今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年10月6日(月)


おはようございます。


 東京地方は朝から冷たい雨が降っていますが,

先週の土日快晴に恵まれ、秋を満喫してきました。

朝から庭木を切り、自治会の「防災訓練」にも参加し、放水車を使っての

本格的な放水訓練。

夕方から公園でジョギングを行い軽く汗をかき

一風呂浴びた後は冷えたシャルドネとミモレット。

虫の音を聞きながらの読書も一興かと思います。

こんな時に思い出す歌は吉田たくろうの「旅の宿」です。

短い秋を楽しんで下さい。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 金融安定化法案が賛成多数で下院で可決し、ドルが買われる場面がありましたが それまで300ドル以上上昇していたNYダウが急速に値を下げると、ドル・円も 売られ、105円前半へ。
  • 9月の雇用統計では比農業者部門の雇用者数がマイナス159千人と今年最大の マイナスになるなど、雇用が一段の悪化をみせました。
  • 米銀大手ウェルズ・ファーゴがワコビアを買収するとのニュースでNYダウが上げましたが、シテーとの法廷闘争に発展しそうな状況です。  
  • 9月失業率 → 6.1%(変わらず)

ドル/円104.50〜 106.15
ユーロ/円145.04 〜 146.62
NYダウ−157.47 → 10,325.38ドル
Gold−11.10 → 833.20
WTI−0.09 → 93.88
米10年国債−0.030 → 3.609%


本日の注目点

  • 日 日銀金融政策決定会合(7日まで)
  • 欧 ユーロ圏財務相会合(ルクセンブルク)

金融安定化法案が下院をひとまず可決したとの報はドル上昇にプラスに働いたものの

大幅な雇用統計悪化がほとんど無視された格好でした。

前月比マイナス159000人は今年最悪だった先月のほぼ倍。1月からの累計も764千人の

マイナスになっています。

これほどの悪い数字にも市場は反応を見せませんでした。

市場は概ねマイナス10万人を予想していましたので、この数字を見た瞬間は「2円くらいの

円高かな」とイメージしていましたが、実際は全くの無反応。この状況では年内一杯さらに悪化し、

米雇用は最も厳しい時期を迎えるでしょう。

今後雇用の悪化が個人消費低迷へと米実態経済に浸透し、景気の足を引っ張ることが予想されますが、

問題はこの影響が既に欧州に飛び火し、欧州各国の金融機関の経営が深刻になってきていることです。

先週末には、英独仏伊の欧州四カ国は緊急会合を開き対応策を検討し始めました。

中でもドイツの不動産大手は資金繰りが逼迫し、対応策の練り直しを迫られている状況です。

今後急速に、欧米の金利引き下げ論が台頭してくることは必至かと思われます。

今朝の東京市場ではこれらの動きを先取りする形で、既にユーロ・ドル、ユーロ・円が大きく

売らています。値ごろ感でもユーロ・円の買い向かいは避けたいところです。



2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF) 2008年8月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
9/11 ボラード
NZ総裁
NZ経済が軽度のリセッション(景気後退)局面にあることは明らか
インフレ期待は依然懸念だ
-----
9/4 トリシェ
ECB総裁
景気の先行きについて「次第に下振れリスクが高まっている。」と発言。
ECB総裁 インフレへの警戒については「物価安定のためならあらゆる手段
をとる。」と発言
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9/4 ユンケルルクセンベルク
首相(ユーロ圏議長)
「ユーロは過大評価されている。」 ユーロ・円155円台→151円台へ
ユーロ・ドル1.45→1.43台へ

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和