2014年9月16日(火)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
場面もあったが、107円前後で下げ止まる。その後はFOMCを
控え、107円台前半で小動き。
進んだが、この日はユーロ売りが再開し1.29台前半までユーロ安が
進む。
ナスダックとS&P500は下落したものの、ダウは43ドル上昇し、
1万7000ドル台を回復。
なったことで、買いが入った。長期金利は2.59%まで低下。
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| ドル/円 | 107.01〜 107.30 |
| ユーロ/ドル | 1.2909 〜 1.2951 |
| ユーロ/円 | 138.45 〜 138.83 |
| NYダウ | +43.63 → 17,031.14ドル |
| GOLD | +3.60 → 1,235.10ドル |
| WTI | + 0.65 → 92.92ドル |
| 米10年国債 | −0.020 → 2.590% |
本日の注目イベント
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ドル円は107円を割る場面はあったものの、先週木曜日以来概ね107円台前半で推移し、底堅い動き
になっています。
昨日のNY市場でも、8月の鉱工業生産が7ヶ月振りに「マイナス」となり、ドルが売られたものの
下落は107円前後に留まっています。
買戻しが優勢となったユーロも、再び1.29台前半まで下げるなど、ドル高の流れは続いています。
ドル円は先週末一時107円39銭まで買われ、このままでは108円台もあり得る雰囲気でしたが、
先週末のNYと、東京が休場の昨日までではこの水準を上回ってはいません。
さすがに上値が重くなり、上昇スピードに変化が見られるようになってはいますが、それでも足許の動きは
利益確定のドル売りが優勢となる状況ではありません。
ただ、今週はさすがに大きな値動きが予想され、場合によっては積みあがっている円売りを買い戻してくる
可能性もありそうです。
本日からFOMCが開催され、明日の未明には声明文とイエレン議長の記者会見が予定されているからです。
量的緩和は来月のFOMCで終了することが見込まれていますが、問題はその後どの程度で利上げに
踏み切るのか、そのタイミングが今後の為替相場に大きく影響を与えると考えられるからです。
注目されるのは、これまで声明文でも、あるいはイエレン議長の口からも発せられてきた「相当な期間」
という文言の存在です。
この文言が取り外されるのか、あるいはもう少し具体的になるのか、またはそのまま残されるのかによって
市場は大きく反応しそうです。
声明文を見ないことには解りませんが、個人的には利上げが早まるとの観測が強まってきたことでドル高が
大幅に進んだことから、仮に早期利上げにつながる文言であって、ドルがさらに上昇したとしても「利益確定」の
ドル売りの場となり、一段のドル高にはつながりにくいのではないかと予想しています。
もっとも、そのような動きになったとして、ドルがどこまで売られるのかは見極める必要がありますが。
IMMのポジションを見ても、9月9日時点での円とユーロ売り持ち枚数はその前の週からは減少しています。
もっとも、ドル円はその後急速にドル高円安が進行したためその後再び円売りが増加した可能性もあります。
低位安定していた米長期金利も、ドル円の上昇に引っ張られる格好で上昇に転じて来ました。
今回のFOMCの結果で乱高下するかもしれませんが、ドル円は米景気の回復に伴っていずれはドル高がさらに
進むと考えられます。
目先の動きだけではなく、来年を見据えたポジションメイクも必要なのではないでしょうか。
本日は大阪市内で黒田日銀総裁の講演と記者会見が予定されています。
先週安倍首相との会談の後で、「円安は日本経済にとってマイナスにはならない」と発言し、円が一段と売られる
きっかけの一つにもなりました。
発言内容には注意したいと思います。
予想レンジは106円50銭〜107円50銭程度を見たいと思います。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 7/9 | ブラード・セントルイス連銀総裁 | 「失業率低下で、インフレ率は(FRBの目標である)2%を大きく上回るだろう」ブルームバーグとのインタビューで。 | ------ |
| 7/15 | イエレン・FRB議長 | 労働市場の改善が予想よりも早いペースで続いた場合「現在想定しているよりも早期に、そして早いペースで行われる公算が大きい」利上げのタイミングについて。 | ドルが主要通貨に対して上昇 |
| 7/30 | FOMC声明文 | 「インフレ率が2%を下回り続ける可能性は幾分低下した」 | ----- |
| 8/7 | ドラギ・ECB総裁 | 「地政学的リスクの高まりと新興市場・地域および国際金融市場の動向が、経済環境に悪影響を与える可能性がある」記者会見で。 | ユーロドルは1.33台後半から1.3337まで下落。 |
| 8/18 | ドイツ連銀月報 | 「第2四半期の停滞後、ユーロ圏経済が回復基調を取り戻す兆候はあるものの、春季の予想通りのペースには達しないだろう。通貨同盟参加国の一部で景気の勢いは予想より弱い。同時に、ウクライナやその他地域での紛争の結果である東欧での地政学リスクの高まりによる企業景況感へのい悪影響が増しているようだ」 | ----- |
| 9/6 | プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁 | 米経済がFRBの目標にさらに大きく近づいており、目標達成まで金利をゼロ近くに据え置くことは「危険な戦略だ」講演で。 | ------ |
| 9/8 | サンフランシスコ連銀調査 | 「FOMC参加者よりも一般の人々の方が一段と緩和的な政策を予想している様子が示されている」 | ドル円105円台前半から→106円台に |
| 9/11 | 黒田・日銀総裁 | 「円安が日本経済にマイナスになることはない」「経済情勢によって必要があれば、金融対策で対応する」TV東京の番組で。 | ドル円107円20銭まで上昇のきっかきに |



