2014年9月8日(月)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
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| ドル/円 | 104.68〜 105.26 |
| ユーロ/ドル | 1.2943 〜 1.2990 |
| ユーロ/円 | 135.81 〜 136.35 |
| NYダウ | +67.78 → 17,137.36ドル |
| GOLD | +0.80 → 1,267.30ドル |
| WTI | −1.16 → 93.29ドル |
| 米10年国債 | +0.010 → 2.460% |
本日の注目イベント
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ドル円は8月の米雇用統計で雇用者の伸びが予想外に低調だったことで発表直後に売られ、一時は
104円68銭まで下落しましたが、そこから切り返し結局NY市場の終値は105円台に乗せています。
雇用者増の鈍化は「一時的」との見方が優勢で、「米景気の拡大傾向は変わらない」といった声が多かった
ようです。
8月の非農業部門雇用者数は市場予想の22万人の増加に対して14.2万人でした。
これでFRBが目標とする20万人を7ヶ月振りに下回ったことになります。
また、7月分については20.9万人から21.2万人に上方修正されましたが、6月分については
29.8万人から26.7万人に下方修正され、こちらはニュートラルといったところでしょうか。
先週ドル円は105円71銭までドル高が進行しました。
米利上げ観測が早まる一方、消費増税の影響がじわじわと出始めたことで日銀による追加緩和観測も噂され
始めたことが背景でした。
先週末の雇用統計ではややサプライズでしたが、それでもドル円は105円台まで反発しており、週明けの
オセアニア市場でも、ほぼ雇用統計前の水準まで戻っています。
高値から丁度1円ほど下落したことで「調整」を終えた感じもしますが、これまでのドル円の動きからすれば
やや上昇スピードが速いことは否めません。
今後は恐らく105円を挟む展開に落ち着くのではないかと予想しています。
重要なのは来週のFOMCです。
良好な経済指標が確認されていることから、FOMCで利上げに向けて明確なメッセージを市場に向けて
発信するのかどうかがポイントになりそうです。
「タカ派」の代表格の一人であるフィラデルフィア連銀のプロッサ−総裁は6日の講演で、米経済がFRBの
目標にさらに大きく近づいており、目標達成まで金利をゼロ近くに据え置くことは「危険な戦略だ」との
見解を示しています。
一方「ハト派」の一人であるボストン連銀のローゼングレン総裁は、米雇用市場における余剰リソースが
引き続きインフレを目標未満に抑制しているとして、FOMCは景気刺激の巻き戻しを急ぐべきではないとの
見方を示しています。
このようにFOMCメンバーの中でも依然として意見が分かれており、イエレン議長の手腕が試されるところ
ですが、イエレン議長自信が「超ハト派」から、「中立」に変わってきたとの見方もあります。
来週のFOMCでどのようなメッセージが発せられるか、年末に向けた相場を予想する上で非常に重要な
イベントと言えます。
本日は雇用統計の結果も消化しつつ、ドル円はどこまで上値を試せるかという流れになるのではないかと
見ています。
レンジは104円70銭から105円40銭程度を予想します。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 6/5 | ドラギ・ECB総裁 | 「今回のは意味の大きいパッケージだったと思う。しかし、これで終わりかと問われれば答えはノーだ」追加緩和を実施した後の記者会見で。 | ユーロドルは1.3503まで下落した後、1.3667まで反発。 |
| 6/18 | イエレン・FRB議長 | 「経済データが強めの内容を示せば時期が早まることになるが、反対に弱めの内容を示せば遅れることもあり得る」利上げのタイミングについて。 | ドルが主要通貨に対して下落 |
| 6/24 | カーニー・BOE総裁 | 「労働市場に想定していたよりも大きな余剰能力があることを賃金動向が示唆している」議会証言で。 | ポンド円 173円60銭レベル→172円90銭近辺に |
| 7/9 | ブラード・セントルイス連銀総裁 | 「失業率低下で、インフレ率は(FRBの目標である)2%を大きく上回るだろう」ブルームバーグとのインタビューで。 | ------ |
| 7/15 | イエレン・FRB議長 | 労働市場の改善が予想よりも早いペースで続いた場合「現在想定しているよりも早期に、そして早いペースで行われる公算が大きい」利上げのタイミングについて。 | ドルが主要通貨に対して上昇 |
| 7/30 | FOMC声明文 | 「インフレ率が2%を下回り続ける可能性は幾分低下した」 | ----- |
| 8/7 | ドラギ・ECB総裁 | 「地政学的リスクの高まりと新興市場・地域および国際金融市場の動向が、経済環境に悪影響を与える可能性がある」記者会見で。 | ユーロドルは1.33台後半から1.3337まで下落。 |
| 8/18 | ドイツ連銀月報 | 「第2四半期の停滞後、ユーロ圏経済が回復基調を取り戻す兆候はあるものの、春季の予想通りのペースには達しないだろう。通貨同盟参加国の一部で景気の勢いは予想より弱い。同時に、ウクライナやその他地域での紛争の結果である東欧での地政学リスクの高まりによる企業景況感へのい悪影響が増しているようだ」 | ----- |
| 9/6 | プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁 | 米経済がFRBの目標にさらに大きく近づいており、目標達成まで金利をゼロ近くに据え置くことは「危険な戦略だ」講演で。 | ------ |



