2014年8月29日(金)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
高まりや、米金利の低下を材料に下値をテスト。欧州時間には
一時103円55銭辺りまで円買いが進んだが、その後米景気の
好調さを示す経済指標に反発し、103円70−75銭近辺で引ける。
買われたものの、依然として戻りは限定的となりウクライナ情勢の
悪化に1.31台半ばまで売られる。ECBの追加緩和観測から
再び直近安値近辺までユーロ安が進行。
だったことから下落。ダウは4日振りに反落し、その他の指標も下落。
の影響から米国債へも資金流入が続き、10年債は2.36%台まで低下。
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| ドル/円 | 103.66〜 103.90 |
| ユーロ/ドル | 1.3159 〜 1.3186 |
| ユーロ/円 | 136.53 〜 136.81 |
| NYダウ | −42.44 → 17,079.57ドル |
| GOLD | +7.00 → 1,290.40ドル |
| WTI | +0.67 → 94.55ドル |
| 米10年国債 | −0.023 → 2.337% |
本日の注目イベント
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ドル円は徐々に上値を切り下げ、昨日は104円台を見ることもありませんでした。
欧州時間にはウクライナ情勢の悪化などから下値を試し、103円55銭近辺まで円買いが進みましたが
「200日線」(1時間足)に下落を止められ、好調な米景気を示す指標にややドルが反発していています。
地政学的リスクと好調な米景気が綱引きを行っている格好です。
ドル円の103円台半ばまでの下落は想定内の動きと言えます。
先週のイエレン議長の講演で一気に104円台半ばまで円安に持っていかれましたが、発言の内容は
これまでの慎重な言い回しと大きく異なってはいませんでした。
104円台半ばまで円安に振れたこと自体が個人的には「驚きだった」と、この欄でも書きましたが、
これは週明け月曜日早朝独特の「流動性の低さ」が大きな要因だったと言えます。
ドル円はその後3日続けて104円台まで反発しましたが、ことごとく押し戻されています。
特に東京時間帯でのドル売り意欲は思ったより根強いものがあるという印象でした。
そして昨日1日は104円台には一度も届いていません。
このように徐々に104円台が重いというイメージが出来つつあります。
しかし、昨日のGDP改定値が上方修正されたように、米国から発表される経済指標は好調です。
101〜103円のレンジを上抜けしたという事実とあいまって、ドル円は再度104円台半ばを
試しに行くと予想しています。
ただ、ウクライナ情勢が再び緊張の度合いを強めて来ました。
ロシア軍1000人がウクライナ東部のドネツク州に侵攻したとの情報です。
今週火曜日にはロシアとウクライナの首脳会談が行われ、プーチン大統領は「前向き」とのコメントを
残した矢先のことです。
もっともこの言葉も、多くの人は信じていなかったことも事実ですが。
豪ドル円が堅調です。
昨日も朝方、第2四半期の民間設備投資が発表され、予想を上回ったことから97円台を回復して
います。
既に今年の最高値である96円台半ばを上抜けしています。
ドル円が円安傾向を示していることもあり、豪ドル円への投資は妙味があると考えています。
いずれは昨年春先の100円台まで回復してくる可能性は十分あると予想しています。
97円台では利益確定の売り物も出やすい状況ですが、それらをこなしていけるかどうかが
ポイントになりそうです。
テクニカルでは明らかに上昇を示唆していると見ています。
本日のレンジは103円50銭〜104円10銭程度と予想します。
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まもなく8月も終わります。
この夏は「暑い」というイメージしか残っていませんが、西日本では豪雨の影響で
多くの住民が被害にあわれました。
四国で記録的な雨量だった後、広島では豪雨による土砂災害で多くの人が亡くなっています。
改めて自然の力には驚かされました。
良い週末を・・・・。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 6/5 | ドラギ・ECB総裁 | 「今回のは意味の大きいパッケージだったと思う。しかし、これで終わりかと問われれば答えはノーだ」追加緩和を実施した後の記者会見で。 | ユーロドルは1.3503まで下落した後、1.3667まで反発。 |
| 6/18 | イエレン・FRB議長 | 「経済データが強めの内容を示せば時期が早まることになるが、反対に弱めの内容を示せば遅れることもあり得る」利上げのタイミングについて。 | ドルが主要通貨に対して下落 |
| 6/24 | カーニー・BOE総裁 | 「労働市場に想定していたよりも大きな余剰能力があることを賃金動向が示唆している」議会証言で。 | ポンド円 173円60銭レベル→172円90銭近辺に |
| 7/9 | ブラード・セントルイス連銀総裁 | 「失業率低下で、インフレ率は(FRBの目標である)2%を大きく上回るだろう」ブルームバーグとのインタビューで。 | ------ |
| 7/15 | イエレン・FRB議長 | 労働市場の改善が予想よりも早いペースで続いた場合「現在想定しているよりも早期に、そして早いペースで行われる公算が大きい」利上げのタイミングについて。 | ドルが主要通貨に対して上昇 |
| 7/30 | FOMC声明文 | 「インフレ率が2%を下回り続ける可能性は幾分低下した」 | ----- |
| 8/7 | ドラギ・ECB総裁 | 「地政学的リスクの高まりと新興市場・地域および国際金融市場の動向が、経済環境に悪影響を与える可能性がある」記者会見で。 | ユーロドルは1.33台後半から1.3337まで下落。 |
| 8/18 | ドイツ連銀月報 | 「第2四半期の停滞後、ユーロ圏経済が回復基調を取り戻す兆候はあるものの、春季の予想通りのペースには達しないだろう。通貨同盟参加国の一部で景気の勢いは予想より弱い。同時に、ウクライナやその他地域での紛争の結果である東欧での地政学リスクの高まりによる企業景況感へのい悪影響が増しているようだ」 | ----- |



