今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年10月8日(水)


おはようございます。


昨日、ソフトバンク王監督のユニフォーム姿最後の試合がありました。

野村楽天との試合は残念ながら延長12回サヨウナラ負けで終わりましたが、

王監督は「ある意味、野球が好きな僕らしい試合でした。12回もやれましたから」

とコメントしていました。

王監督の性格がにじみ出ている言葉ですね。

昨日のTVの回顧シーンにもありましたが、荒川氏から「一本足打法」

を伝授されてやや薄暗い部屋で素振りをしていたあの強靭な肉体も

長嶋監督同様、病には勝てませんでした。

本当に一つの時代が終わったことを感じたのは私一人ではなかったと思います。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • FRBによるCPを購入する制度を創設するとの発表で、NYダウが
    上昇し、ドルの堅調に始まりました。
  • バーナンキFRB議長は講演で「現行の政策がが適切であるかどうか
    よく考えなくてはならない。」と発言し、金融緩和を示唆したことから、ドルが
    軟調に転じ、101円目前まで下落しました。
  • 一時160ドルを超える上昇を見せた株式市場が下落し、結局508ドルの 大幅な下げを記録し。9500ドルの節目もあっさり割っています。
  • FOMCの議事要旨では「金融市場が悪化する場合には政策対応が必要」との 議論が交わされていたことが判明し、早期金利引き下げへの期待感が台頭。

ドル/円101.06 〜 102.84
ユーロ/円137.55 〜 141.09
NYダウ−508.39 → 9,447.11ドル
Gold+15.80 → 882.00ドル
WTI+2.25 → 90.06ドル
米10年国債+0.053 →  3.510%


本日の注目点

  • 欧 ユーロ圏第2四半期GDP(確報値)
  • 欧 独8月鉱工業生産

日米欧ともに株式市場との「相関度」が高まっており、為替の先行きを読むと

言うより、株をどう読むかが重要のようです。

その中でも、NYダウが先行指標となっており非常に注目度が高くなっています。br>
そのNYダウもこのところは一日の値幅が500ドル〜1000ドルと荒れており、落ち着きどころが

見えません。
世界的に信用収縮が起きており、キャッシュポジションを高めておきたいと思うのは自然の

流れで。今後株式だけではなく、債券<も売られ始める可能性があります。br>
今朝の新聞では国内最大の投信「グロソブ」の基準価格がほぼ8年ぶりに7000円を

割り込み、解約が相次いでいると報じていまが、個人投資家もキャッシュ回収に走っています。

一方、米国ではこの動きが一般企業にまで波及しており、重要な資金調達手段の一つである

「CP]での調達が困難になりつつあります。今後「CP市場」が機能しなくなるような

事態になると企業収益に大きな影響を与え、それが株式市場の下落に繋がるなどの悪循環

に陥る可能性も考えられ、FRBは早めに行動したと思われます。

昨日のバーナンキ議長が利下げを示唆しましたが、先進国での協調利下げの環境も整ってきた

ようです。

ECBのトリシェ総裁も昨日のフランス、エビアンでの講演では

「あらゆる措置をとる局面にある。」

と利下げに含みを持たせた発言をしています。

FRB、ECBは年内に利下げがあると観ています。

非常に厳しい市場環境が続いております。

そのため相場の動きは過度に神経質になっており、瞬時に変動します。

リスク・コントロールをしっかり行い、ご自分にあったトレードを行ってください。




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What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
9/11 ボラード
NZ総裁
NZ経済が軽度のリセッション(景気後退)局面にあることは明らか
インフレ期待は依然懸念だ
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9/4 トリシェ
ECB総裁
景気の先行きについて「次第に下振れリスクが高まっている。」と発言。
ECB総裁 インフレへの警戒については「物価安定のためならあらゆる手段
をとる。」と発言
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9/4 ユンケルルクセンベルク
首相(ユーロ圏議長)
「ユーロは過大評価されている。」 ユーロ・円155円台→151円台へ
ユーロ・ドル1.45→1.43台へ

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和