2014年9月10日(水)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
ことを手がかりに続伸。一時106円47銭までドル高が進んだ後、
株価の下落にドルが売られ106円15−20銭で引ける。
1.29台半ばまでユーロ買戻しが優勢となり、対円でも137円台
半ばまで反発する。
97ドル下げ、かろうじて1万7000ドル台をキープ。
根強く、長期金利は1ヶ月振りに2.51%まで上昇する場面も。
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| ドル/円 | 106.04〜 106.47 |
| ユーロ/ドル | 1.2874 〜 1.2958 |
| ユーロ/円 | 136.79 〜 137.50 |
| NYダウ | −97.55 → 17,013.87ドル |
| GOLD | −5.80 → 1,248.50ドル |
| WTI | +0.09 → 92.75ドル |
| 米10年国債 | +0.03 → 2.501% |
本日の注目イベント
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連日「大台」を更新しているドル円は、NY市場で106円47銭まで上昇。
その後は株価の下落などから利食いのドル売りも出た模様でしたが、106円台を割り込むことなく
取引を終えています。
一方ユーロは利益確定の買い戻しが優勢となり、1.29台半ばまで上昇し、円の弱さが目立った格好です。
前日のNY市場で一気に106円台まで上昇したドル円は、昨日の東京時間から今朝まで、結局一度も
106円台を割り込んでいません。
円が106円台まで円安が進んだ割には日経平均株価の動きは鈍く、為替と株の連動性がやや薄れています。
円の下落が急速だったため、「ドルの押し目」を待っている投資家も多くいますが、なかなか買い場を
与えてくれない展開が続いています。
昨日のNY市場のドル高値は106円47銭でしたが、これは最も長い時間足である「月足」の「200日線」
が106円46銭にあるため、これにピタリと抑えられた格好になっています。
「月足」のチャートを見る機会はそう多くありませんが、さらに言えば、現在の値位置は、1998年8月
の147円64銭から引くことの出来る、「レジスタンスライン」に丁度重なっているところです。
つまり、上記「200日線」を明確に上抜けすれば、この「レジスタンスライン」も抜けることになり、
かなり長期にわたる円安傾向を示唆することになります。
因みに、「遅行スパン」はこの「月足」でも「雲抜け」を完了しています。
ただそうは言っても、「日足」では「ストキャスティクス」など、買われすぎを示す数値が先週4日以来
点灯しているのも事実です。
現在「85」あたりを示していますが、一方で「ボリンジャー」ではバンドが広がっており、ローソク足も
バンドに沿って上昇する、いわゆる「バンドウォーク」が見て取れます。
短期的には買われ過ぎてはいるものの、かなり強い上昇トレンドが出ていると判断できそうです。
ドル円は明らかに米株価の動きよりも米長期金利の動きに左右されているようです。
昨日もNYダウは低調でしたが、米長期金利が1ヶ月振りに2.51%台まで上昇したことで106円台
半ばまでドル高が進んだと見られます。
101−103円のレンジを上抜けした後、ドル円は上昇したものの、長期金利はむしろ低下傾向でした。
いずれ、ドル円が下落に転じるか、あるいは長期金利が上昇に転じるか注目していましたが、どうやら
ドル円の動きに鞘寄せさせられた形になってきたようです。
ドル円は足許(30分足)では「雲」の中に入ってきました。
このまま下落して105円80銭辺りを下回るようなら「雲を下抜け」することになり、短期的には
ドル売りが強まることになるかもしれません。
ただ、NYでは106円台を割り込んでいないため、今日の注目ポイントは106円台を割りこむ
ことになるかどうかという点で、割り込めば「調整局面」も見られるかもしれません。
本日の予想レンジは105円70銭〜106円50銭程度考えます。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 7/9 | ブラード・セントルイス連銀総裁 | 「失業率低下で、インフレ率は(FRBの目標である)2%を大きく上回るだろう」ブルームバーグとのインタビューで。 | ------ |
| 7/15 | イエレン・FRB議長 | 労働市場の改善が予想よりも早いペースで続いた場合「現在想定しているよりも早期に、そして早いペースで行われる公算が大きい」利上げのタイミングについて。 | ドルが主要通貨に対して上昇 |
| 7/30 | FOMC声明文 | 「インフレ率が2%を下回り続ける可能性は幾分低下した」 | ----- |
| 8/7 | ドラギ・ECB総裁 | 「地政学的リスクの高まりと新興市場・地域および国際金融市場の動向が、経済環境に悪影響を与える可能性がある」記者会見で。 | ユーロドルは1.33台後半から1.3337まで下落。 |
| 8/18 | ドイツ連銀月報 | 「第2四半期の停滞後、ユーロ圏経済が回復基調を取り戻す兆候はあるものの、春季の予想通りのペースには達しないだろう。通貨同盟参加国の一部で景気の勢いは予想より弱い。同時に、ウクライナやその他地域での紛争の結果である東欧での地政学リスクの高まりによる企業景況感へのい悪影響が増しているようだ」 | ----- |
| 9/6 | プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁 | 米経済がFRBの目標にさらに大きく近づいており、目標達成まで金利をゼロ近くに据え置くことは「危険な戦略だ」講演で。 | ------ |
| 9/8 | サンフランシスコ連銀調査 | 「FOMC参加者よりも一般の人々の方が一段と緩和的な政策を予想している様子が示されている」 | ドル円105円台前半から→106円台に |



