今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]






2014年9月26日(金)




ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円はアジア時間から欧州時間にかけ109円で推移し、先週記録した 109円台半ばを試したものの抜けきれずに反落。NY株式市場が大幅な下落を 示したことや、長期金利の低下を手がかりに108円台半ばまで下落する。
  • 緩和観測の強いユーロは対ドルで3日続落し、欧州市場では一時 1.2697までユーロ安が進む。NYでは1.27台前半から半ばで推移。
  • 株式市場は大幅に反落。中東やロシア情勢の緊迫化に加え、アップル株が 大幅に売られたことで相場全体の下げにつながる。ダウは264ドル下げ、 2週間振りに1万7000ドルの大台を割り込む。
  • 株価の大幅下落に伴い債券相場は上昇。10年債利回りは2.50%台 まで低下し、ドル上昇の重石となる。
  • 金は反発し、原油は続落。
    *********************************************
  • 新規失業保険申請件数→ 29.3万件
  • 8月耐久財受注   → −18.2%
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    ドル/円108.51〜 109.34
    ユーロ/ドル1.2710 〜 1.2765
    ユーロ/円138.43 〜 138.97
    NYダウ −264.26 → 16,945.80ドル
    GOLD+2.40   → 1,221.90ドル
    WTI−0.27     → 92.53ドル
    米10年国債 −0.061 → 2.504%



    本日の注目イベント

  • 日   8月消費者物価指数
  • 中   中国 8月景気先行指数
  • 米   4−6月期GDP(確定値)  
  • 米  9月ミシガン大学消費者信頼感指数(確定値)
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    ドル全面高の展開が続く中、ドル円は109円台前半まで勢いよく上昇したものの、先週記録した


    109円46銭のドル高値を抜けきれずに反落。


    一方ユーロや豪ドル、NZドルなど主要通貨は対ドルで直近の安値を更新しており、その結果ユーロ円など


    クロス円が軒並み安値を付ける展開になっています。


    市場全体で見れば「ドル高、円高」が進行している状況です。





    ドル円は昨日の東京時間に109円36銭まで上昇し、先週の高値更新の期待もありましたが、


    NY時間でも109円半ばを抜けきれずに反落しました。


    NY株式市場が大幅な下落を見せ、前日の大幅上昇分を吐き出す格好になり、資金が株から債券に


    シフトしたことで米長期金利の低下につながり、円買いが活発になっています。





    ドル円は108円台半ばで下げ止まり、前日と同様に108円台半ばを維持しています。


    この辺りから108円台前半の水準が、今のところ「今回の調整」の下限になっていますが、本日は


    昨日高値を更新した日経平均株価の大幅下落も見込まれることから、上記水準を維持できるかどうかが


    注目されます。


    日本株は今日から「権利落ち」のため、NY株の大幅下落に加え、「配当落ち」の分も下げ幅に


    加わりそうです。





    昨日塩崎厚生労働大臣がテレビ番組で、GPIFの運用方針変更は急がないと述べたことで、ドル円が


    売られた側面もあるようです。


    現在日本国債や国内債に偏っているポートフォリオを、国内株や外国債券、あるいは外国株にシフトしていく


    方針は確認されていますが、今月中か来月早々にも発表される見通しだったものが、昨日の発言で遅れる


    可能性があることが、ドル売りにつながったようです。


    ポートフォリオの変更がドル買い需要を押し上げ、ドル高円安につながるという見立てです。





    9月も本日を含めて3営業日を残すのみです。


    急激な円安と株高が進んだ9月でしたが、なかなかドルを買い切れていないのが実情のようです。


    そのため、108円を割り込み107円台では旺盛なドル買い需要が見込まれそうですが、多くの人が


    110円はすぐ届く、と言い始めていることで、その手前で「Uターン」してしまうことも考えられます。


    事実これまでのドル円の動きを見ると、109円台に乗せ109円46銭の高値をつけたのが先週の


    金曜日です。


    そこから丁度1週間、110円に乗せないどころか上記水準を抜けていません。





    この1週間のドル上昇スピードは明らかにそれまでのものと異なります。


    大台を目前にしたスピード調整ですが、一方でドルロングにとっては「109円台が徐々に重く感じてきた」


    という声も聞かれます。


    足許で進行しているドル高トレンドが今後も続くと予想していますが、ドル買いに入る水準には慎重さが


    要求されると思います。





    本日のレンジは108円20銭〜109円10銭程度を予想します。





    ==============================================


    秋分の日も終わり、しのぎやすい季節になりました。


    今日も全国的にからっとした秋晴れになるようです。


    「読書の秋」、「スポーツの秋」、そして「食欲の秋」の到来です。


    今年は「秋刀魚」が例年になく安いそうです。。


    良い週末を・・・・・。





    What's going on ?」とは・・・
    会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
    為替はさまざま事が原因で動きます。
    その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


