2014年3月28日(金)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- アジア市場では一時101円72銭まで売られたドル円は、日経平均株価の 上昇に伴って反発し、102円台前半まで買い戻されました。NY市場でも失業保険 申請件数が改善していたことでドルの上値を試したが、102円台半ばが壁となり 反落し、102円20銭前後で引ける。
- ユーロドルは続落。ECB政策委員会のメンバーが利下げの可能性を排除しない と発言したことを手がかりにユーロ売りが進み、約3週間振りに1.37台前半まで 下げる。
- 株式市場はウクライナ情勢やシティーなど金融株を中心に続落。ダウは4ドル 下落し、ナスダックは22ポイント下げる。
- 債券相場は続伸。30年債が昨年7月以来となる3.5%を下回ったことで、 10年債も続伸し、2.68%まで利回りが低下。
- 金は続落し、2月13日以来の1300ドル割れ。対照的に原油は
101ドル台まで買われる。
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- 10−12月期GDP(改定値) → +2.6%
- 新規失業保険申請件数 → 31.1万件
- 2月中古住宅販売成約指数 → −0.8%
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ドル/円 101.99 〜 102.43 ユーロ/ドル 1.3728 〜 1.3780 ユーロ/円 140.17 〜 140.90 NYダウ −4.76 → 16,264.23ドル GOLD −8.70 → 1,294.70ドル WTI +1.02 → 101.28ドル 米10年国債 −0.009 → 2.683%
本日の注目イベント
- 日 2月失業率
- 日 2月消費者物価指数
- 独 独3月消費者物価指数(速報値)
- 独 独 ワイトマン独連銀総裁講演
- 欧 ユーロ圏3月景況感指数
- 英 英10−12月期GDP(確報値)
- 米 2月個人所得
- 米 2月個人支出
- 米 2月PCEコアデフレーター
- 米 3月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
- 米 ジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演
- 米 エバンス・シカゴ連銀総裁講演
昨日の朝方は、前日のNY市場のドル安を反映して取引が始まり、権利落ち後の日経平均株価が200円を超える
下げを見せたこともあり、一時101円72銭まで「ドル安円高」が進みました。
102円台でのもみ合いから、「下値を試す展開」に転じたと思われたものの、午後から株価がプラスに変わると
102円25銭近辺まで反発して取引を終えました。NY市場でも新規失業保険申請件数が市場予想を下回った
ことでドル買いが進んだものの、102円台半ばが「壁」となって結局抜けきれていません。
再び「102円台前半を中心としたもみ合い」に戻ろうとしています。
101円72銭を底値に反発したことで、「日足」チャートでは依然として「120日線」が機能していることに
なります。
このままでは上値が重いのか、あるいは下値が堅いのか判断に迷います。
ウクライナ情勢の不透感がある一方、米経済指標も寒波の影響を克服してそこそこの内容を見せています。
ドル安材料とドル高材料がちょうどバランスしている状況と見ることもできそうです。
ただ、国内に目を向けてみると、アベノミクスの効果も徐々に賞味期限が切れそうな状況になっています。
「第三の矢」もいま一つ発揮されておらず、今朝の報道にもあったように、株式市場では海外投資家は日本株を
大きく売り越しているようです。
また、黒田日銀総裁は「2%の物価上昇」には自信満々であるものの、多くのエコノミストは「2%は無理」
との見通しを維持しています。
加えていよいよ来週からは「消費税増税」が実施されます。
駆け込み需要の反動から4月以降にはどれほど消費低迷が見られるのか見極める必要がありますが、
多くの企業経営者がその影響については楽観視していることがやや気になります。
消費低迷が短期間で終わるようなら、日銀による「追加緩和」観測が急速に後退し、円買いに繋がりかねない
からです。
FRBによる量的緩和縮小と終了後の利上げの道筋はある程度明らかになってきていますが、日銀がこの先
どう動くのかについては不透明感が増している状況です。
本日も上へも下へも大きく動きにくい展開になりそうです。
102円20銭を中心に上下30銭〜40銭程度のレンジになりそうです。
102円台を放れるのは来週の雇用統計を意識し始めてからということでしょうか。
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このところの暖かさのせいで桜の花もわずかにほころび始めました。
まだ数えるほどですが、さすがに今週末の花見は早すぎるようです。
東京地方では次の土日あたりがベストのタイミングになりそうです。
よい週末を・・・・。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響 2/5 ロックハート・アトランタ連銀総裁 「経済データの内容は強弱まちまちだが、一般には2014年に関して前向きな見方が強まっている。それには妥当な理由があると考えられる」講演で。 2/6 ドラギ・ECB総裁 「今日、行動しないことを決めた理由は実のところ、状況の複雑さと、さらなる情報の必要性だ」政策金利据え置きを決めた後の記者会見で。 2/18 黒田・日銀総裁 「エンジンの馬力を大幅に上げたので、その性能を十分に生かすためタイヤを強化した」政策決定後後の記者会見で。 2/24 プラート・ECB理事 「物価安定目標が達成されないとわれわれが判断した場合に利用できるツールボックスがある」講演で。 2/27 イエレン・FRB議長 「今後数週間でやるべきことは、一連の低調な経済統計のうち天候要因として説明できる統計はどの程度あるのか、また弱い景気展望を反映している部分があるとすれば、それはどの部分なのかを正確に、厳しく見極めることである」議会証言で。 3/19 イエレン・FRB議長 「これは定義するのが難しい問題だが、おそらく6ヶ月前後を意味する」テーパリング終了後のFF金利引き上げのタイミングについて。 3/21 フィッシャー・ダラス連銀総裁 「このペースで資産購入の縮小を続ければ10月までに大規模資産購入が終了することは明白だ」講演で。 3/24 オバマ・米大統領 「ロシアに対し、これまでの行動の代償を払わせることでわれわれは一致している」」G7でロシアへの制裁を決めた後の記者会見で。 3/25 ドラギ・ECB総裁 「ECBのシナリオに対する下方向のリスクが顕在化すれば、当中銀の責務を果たすため追加の金融政策措置をとる用意がある」パリでの講演で。
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