準までの下落があるかもしれません。
同時に「遅行スパン」は「52日線」で下げ止まっていることが確認でき、101円台の攻防が続きそうですが、
テクニカル上ではまだ、踏ん張っているとみることができます。
上記100円04銭が最後のサポートとすれば、やはり100円が「心理的」にも「テクニカル的」にも重要な
節目とみることができそうです。
いつも通り、早朝のオセアニア市場ではNY市場の引けた水準からドル高に振れています。
ドル買いが一巡すると、日本株の下げをにらみながらドル売りに転じる展開が予想されます。
昨日と水準が1円違うことから、ここからのドル下落も限定的と見ることもできそうですが、それでも
日経平均株価が300円を超える下落を見せると、100円台での取引になることは避けられないと思われます。
株価がさらに下落して、500円を超えるようだと100円台半ばの攻防になるかもしれません。
ただ、日本企業の決算発表が続いていますが、企業収益は好調であるため、株価のサポートになるとは思います。
レンジは100円30銭から101円80銭とワイドに予想します。
上値が重い展開ですが、突っ込み売りには注意が必要です。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響 1/3 バーナンキ・FRB議長 「金融環境は改善し住宅市場の不均衡もかなり是正されている。また財政面からの抑制が低下し、そしてもちろん金融緩和政策は継続している。 これらの要素が相まって、向こう数四半期に経済が成長する上で望ましい状況となっている」 1/7 ローゼングレン・ボストン連銀総裁 「今の景気回復は緩慢過ぎる。金融政策の尚早な引締め経済情勢の一段の正常化を遅れさせたくはない」講演で。 1/16 ルー・米財務長官 「日本は<為替レートの利点だけに依存した戦略で長期成長を目指すべきではなく、(為替政策を)注視し続ける」講演で。
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What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2011年(PDF)



