2014年4月14日(月)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ドル円は101円台前半から半ばで一進一退。ミシガン大学消費者マインド
が市場予想を上回ったことでドルが上昇する場面もあったが、株価の下落と
長期金利の低下に上値は抑えられ、101円60銭前後で引ける。 - ユーロドルは横ばい。1.39の大台を再びテストしたが上抜けできず。
- 株価は大幅に続落。JPモルガンの決算が減益だったことと、前日同様
ハイテク株が下げを主導。ダウは143ドル下げ、1万6026ドルと
かろうじて大台は維持。 - 債券相場は続伸。ウクライナ情勢への不安がくすぶり、株価が大幅な
下落を見せたことで買いが優勢となり、長期金利は2.62%まで低下。 - 金は続落し、原油は反発。
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- 米 3月生産者物価指数 → +0.5%
- 米 4月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) →82.6
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ドル/円 101.39〜 101.71 ユーロ/ドル 1.3864 〜 1.3900 ユーロ/円 140.64 〜 141.29 NYダウ −143.37 → 16,026.75ドル GOLD −1.50 → 1,319.00ドル WTI +0.34 → 103.74ドル 米10年国債 −0.026 → 2.620%
本日の注目イベント
- 中 中国 3月マネーサプライ
- 欧 ユーロ圏2月鉱工業生産
- 米 3月小売売上高
- 米 議会予算局が財政赤字見通しを発表
- 米 決算発表 →シティーグループ
先週金曜日のNY市場では、4月のミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことで、ドル円は
買われたものの、101円71銭どまり。
その後は株価が大きく調整する中、長期金利の低下に引っ張られる格好で101円台前半まで下落。
やはり、NY株式市場の動向が相場の動きを左右する展開でした。
NYダウは先週、結局1週間で約400ドルの大幅下落を見せました。
ハイテク株中心のナスダック市場はさらに下げ幅を拡大しており、その前の週では「ザラ場」で史上最高値を
更新する場面さえあったものが、市場のセンチチメントが一変してしています。
ウクライナ情勢の不透明感という悪材料はあるものの、それだけでは今回の大幅下落を説明できません。
割り高になったハイテク株をヘッジファンドなどが手放しているとの報道もありますが、いまいち説明不足で
実態はよくわかりません。
先週ワシントンで「G20」が開催されましたが、ここでは「ロシアへの制裁」ではなく、新興国も含めて
解決策を模索する動きで、ひとまず対立は避けられています。
また、ウクライナでも新ロシア派による暴動に対して、ウクライナ政府は対話の姿勢も見せてはいますが、まだ
混乱は続いている状況です。
ドル円は依然として上値の重い展開が続いています。下値は101円20銭前後が切れるかどうかが目先の焦点です。
3月3日にこの水準で下げ止まり、さらに先週も同様な展開でした。
株価がさらに下落を見せると、101円を割り込み、今年のドルの最安値である、100円77銭前後をテスト
する可能性もあります。
足許ではドル円の調整が長引いており、まだ反発の兆しは見えません。
米経済指標の改善を好感してNY株式市場が大きくは反発するか、日本サイドで追加緩和実施に向けた環境が
整って来るなど、「円売り材料」の台頭が待たれます。
ただ、今週は重要な米経済指標の発表はありません。むしろ16日発表の中国第一四半期GDPが極めて
重要になりそうです。
また日米共に企業決算の発表が多く控えていることから、企業収益の上振れが株価の上昇につながる可能性は
あります。
それでも今回の調整は時間がかかりそうな雰囲気です。
週明けの今朝も、ドル売り円買いが優勢な展開で始まっています。
NY株式の大幅安を受け、日経平均株価も下げ基調で始まりそうです。
予想レンジはやや円高方向を想定して、100円90銭から101円90銭程度にしたいと思います。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響 2/5 ロックハート・アトランタ連銀総裁 「経済データの内容は強弱まちまちだが、一般には2014年に関して前向きな見方が強まっている。それには妥当な理由があると考えられる」講演で。 ------ 2/6 ドラギ・ECB総裁 「今日、行動しないことを決めた理由は実のところ、状況の複雑さと、さらなる情報の必要性だ」政策金利据え置きを決めた後の記者会見で。 ------ 2/18 黒田・日銀総裁 「エンジンの馬力を大幅に上げたので、その性能を十分に生かすためタイヤを強化した」政策決定後後の記者会見で。 ドル高円安が進み、株価は上昇 2/24 プラート・ECB理事 「物価安定目標が達成されないとわれわれが判断した場合に利用できるツールボックスがある」講演で。 ユーロドル1.3770近辺から→1.3708まで下落 2/27 イエレン・FRB議長 「今後数週間でやるべきことは、一連の低調な経済統計のうち天候要因として説明できる統計はどの程度あるのか、また弱い景気展望を反映している部分があるとすれば、それはどの部分なのかを正確に、厳しく見極めることである」議会証言で。 株式市場が好感し上昇。 3/19 イエレン・FRB議長 「これは定義するのが難しい問題だが、おそらく6ヶ月前後を意味する」テーパリング終了後のFF金利引き上げのタイミングについて。 ドル円101円60銭から102円67銭まで急騰 3/21 フィッシャー・ダラス連銀総裁 「このペースで資産購入の縮小を続ければ10月までに大規模資産購入が終了することは明白だ」講演で。 ------ 3/24 オバマ・米大統領 「ロシアに対し、これまでの行動の代償を払わせることでわれわれは一致している」」G7でロシアへの制裁を決めた後の記者会見で。 ------ 3/25 ドラギ・ECB総裁 「ECBのシナリオに対する下方向のリスクが顕在化すれば、当中銀の責務を果たすため追加の金融政策措置をとる用意がある」パリでの講演で。 ユーロドル1.38台前半から→1.37台中半ばへ 3/31 イエレン・FRB議長 「異例のコミットメントはまだ必要であり、この先も当面必要だろう。他の米金融当局者と広く共有している見解だと確信している」講演で。 株式市場は急騰し、ドル円は小幅に下落
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What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2011年(PDF)



