2014年10月24日(金)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
予想を上回ったことを好感し続伸。NYでは株価と長期金利の上昇を
手がかりに108円台に乗せ、108円36銭の高値を記録。
事前予想を上回ったことで買われる場面もあったが、1.26台半ばを
中心に方向感のない展開だった。
キャタピラーや3Mなどの企業業績が上振れしたことを好感。
ダウは216ドル上昇し、前日の下落分を取り戻す。
低水準だったことや、株価の上昇などから下落基調に。10年債利回りは
約2週間振りに2.27%台まで上昇。
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| ドル/円 | 107.62〜 108.36 |
| ユーロ/ドル | 1.2631 〜 1.2672 |
| ユーロ/円 | 136.30 〜 137.00 |
| NYダウ | +216.58 → 16,677.90ドル |
| GOLD | −16.40 → 1,229.10ドル |
| WTI | +1.57 → 82.09ドル |
| 米10年国債 | +0.055 → 2.274% |
本日の注目イベント
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米経済指標は概ね好調で、週間失業保険申請件数は月間ベースでは14年ぶりの低水準。
加えて、米企業決算ではキャタピラーなどが好決算をたたき出し、米景気の好調さを示しました。
先週、小売売上高などの経済指標が悪化したことで米景気への見方が急速に悪化し、ドル安、株安の
連鎖が起き、ドル円は一時105円20銭を記録しました。
小売売上高などの悪化は一時的なものではないかというコメントも書きましたが、その後に発表された
各種経済指標を見る限り、その可能性が高く、さらに企業決算も好調です。
さらに昨日は欧州景気に対する悲観的な見方が後退し、米長期金利も2週間振りに2.27%台を
回復しました。
これだけ好環境が揃えば、ドルが上昇しないはずもありません。
直近のドルのレジスタンスであった107円45−50銭を抜けると、ドル円はほぼ一直線で上昇し
108円台に乗せて来ました。
正直、予想以上の上昇力でした。
1週間で3円以上の上昇だったことで、ドル高基調は変わっていないことが確認されたと言えるでしょう。
昨日も書きましたが、NY株は依然として大きな値幅を伴った動きを見せています。
またこのまま110円台に戻すとも思えませんが、年末に向かって日米欧の経済成長の違いがさらに
鮮明になってくると、ドル円は110円を超えてくる可能性は十分あると予想しています。
ドル円は既に「4時間足」までの抵抗帯は上抜けしています。
特に「4時間足」の120日線と200日線が集まっていた、108円10−20銭を抜けた意味は
小さくはありません。
この上のレジスタンスを見ると、「8時間足」の雲の上限である108円台半ばが意識されます。
抜けるかどうかは本日の日本株次第ということになります。
興味深いのは豪ドル円の動きです。
91円台後半から緩やかにじり高の動きを見せ、昨日は95円手前まで上昇しました。
これで「4時間足」の120日線を抜けたことに注目しています。
これは9月19日以来、約40日振りということになります。
これまではドル円で円安が進むと、豪ドルが米ドル対して円以上に売られる展開が続き、結局豪ドル円の
下落につながってきました。
昨日は中国のPMIが市場予想を上回ったこともあり、さらに石油などの資源価格が反発したことなどで
米ドルに対しても堅調な動きを見せたものと思われます。
「日足」ではまだまだ上値が遠く見えますが、「MACD」では2ヵ月ぶりにゴールデンクロスを
見せそうな勢いで、しかも「プラス圏」で推移していることに、やや期待も膨らみます。
94円台が値固めできるかどうかが問われます。
順調に戻してきたドル円ですが、ここからは昨日の様なペースでの上昇とはいかないと思います。
110円からの下落過程では上値でしこった玉も多いと思われ、さらに輸出の実需も出やすい水準かと
思われます。
どこまで上値が試されるかという展開で、東京時間では108円60銭前後がそのメドになろうかと
予想しますが、どうでしょう。
レンジは107円60銭〜108円60銭程度を予想していますが、昨日の様に大きく外れることも
ありますので、あくまでも参考値としてご理解していただければと思います。
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一雨ごとに秋が深まっていきます。
今日からは全国的に好天に恵まれそうです。
間もなく「秋の行楽シーズン」の最盛期を迎えます。
良い週末を・・・・・。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 8/7 | ドラギ・ECB総裁 | 「地政学的リスクの高まりと新興市場・地域および国際金融市場の動向が、 経済環境に悪影響を与える可能性がある」記者会見 で。 | ユーロドルは1.33台後半から1.3337まで下 落。 |
| 8/18 | ドイツ連銀月報 | 「第2四半期の停滞後、ユーロ圏経済が回復基調を取り戻す兆候はあるもの の、春季の予想通りのペースには達しないだろう。通 貨同盟参加国の一部で景 気の勢いは予想より弱い。同時に、ウクライナやその他地域での紛争の結果であ る東欧での地政学リスクの高まりによる企業景 況感へのい悪影響が増している ようだ」 | ----- |
| 9/6 | プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁 | 米経済がFRBの目標にさらに大きく近づいており、目標達成まで金利をゼ ロ近くに据え置くことは「危険な戦略だ」講演 で。 | ------ |
| 9/8 | サンフランシスコ連銀調査 | 「FOMC参加者よりも一般の人々の方が一段と緩和的な政策を予想してい る様子が示されている」 | ドル円105円台前半から→106円台に |
| 9/11 | 黒田・日銀総裁 | 「円安が日本経済にマイナスになることはない」「経済情勢によって必要が あれば、金融対策で対応する」TV東京の番組 で。 | ドル円107円20銭まで上昇のきっかきに |
| 9/17 | イエレン・FRB議長 | 「労働市場はまだ完全に回復していない」、「インフレは委員会の目標であ る2%を下回っている」FOMC後の記者会見 で。 | ドル円」 → 108円台に急騰 |
| 9/24 | ダドリー・NY連銀総裁 | 「ドルが大幅に上昇すれば、経済成長への影響を伴うことになる」NYでの講演で。 | ------- |
| 9/29 | フィシャー・ダラス連銀総裁 | 「強いドルは米経済への信任投票だと思う」ブルームバーグラジオとのインタビュー で。 | ------ |
| 10/07 | 黒田・日銀総裁 | 「今まで起こった円安について問題が生じている、日本経済全体にとってマイナスになっているということはない」参議院予算委員会で。 | ドル円108円後半から109円23銭まで上昇 |
| 10/14 | デベル・オーストラリア準備銀行連銀総裁補佐 | 「豪ドル相場は大半の尺度からみて引き続き過大評価されている」講演 で。 | ------ | 10/16 | ブラード・セントルイス連銀総裁 | 「インフレ期待の低下は)中央銀行にとって重要な検討事項だ。従って、現時点での論理的な政策対応は量的緩和(QE)を遅らせることかもしれないと考える」ブルームバーグとのインタビュー で。 | NY株価下落を抑える |
| 10/17 | ローゼングレン・ボストン連銀総裁 | 「景気が悪化した場合には量的緩和第4弾(QE4)を検討すべきだ」 | ------ |



