今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]



2014年8月12日(火)




ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は102円台で小動き。日経平均株が上昇し、 週明けのNY株式市場も安定してことでドル円は終始102円台 前半でもみ合い。
  • ユーロドルは1.34では伸び悩み、1.33台後半まで 押し下げられる。
  • 株式市場は小幅ながら続伸。ロシアとウクライナの緊張が 緩和していると見方からダウは18ドル上昇し、他の株価指数も 小幅に上昇。
  • 債券市場は株高の影響から小幅のい続落。長期金利は 2.429%にやや上昇。
  • 金は続落し、原油は3日続伸。
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    ドル/円102.07〜 102.23
    ユーロ/ドル1.3381 〜 1.3396
    ユーロ/円136.63 〜 136.81
    NYダウ+16.05  → 16,569.98ドル
    GOLD−0.50 → 1,310.50ドル
    WTI+0.43     → 98.08ドル
    米10年国債+0.009  → 2.429%



    本日の注目イベント

      
  • 独   独8月ZEW景況感指数
  • 欧   ユーロ圏8月ZEW景況感調査
  • 米   7月財政収支 
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    先週末のNY株式市場の大幅を受け、昨日の日経平均株価は大幅に反発し、ひとまずリスク回避の流れが


    止まりました。


    ドル円もその流れを受け、小動きながらも終始102円台前半で<推移し、またもとの定位置に戻った


    感じです。





    昨日もNY株式市場は小幅ながら続伸しています。ロシアとウクライナの緊張がやや緩和している


    との観測や、米軍の空爆でイラクの過激派組織が後退するとの期待感が背景になっています。


    っとも、ドル円は米長期金利が戻したとはいえ、2.42%台で推移しており、依然として低位で


    安定しています。このため米金利との相関関係が強いドル円は、米金利の先高感が台頭しないと


    上昇しにくい状況が続いています。





    FRBのフィッシャー副議長がストックホルムで講演し、米国では労働力の供給が伸び悩んでいる ことが、長期的な経済成長の鈍化につながりかねず、「懸念材料」だと述べています。


    また、政策金利引き上げに関しても、引き上げの時期が到来した場合、「目標水準近くに維持するための


    手段」があるとし、「短期金利を最終的に正常化する上で、超過準備の付利引き上げが中心的な


    役割を果たし得る」と付け加えています。


    市場はこの発言にはほとんど反応してはいません。





    引き続き株価の行方が気になるところですが、ウクライナ問題もイラク問題も、このまま沈静化する


    可能性は低く、今後もこれら「地政学的リスク」に踊らされる場面もあろうかと思います。


    ただ、これ以上に事態が悪化しなければ、学習効果もでてくることから先週のような混乱は避けることが


    できるようにも思います。





    ユーロドルは1.34台半ば上が重くなっているようですが、先週末に発表になったシカゴの通貨先物


    を見ると、ユーロはさらに売り持ちが増加していました。


    ネットの枚数は12万8000枚と、前の週から焼く2万枚も増えています。


    またドル円の方も、約2万枚増え9万5000枚と、こちらの高水準です。


    これらからは、いずれもドル高が進むと予想していることが伺えます。





    本日はk為替も株も大きな動きはなさそうです。


    レンジは101円80銭〜102円50銭程度と予想します。















    What's going on ?」とは・・・
    会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
    為替はさまざま事が原因で動きます。
    その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


    日時 発言者 内容 市場への影響
    6/5 ドラギ・ECB総裁 「今回のは意味の大きいパッケージだったと思う。しかし、これで終わりかと問われれば答えはノーだ」追加緩和を実施した後の記者会見で。  ユーロドルは1.3503まで下落した後、1.3667まで反発。 
    6/18 イエレン・FRB議長 「経済データが強めの内容を示せば時期が早まることになるが、反対に弱めの内容を示せば遅れることもあり得る」利上げのタイミングについて。 ドルが主要通貨に対して下落
    6/24 カーニー・BOE総裁 「労働市場に想定していたよりも大きな余剰能力があることを賃金動向が示唆している」議会証言で。  ポンド円 173円60銭レベル→172円90銭近辺に 
    7/9 ブラード・セントルイス連銀総裁 「失業率低下で、インフレ率は(FRBの目標である)2%を大きく上回るだろう」ブルームバーグとのインタビューで。  ------
    7/15 イエレン・FRB議長 労働市場の改善が予想よりも早いペースで続いた場合「現在想定しているよりも早期に、そして早いペースで行われる公算が大きい」利上げのタイミングについて。 ドルが主要通貨に対して上昇
    7/30 FOMC声明文 「インフレ率が2%を下回り続ける可能性は幾分低下した」    -----   
    8/7 ドラギ・ECB総裁 「地政学的リスクの高まりと新興市場・地域および国際金融市場の動向が、経済環境に悪影響を与える可能性がある」記者会見で。  ユーロドルは1.33台後半から1.3337まで下落。 

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    外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和