2014年4月18日(金)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ウクライナ情勢がやや沈静化に向けた動きを見せたことで
ドル円は102円47銭まで上昇し、前日の高値を僅かだが更新。
米長期金利が約2週間振りに2.72%台まで上昇したことも
ドル円を押し上げた。 - ユーロドルは依然として1.38台半ばから1.38前後のレンジが
抜けきれずもみ合い。ユーロ円も前日とほぼ同水準で変わらず。 - 株式市場はまちまち。ウクライナ情勢や企業決算を受け、株価指数は
強弱まちまち。ダウは16ドルの下落を見せる一方、ナスダックは
9ポイント高。3連休を控え取引は盛り上がらず。 - 債券相場はウクライナ情勢が好転の兆しを見せたことで大幅に下落。
10年債利回りは2.72%まで上昇。 - 金は反落し、1300ドル台を割り込む。原油価格は小幅に続伸し
104ドル台に。
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- 新規失業保険申請件数 → 30.4万件
- 4月フィラデルフィア連銀景況指数 → 16.6
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ドル/円 102.12〜 102.47 ユーロ/ドル 1.3811 〜 1.3861 ユーロ/円 141.31 〜 141.61 NYダウ −16.31 → 16,408.54ドル GOLD −9.60 → 1,293.90ドル WTI +0.54 → 104.30ドル 米10年国債 +0.085 → 2.721%
本日の注目イベント
- シドニー、ロンドン、NYなど主要市場休場(グッドフライデー)
スイスのジュネーブで行われた4者会談では、ロシアのラブロフ外相が「非合法な武装勢力の武装解除を進める
必要がある」と、これまでの態度を軟化させたことで、クリミア東部地区の緊張が緩和する見通しがでて来ました。
会談はクリミアのロシア編入以来初めてとなり、ウクライナ、ロシア、米、欧の4者が一同に集まりましたが、
ロシアがやや歩み寄る形で共同声明分を発表しました。
ドル円はこの内容を受け前日102円37銭で上値を抑えられ、102円台近辺でもみ合っていましたが、
再び上昇に転じ102円47銭を記録し、僅かですがドルの高値を更新しています。
ただそれでも「日足」チャートの「雲」の入り口で留まっており、「52日線」と「120日線」も微妙に
絡んでいる状況です。
当然ですが、ここからが上方にある「雲」との戦いになります。
この「雲」は比較的厚く、上抜けするには103円台前半を明確に抜ける必要があります。
昨日は上記ウクライナ情勢にやや明るさが見え始めたことから、安全資産の債券が売られ、米長期金利は約
2週間振りに2.72%台まで上昇しドル高につながっています。
それでもここから103円台前半を抜けるにはドルへの支援材料が足りません。
米長期金利の一段高と、株価がさらに上昇し「リスクオン」の流れが加速することが必要です。
102円台半ばまでドル高が進んだことで、101円台前半が底堅かったことが確認され、100円割れの
リスクはさらに後退しました。
しかし昨日の4者会談ではロシアが譲歩する姿勢を見せてはいますが、これでロシアがクリミア東部への介入を
全面的にやめるとは思えません。
依然としてロシアの今後の出方が注目されます。
先週の新規失業保険申請件数は30万4000件で、前の週からは僅かに悪化したものの、同指標の改善傾向が
鮮明です。
より変動の少ない4週移動平均では31万2000件と、2007年10月以来の低水準です。
2007年10月といえば、サブプライムローン問題が表面化し、「パリバショック」で金融市場が揺れた
直後になり、同指標に関しては「リーマンショック」以前の水準まで回復してることになります。
直接的にはつながらないとしても、今後の雇用統計への改善期待が広がります。
本日はウクライナ情勢の好転もあり、日本株はやや買い先行で展開しそうです。
ドル円が102円半ばを上抜け、「雲」の中を力強く上昇できるかどうかといったところです。
市場の相場観はまだドル高には懐疑的です。
従って102円50銭から103円にかけてはドル売りオーダーも集まりやすいと見られます。
それらをこなして上昇できるかが注目されます。
本日のレンジは102円10銭〜102円80銭程度を予想します。
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世界的にも物価の高いことで知られているのがスイスです。
しかしスイスで高いのは物価だけではありません。
ブルームバーグの調査によれば、賃金の高さも世界有数のようです。
スイスでは5月18日の国民投票で承認されれば、最低賃金が引きあげられるそうです。
国民投票では時給22スイスフラン(約2500円)、もしく月給4000スイスフラン
(約45万4000円)の最低賃金基準設定が問われるそうです。
日本の最低賃金は、時給764円程度だそうですが、なんと3倍以上です。
労働者にとっては歓迎ですが、経営者にとっては厳しい「固定費」になります。
よい週末を・・・・。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響 2/5 ロックハート・アトランタ連銀総裁 「経済データの内容は強弱まちまちだが、一般には2014年に関して前向きな見方が強まっている。それには妥当な理由があると考えられる」講演で。 ------ 2/6 ドラギ・ECB総裁 「今日、行動しないことを決めた理由は実のところ、状況の複雑さと、さらなる情報の必要性だ」政策金利据え置きを決めた後の記者会見で。 ------ 2/18 黒田・日銀総裁 「エンジンの馬力を大幅に上げたので、その性能を十分に生かすためタイヤを強化した」政策決定後後の記者会見で。 ドル高円安が進み、株価は上昇 2/24 プラート・ECB理事 「物価安定目標が達成されないとわれわれが判断した場合に利用できるツールボックスがある」講演で。 ユーロドル1.3770近辺から→1.3708まで下落 2/27 イエレン・FRB議長 「今後数週間でやるべきことは、一連の低調な経済統計のうち天候要因として説明できる統計はどの程度あるのか、また弱い景気展望を反映している部分があるとすれば、それはどの部分なのかを正確に、厳しく見極めることである」議会証言で。 株式市場が好感し上昇。 3/19 イエレン・FRB議長 「これは定義するのが難しい問題だが、おそらく6ヶ月前後を意味する」テーパリング終了後のFF金利引き上げのタイミングについて。 ドル円101円60銭から102円67銭まで急騰 3/21 フィッシャー・ダラス連銀総裁 「このペースで資産購入の縮小を続ければ10月までに大規模資産購入が終了することは明白だ」講演で。 ------ 3/24 オバマ・米大統領 「ロシアに対し、これまでの行動の代償を払わせることでわれわれは一致している」」G7でロシアへの制裁を決めた後の記者会見で。 ------ 3/25 ドラギ・ECB総裁 「ECBのシナリオに対する下方向のリスクが顕在化すれば、当中銀の責務を果たすため追加の金融政策措置をとる用意がある」パリでの講演で。 ユーロドル1.38台前半から→1.37台中半ばへ 3/31 イエレン・FRB議長 「異例のコミットメントはまだ必要であり、この先も当面必要だろう。他の米金融当局者と広く共有している見解だと確信している」講演で。 株式市場は急騰し、ドル円は小幅に下落
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What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)
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