    日時 発言者 内容 市場への影響
    7/9 ブラード・セントルイス連銀総裁 「失業率低下で、インフレ率は(FRBの目標である)2%を大きく上回る だろう」ブルームバーグとのインタビュー で。  ------
    7/15 イエレン・FRB議長 労働市場の改善が予想よりも早いペースで続いた場合「現在想定しているよ りも早期に、そして早いペースで行われる公算が大き い」利上げのタイミング について。 ドルが主要通貨に対して上昇
    7/30 FOMC声明文 「インフレ率が2%を下回り続ける可能性は幾分低下した」    -----   
    8/7 ドラギ・ECB総裁 「地政学的リスクの高まりと新興市場・地域および国際金融市場の動向が、 経済環境に悪影響を与える可能性がある」記者会見 で。  ユーロドルは1.33台後半から1.3337まで下 落。 
    8/18 ドイツ連銀月報 「第2四半期の停滞後、ユーロ圏経済が回復基調を取り戻す兆候はあるもの の、春季の予想通りのペースには達しないだろう。通 貨同盟参加国の一部で景 気の勢いは予想より弱い。同時に、ウクライナやその他地域での紛争の結果であ る東欧での地政学リスクの高まりによる企業景 況感へのい悪影響が増している ようだ」    -----    
    9/6 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁 米経済がFRBの目標にさらに大きく近づいており、目標達成まで金利をゼ ロ近くに据え置くことは「危険な戦略だ」講演 で。  ------
    9/8 サンフランシスコ連銀調査 「FOMC参加者よりも一般の人々の方が一段と緩和的な政策を予想してい る様子が示されている」  ドル円105円台前半から→106円台に
    9/11 黒田・日銀総裁 「円安が日本経済にマイナスになることはない」「経済情勢によって必要が あれば、金融対策で対応する」TV東京の番組 で。  ドル円107円20銭まで上昇のきっかきに
    9/17 イエレン・FRB議長 「労働市場はまだ完全に回復していない」、「インフレは委員会の目標であ る2%を下回っている」FOMC後の記者会見 で。 ドル円」 → 108円台に急騰
    9/24 ダドリー・NY連銀総裁 「ドルが大幅に上昇すれば、経済成長への影響を伴うことになる」NYでの講演で。  -------

    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘 を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自 身でなさるようお 願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には 一切の責任を負いかねま す。


    What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)

    What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)

    What's going on ? バックナンバー 2011年(PDF)


  • 2014年9月19日(金)




    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

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    What's going on ?」とは・・・
    会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
    為替はさまざま事が原因で動きます。
    その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


    日時 発言者 内容 市場への影響
    7/9 ブラード・セントルイス連銀総裁 「失業率低下で、インフレ率は(FRBの目標である)2%を大きく上回るだろう」ブルームバーグとのインタビューで。  ------
    7/15 イエレン・FRB議長 労働市場の改善が予想よりも早いペースで続いた場合「現在想定しているよりも早期に、そして早いペースで行われる公算が大きい」利上げのタイミングについて。 ドルが主要通貨に対して上昇
    7/30 FOMC声明文 「インフレ率が2%を下回り続ける可能性は幾分低下した」    -----   
    8/7 ドラギ・ECB総裁 「地政学的リスクの高まりと新興市場・地域および国際金融市場の動向が、経済環境に悪影響を与える可能性がある」記者会見で。  ユーロドルは1.33台後半から1.3337まで下落。 
    8/18 ドイツ連銀月報 「第2四半期の停滞後、ユーロ圏経済が回復基調を取り戻す兆候はあるものの、春季の予想通りのペースには達しないだろう。通貨同盟参加国の一部で景気の勢いは予想より弱い。同時に、ウクライナやその他地域での紛争の結果である東欧での地政学リスクの高まりによる企業景況感へのい悪影響が増しているようだ」    -----    
    9/6 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁 米経済がFRBの目標にさらに大きく近づいており、目標達成まで金利をゼロ近くに据え置くことは「危険な戦略だ」講演で。  ------
    9/8 サンフランシスコ連銀調査 「FOMC参加者よりも一般の人々の方が一段と緩和的な政策を予想している様子が示されている」  ドル円105円台前半から→106円台に
    9/11 黒田・日銀総裁 「円安が日本経済にマイナスになることはない」「経済情勢によって必要があれば、金融対策で対応する」TV東京の番組で。  ドル円107円20銭まで上昇のきっかきに
    9/17 イエレン・FRB議長 「労働市場はまだ完全に回復していない」、「インフレは委員会の目標である2%を下回っている」FOMC後の記者会見で。 ドル円」 → 108円台に急騰

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    外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和