2014年10月20日(月)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
ことから、ドル買いが優勢に。ドル円は106円94銭まで上昇し、
この日の高値圏で引ける。
1.2774まで売られる。
消費者マインド指数が予想を上回ったことから、前日まで大きく
売られた銘柄が反発。ダウは263ドル上昇し。1万6300ドル台に。
押され、長期金利は2.19%台まで上昇。
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| ドル/円 | 106.35〜 106.94 |
| ユーロ/ドル | 1.2774 〜 1.2836 |
| ユーロ/円 | 136.07 〜 136.70 |
| NYダウ | +263.17 → 16,380.41ドル |
| GOLD | −2.20 → 1,239.60ドル |
| WTI | +0.05 → 82.75ドル |
| 米10年国債 | +0.039 → 2.190% |
本日の注目イベント
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NY株式市場が急反発したことで、ドル円も下げ止まり、今朝は107円台を回復しています。
9月の新築住宅着工件数が市場予想を上回り、さらにミシガン大学消費者信頼感指数も予想以上の
内容でした。
先週のNY株式市場は、小売売上高が急激に悪化していたことを受け、「米国景気も鈍化か」といった
見方が急速に高まり、株安とドル安が大きく進行しました。
しかしその後に発表された鉱工業生産や、上記経済指標の結果を見る限り、小売売上高は一時的な
落ち込みだった可能性が高く、米景気は依然として拡大していることが確認されたのではないでしょうか。
米国では企業決算の発表が真っ盛りですが、ここでもこれまでの発表を見る限り悪くはありません。
エボラ熱、量的緩和の終了、欧州景気の先行き不安、あるいは地政学的リスクなどが絡まって、
株式市場が不安定になり、売りが売りを呼ぶ展開になったと思われます。
もちろん、エボラ熱などは今後も不安定要因ですが、米株式市場が落ち着きを取り戻せば、ドル円も
再び上昇トレンドを維持して行くものと予想しています。
今回の一連の株安とドル安を経て、先週末のイエレン議長の講演が注目されていました。
これまでの発言に、さらに利上げの先送りを示唆する発言があるかどかという点が焦点でしたが、議長は
米国での富と所得の格差が拡大していることを「非常に懸念している」と発言したに留まり、特に
金融政策に関する言及はありませんでした。
ただ先週は、地区連銀総裁の講演も多く、「ハト派」の総裁の中にはボストン連銀総裁のように
「景気が悪化した場合には量的緩和第4弾(QE4)を検討すべきだ」といった発言もみられました。
一方「タカ派」であるフィッシャー・ダラス連銀総裁のように「新たな量的緩和について議論するのは
あまりに時期尚早だ。市場が実際にその仕事をしている」といった意見もあり、今月で量的緩和が
終了すると見込まれている状況に変化はないと思われます。
本日は日銀支店長会議が開催され、黒田総裁の挨拶があります。また午後には10月の地域経済報告
(さくらリポート)が公表されます。
政府は景気見通しを下方修整する見込みですが、消費税増税の影響を受けて、各地区からどのような
報告がされるのかも注目されます。
引き続きNY株価の行方が重要なカギを握っていますが、今日の日本株の動きも注目されます。
今回の米国発の株安は、実はよく見ると日本株の方が下落率が大きいことがわかります。
リーマンショク後の株安局面でもそうでしたが、火元よりも対岸の日本の方がより大きな影響を
受けています。
その日本株がどこまで反発するかも、ドル円に影響を与えます。
予想レンジは106円70銭〜107円50銭程度を見ていますが、日本株が大きく反発し、
その影響から今夜のNY株も大幅に続伸する「好循環」が続くと、もう少しドルの上値を
試すことになるかもしれません。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 8/7 | ドラギ・ECB総裁 | 「地政学的リスクの高まりと新興市場・地域および国際金融市場の動向が、 経済環境に悪影響を与える可能性がある」記者会見 で。 | ユーロドルは1.33台後半から1.3337まで下 落。 |
| 8/18 | ドイツ連銀月報 | 「第2四半期の停滞後、ユーロ圏経済が回復基調を取り戻す兆候はあるもの の、春季の予想通りのペースには達しないだろう。通 貨同盟参加国の一部で景 気の勢いは予想より弱い。同時に、ウクライナやその他地域での紛争の結果であ る東欧での地政学リスクの高まりによる企業景 況感へのい悪影響が増している ようだ」 | ----- |
| 9/6 | プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁 | 米経済がFRBの目標にさらに大きく近づいており、目標達成まで金利をゼ ロ近くに据え置くことは「危険な戦略だ」講演 で。 | ------ |
| 9/8 | サンフランシスコ連銀調査 | 「FOMC参加者よりも一般の人々の方が一段と緩和的な政策を予想してい る様子が示されている」 | ドル円105円台前半から→106円台に |
| 9/11 | 黒田・日銀総裁 | 「円安が日本経済にマイナスになることはない」「経済情勢によって必要が あれば、金融対策で対応する」TV東京の番組 で。 | ドル円107円20銭まで上昇のきっかきに |
| 9/17 | イエレン・FRB議長 | 「労働市場はまだ完全に回復していない」、「インフレは委員会の目標であ る2%を下回っている」FOMC後の記者会見 で。 | ドル円」 → 108円台に急騰 |
| 9/24 | ダドリー・NY連銀総裁 | 「ドルが大幅に上昇すれば、経済成長への影響を伴うことになる」NYでの講演で。 | ------- |
| 9/29 | フィシャー・ダラス連銀総裁 | 「強いドルは米経済への信任投票だと思う」ブルームバーグラジオとのインタビュー で。 | ------ |
| 10/07 | 黒田・日銀総裁 | 「今まで起こった円安について問題が生じている、日本経済全体にとってマイナスになっているということはない」参議院予算委員会で。 | ドル円108円後半から109円23銭まで上昇 |
| 10/14 | デベル・オーストラリア準備銀行連銀総裁補佐 | 「豪ドル相場は大半の尺度からみて引き続き過大評価されている」講演 で。 | ------ | 10/16 | ブラード・セントルイス連銀総裁 | 「インフレ期待の低下は)中央銀行にとって重要な検討事項だ。従って、現時点での論理的な政策対応は量的緩和(QE)を遅らせることかもしれないと考える」ブルームバーグとのインタビュー で。 | NY株価下落を抑える |
| 10/17 | ローゼングレン・ボストン連銀総裁 | 「景気が悪化した場合には量的緩和第4弾(QE4)を検討すべきだ」 | ------ |



