2014年2月28日(金)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ドル円は欧州時間帯にウクライナ情勢の緊迫から102円を割り込み、
一時101円72銭まで下落。ただその後のNYでは耐久材受注が市場予想を
上回ったことや、イエレン議長の議会証言が無難だったことで102円台まで反発。 - ユーロドルは値動きが荒っぽい展開に。1.36台後半から1.36台半ば
まで下落した後、ウクライナの暫定政権がIMFに支援を要請したことやイエレン議長の
議会証言で反発。1.37台前半まで値を戻して引ける。 - 株式市場は続伸。耐久財受注やイエレン議長の証言を好感しダウは74ドル高。
S&P500は過去最高値を更新。 - 債券相場は続伸。ウクライナ情勢を手掛かりに安全資産の米国債への需要が高まった。
長期金利は2.64%まで低下。 - 金は反発し、原油は反落。
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- 1月耐久財受注 → −0.1%
- 新規失業保険申請件数 → 34.8万件
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ドル/円 101.84 〜 102.22 ユーロ/ドル 1.3651 〜 1.3727 ユーロ/円 139.00 〜 140.18 NYダウ +74.24 → 16,272.65ドル GOLD +3.80 → 1,331.80ドル WTI −0.19 → 102.40ドル 米10年国債 −0.020 → 2.646%
本日の注目イベント
- 日 1月全国消費者物価指数
- 日 1月失業率
- 日 1月鉱工業生産
- 独 独 ショイブレ独財務相講演
- 欧 ユーロ圏1月失業率
- 欧 ユーロ圏2月消費者物価指数(速報値)
- 英 カーニー・BOE総裁講演
- 米 10−12月期GDP(改定値)
- 米 2月ミシガン大学消費者信頼感指数(改定値)
- 米 1月中古住宅販売成約指数
- 米 スタイン・FRB理事講演
- 米 コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演
- 米 エバンス・シカゴ連銀総裁講演
- 米 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演
- 加 カナダ12月GDP
上値の重いドル円は、ウクライナで緊張が高まる中、ロシアのプーチン大統領が戦闘機に警戒態勢を
命じたとの報道が流れ、円買いドル売りが強まり、1週間振りに101円台まで下落しました。
一時は101円72銭まで下落しましたが、米耐久財受注が市場予想を上回ったことや、イエレン議長の
議会証言が無難な内容だったことから102円台に値を戻して引けました。
上値が徐々に切り下げってきているものの、下値も固まりつつあり、依然としてもみ合いが続きそうな気配です。
イエレン議長は上院銀行委員会で、「例年にない寒さがある程度影響した」と述べながら、「今後数週間で
やるべきことは、一連の低調な経済統計のうち天候要因として説明できる統計はどの程度あるのか、また弱い
景気展望を反映している部分があるとすれば、それはどの部分なのかを正確に、厳しく見極めることである」と
発言しています。
(ブルームバーグ)
この発言は、まさに個人投資家が知りたい内容そのものであり、イエレン議長が代弁してくれた感があります。
昨年12月と今年1月の、2ヵ月連続の雇用の急激な悪化が天候によるものかどうかが、われわれの知りたい
ところです。
イエレン議長は証言の中で、資産購入のペースを縮小する可能性が高いことと、質疑応答では債券購入は
今年の秋にも終了する可能性が高いことにも触れています。
ドル円は依然として方向感が見えません。
ウクライナ情勢がやや緊迫してきたことで、安全通貨の円が買われやすい状況になっているとも言えますが、一方で
イエレン議長が議会で証言したように、FRBは今後も量的緩和の縮小を行っていくことを改めて示唆しており、
これ自体はドル高円安要因と見られます。
一方ユーロ円の動きが荒っぽくなっており、この動きでドル円も少なからず影響を受けそうです。
ドラギ総裁は昨日の講演で「物価下振れリスクに対応する準備はできている」と述べていることから、今夜の
ユーロ圏の消費者物価指数は極めて重要な意味を持ってきそうです。
その結果次第では、来週のECB理事会で何らかの追加緩和策が発表される可能性が高まってきます。
また、本日は本邦サイドでも消費者物価指数が発表され、黒田日銀総裁の講演も予定されています。
予想レンジは101円70銭〜102円70銭程度と見ます。
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今年に入って新潟や富山などの日本海側で、ダイオウイカなど深海に生息する
魚が相次いで見つかっています。
専門家も海温の変化によるものと説明していますが、本当のところ詳しくは分かっていないとか。
何かの前ぶれといった指摘もありますが、これもこのところ地球上で異常気象が
続いていることと関係があるのかもしれません。
良い週末を・・・・。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響 1/3 バーナンキ・FRB議長 「金融環境は改善し住宅市場の不均衡もかなり是正されている。また財政面からの抑制が低下し、そしてもちろん金融緩和政策は継続している。 これらの要素が相まって、向こう数四半期に経済が成長する上で望ましい状況となっている」 1/7 ローゼングレン・ボストン連銀総裁 「今の景気回復は緩慢過ぎる。金融政策の尚早な引締め経済情勢の一段の正常化を遅れさせたくはない」講演で。 1/16 ルー・米財務長官 「日本は<為替レートの利点だけに依存した戦略で長期成長を目指すべきではなく、(為替政策を)注視し続ける」講演で。 2/5 ロックハート・アトランタ連銀総裁 「経済データの内容は強弱まちまちだが、一般には2014年に関して前向きな見方が強まっている。それには妥当な理由があると考えられる」講演で。 2/6 ドラギ・ECB総裁 「今日、行動しないことを決めた理由は実のところ、状況の複雑さと、さらなる情報の必要性だ」政策金利据え置きを決めた後の記者会見で。 2/18 黒田・日銀総裁 「エンジンの馬力を大幅に上げたので、その性能を十分に生かすためタイヤを強化した」政策決定後後の記者会見で。 2/24 プラート・ECB理事 「物価安定目標が達成されないとわれわれが判断した場合に利用できるツールボックスがある」講演で。 2/27 イエレン・FRB議長 「今後数週間でやるべきことは、一連の低調な経済統計のうち天候要因として説明できる統計はどの程度あるのか、また弱い景気展望を反映している部分があるとすれば、それはどの部分なのかを正確に、厳しく見極めることである」議会証言で。
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What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)
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