2014年6月3日(火)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ドル円は東京時間で上昇し102円台に乗せた流れを受け さらに上昇。経済指標や株高、長期金利の上昇を手がかりに 102円49銭まで買われ、1ヶ月振りのドル高水準を記録。 その後やや下落するも高値圏で引ける。
- ドル高が進み、ユーロドルも再び1.36台を割り込む。 ドイツの消費者物価指数が予想を下回ったことでユーロ売りが進み 1.3588まで売られた。
- 株式市場はISM製造業景況指数が発表後2度も訂正されたことも あり、動きが定まらずまちまち。ダウとS&P500は最高値を更新し、 ナスダックは小幅に下落。
- 債券相場は大幅に反落。製造業景況指数が前月を上回ったことや 株高を背景に売り物が膨らんだ。長期金利は約1ヶ月振りに2.52%台 まで上昇。
- 金はドル高に押され6日続落。原油も続落し102ドル台に。
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- 5月ISM製造業総合景況指数 → 55.4
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ドル/円 102.04 〜 102.49 ユーロ/ドル 1.3588 〜 1.3628 ユーロ/円 138.82 〜 139.31 NYダウ +26.46 → 16,743.63ドル GOLD −2.00 → 1,244.00ドル WTI −0.24 → 102.47ドル 米10年国債 +0.057 → 2.527%
本日の注目イベント
- 豪 豪4月小売売上高
- 豪 RBAキャッシュターゲット
- 日 5月マネタリーベース
- 中 中国 5月非製造業PMI
- 中 中国 5月HSBC製造業PMI(改定値)
- 欧 ユーロ圏4月失業率
- 欧 ユーロ圏5月消費者物価指数(速報値)
- 米 ジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演
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ドル円は昨日の東京時間に102円台に乗せ、102円09銭まで上昇しました。
日経平均株価が予想以上に伸び、一時は先週末比330円ほど上昇する場面もあり、株価の下落による
ドル安の懸念がやや後退しています。
それでも102円台に乗せると、実需などのドル売りも旺盛で、重要なレジスタンスである
102円20−30銭近辺を抜けたのはやはり海外市場でした。
NYではドル買い材料が揃い、一時は102円49銭まで上昇し、上記レジスタンスの上抜けに
成功しています。
ISM製造業景況指数が途中2度も訂正されながらも、結局前月を上回り、株式市場ではダウ平均と
S&P500が史上最高値を更新し、さらに、これまでドル円の上値を抑えてきた長期金利は1ヶ月振りに
2.52%台まで上昇し、ドル高を牽引しました。
ドル円は102円に入ると売りに押され、徐々に103円が遠くなっていましたが、「米金利低下」
という重石が一旦取れたようにも思え、今度は100円割れが遠のいてきた印象があります。
まだこのまま昨年末のような明確な上昇トレンドに入ったとは思えませんが、徐々に上値でのドル売りを
こなして緩やかなドル高が進むことは十分考えられます。
テクニカルを見ると、「8時間足」までの短期的な時間足では、重要な移動平均線は全て上抜けが完了して
います。
また「MACD」もプラス圏に入っており、上昇機運が伺えます。
「日足」では、102円50銭前後に「雲」があり、その上の102円70銭には「120日線」が
控えているため、102円50−70銭辺りが次の重要なレジスタンスと考えられます。
ただこの「雲」の厚さをみると、それ程厚みもなく、材料次第では抜くことはそれ程難しくないと予想されます。
また102円台半ばを大きく超えれば、「ストップ」のドル買いも持ち込まれる可能性があります。
今年も約半分が過ぎ、ドル円は市場が予想した動きと逆行しているのが現状です。
日米のファンダメンタルズや金融政策の違いが昨年末と変わっていないとすれば、日柄的にもそろそろ
変化のタイミングを迎えてもおかしくありません。
103〜105円に向かうにはまだ簡単ではありませんが、好調な米景気に伴う日米金利差の拡大で
年後半には、ドルが堅調に推移していくというメインシナリオは維持しておきたいと思います。
本日も為替が円安に振れたことで株価は堅調に推移しそうです。
日経平均株価が1万5000円に乗せ、この大台を維持できれば、上記重要な水準を試す動きも
考えられます。
102円〜102円80銭程度を予想レンジにしたいと思います。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響 4/22 ウイリアアムズ・サンフランシスコ連銀総裁 「今年の米経済はおそらく2.5%−3.0%成長となり、失業率は年末までに6.25%に低下する。」講演で。 ------ 5/7 イエレン・FRB議長 「実施時期に関して、機械的に決められた方式やタイムテーブルは存在しない」議会証言で利上げの時期について答えて。 ドル円は101円台半ばから102円前後まで上昇 5/8 ドラギ・ECB総裁 「次回会合で行動することにやぶさかではない」理事会後の記者会見で。 ユーロドル1.3995から→1.38台前半へ 5/14 プラート・ECB理事 「条件付になるだろうが、銀行に一段の長期資金を提供することは可能。再利下げも可能。複数の措置の組み合わせも考えられる」ドイツ紙とのインタビューで。 ...... 5/15 黒田・日銀総裁 「必要であれば、2%の物価目標を達成するための方法、手段、選択肢はたくさんある」都内の講演でで。 ドル円101円85銭から→102円12銭まで上昇 5/26 ドラギ・ECB総裁 「われわれはインフレが低すぎる状態が過度に長期化すること容認する考えはない」ポルトガルで行われたフォーラムで。 ----- 5/28 ロックハート・アトランタ連銀総裁 「最初の利上げは15年後半になる可能性が強い」ルイジアナ州立大学での講演で。 -----
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