今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年10月10日(金)


おはようございます。


金融パニックは収まりそうにありません。

株式市場、為替市場などとても手の出せる、状況ではありません。

無理をせずに、「嵐の去るのをじっと待つ。」

プロでも勝てない相場が続いています。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ポールソン財務長官の緊急発言から、公的資金注入に期待が膨らみ ドル・円は100円後半から101円台での取引で始まり、NYダウも 190ドル上昇しる局面もありました。
  • 午後にはいるとGMの格付け見直しとの報道をきっかけに、大幅な下げに 転じ、ドル・円も100円を割り込む水準にまで下落しました。
  • 結局、NYダウは金融、自動車、通信をはじめ全面安の中、前日比678 ドル。
  • 週間新規失業保険申請件数 → 47万8千件(予想を上回る)

ドル/円99.50 〜 101.49
ユーロ/円135.09〜 138.91
NYダウ−678.91 → 8,579.19ドル
Gold−2.00 → 886.50
WTI−2.36 → 86.59
米10年国債+0.147 → 3.796%


本日の注目点

  • G7(ワシントン)
  • 米 8月貿易収支

NYダウが下げ止まりません。

前日比678ドルもの大幅下げを記録しました。

通常なら「自律反転」が期待できる水準でも下げが止まりません。

今週月曜日から木曜日までのNYダウ下げ幅は1833ドルにも達しました。

やはりこれまでに経験したことのない「金融危機」ということでしょうか。

今朝の日経平均も大幅安で取引が始まりました。

「負の連鎖」がどこかの主要市場で断ち切れないと、全通貨に対する円高は

止まらず、その役割は今回こそ「東京市場」であって欲しいと世界中が注目している

状況です。今回の「G7]ではメガバンクのトップもワシントンに飛び

IMF総会に出席する予定です。

為替市場の「円買い」はひとまず相対的にリスクの少ない円への逃避であり、

かなりの勢いがついています。こうなると全てのテクニカルでは判断できず、

市場はパニック状態です。


2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF) 2008年8月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
9/11 ボラード
NZ総裁
NZ経済が軽度のリセッション(景気後退)局面にあることは明らか
インフレ期待は依然懸念だ
-----
9/4 トリシェ
ECB総裁
景気の先行きについて「次第に下振れリスクが高まっている。」と発言。
ECB総裁 インフレへの警戒については「物価安定のためならあらゆる手段
をとる。」と発言
-----
9/4 ユンケルルクセンベルク
首相(ユーロ圏議長)
「ユーロは過大評価されている。」 ユーロ・円155円台→151円台へ
ユーロ・ドル1.45→1.43台へ

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和