2014年10月29(水)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
だったことからドル売りが加速し、107円70銭近辺まで下落。
しかしその後に発表された消費者信頼感指数が予想を大きく上振れした
ことでドル買いが強まり、108円19銭まで上昇しほぼ高値圏で引ける。
を超える水準までユーロ高が進む。FOMC前にポジションを調整する動きが
取引の中心と見られる。
欧州株も上昇していたこと。さらにFOMCでは現状の文言の変更はないとの
見方がコンセンサスになりつつあることで、ダウは3週間振りに1万7000ドルの
大台を回復。
ことで売りものが優勢の展開に。長期金利は2.3%あたりまで上昇。
*********************************************
*********************************************
| ドル/円 | 107.69〜 108.19 |
| ユーロ/ドル | 1.2699 〜 1.2765 |
| ユーロ/円 | 137.23 〜 137.78 |
| NYダウ | +187.81 → 17,005.75ドル |
| GOLD | +0.10 → 1,229.40ドル |
| WTI | +0.42 → 81.42ドル |
| 米10年国債 | +0.041 → 2.299% |
本日の注目イベント
========================================================================================
ドル円は米経済指標の発表に振らされる展開となり、107円69銭まで下落した後、108円台を
回復しています。
ユーロドルはFOMC発表前に、投機筋を中心にショートポジションの買い戻しが活発となり、こちらは
ドル安の展開でした。
また、豪ドルは対米ドルで上昇。スウェーデンが政策金利を実質ゼロ金利にしたことで、相対的に金利
の高い豪ドルやNZドルに見直し的な買いが入ったようです。
それにしても米経済指標は強弱まちまちで、振れが大きいので注意が必要です。
耐久財受注は、プラス予想に対してマイナス「1.3%」と大きく下振れしました。
一方、消費者信頼感指数は予想を大きく上回る「94.5」と発表され、これが長期金利の低下につながり、
株価を押し上げ、ドル買いを促す結果になっています。
このところの原油価格の下落が個人の家計にプラスに働き、さらに労働市場の改善が消費者心理を
好転させていると見られます。
10月の消費者信頼感指数は実に7年振りの高水準でした。
昨日はドルの上値が重い展開を予想しました。
東京時間では日経平均株価が終始マイナスで推移し、確かに上値が重い動きでしたが、それでも107円70銭
辺りを下回らなかったことが、108円台の回復につながった面もあります。
明日の朝3時にはFOMCの声明文が発表されるため、その時間までの値動きも108円を挟む展開が
予想されます。
やや上値を試す可能性が高いようにも思えますが、108円台半ばを大きく超えるには、FOMC声明文に
頼らなければならないと思います、
FOMCでは何といっても声明文の文言に注目が集まっています。
「相当な期間」という文言が削除されるかどうかということですが、昨日のNYの各金融市場の動きを
見ると、「据え置かれる」と予想するのが順当かと思います。
ドル円は約1週間前に「1時間足」の雲を上抜けし、それ以来昨日の下落でも雲の下を抜け切っていません。
従って短期的にはまだ上昇トレンドを維持していると考えられます。
ただもう少し長い目で見た場合、明確な上昇とも言えません。
あえて楽観的に見れば、先日指摘したように「MACD」は既にゴールデンクロスを示現しており、
さらに「プラス圏」へと移行しています。
本日のレンジは107円70銭〜108円60銭程度と予想します。
上述のように、FOMCで変更がなく、NY株式市場がさら続伸するようだと上値を試す可能性の方が
高いのではないかと思われます。
また円は対ドルだけではなく、その他主要通貨に対しても弱含んでいるため、クロス円の動きにも
目配りが必要です。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 8/7 | ドラギ・ECB総裁 | 「地政学的リスクの高まりと新興市場・地域および国際金融市場の動向が、 経済環境に悪影響を与える可能性がある」記者会見 で。 | ユーロドルは1.33台後半から1.3337まで下 落。 |
| 8/18 | ドイツ連銀月報 | 「第2四半期の停滞後、ユーロ圏経済が回復基調を取り戻す兆候はあるもの の、春季の予想通りのペースには達しないだろう。通 貨同盟参加国の一部で景 気の勢いは予想より弱い。同時に、ウクライナやその他地域での紛争の結果であ る東欧での地政学リスクの高まりによる企業景 況感へのい悪影響が増している ようだ」 | ----- |
| 9/6 | プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁 | 米経済がFRBの目標にさらに大きく近づいており、目標達成まで金利をゼ ロ近くに据え置くことは「危険な戦略だ」講演 で。 | ------ |
| 9/8 | サンフランシスコ連銀調査 | 「FOMC参加者よりも一般の人々の方が一段と緩和的な政策を予想してい る様子が示されている」 | ドル円105円台前半から→106円台に |
| 9/11 | 黒田・日銀総裁 | 「円安が日本経済にマイナスになることはない」「経済情勢によって必要が あれば、金融対策で対応する」TV東京の番組 で。 | ドル円107円20銭まで上昇のきっかきに |
| 9/17 | イエレン・FRB議長 | 「労働市場はまだ完全に回復していない」、「インフレは委員会の目標であ る2%を下回っている」FOMC後の記者会見 で。 | ドル円」 → 108円台に急騰 |
| 9/24 | ダドリー・NY連銀総裁 | 「ドルが大幅に上昇すれば、経済成長への影響を伴うことになる」NYでの講演で。 | ------- |
| 9/29 | フィシャー・ダラス連銀総裁 | 「強いドルは米経済への信任投票だと思う」ブルームバーグラジオとのインタビュー で。 | ------ |
| 10/07 | 黒田・日銀総裁 | 「今まで起こった円安について問題が生じている、日本経済全体にとってマイナスになっているということはない」参議院予算委員会で。 | ドル円108円後半から109円23銭まで上昇 |
| 10/14 | デベル・オーストラリア準備銀行連銀総裁補佐 | 「豪ドル相場は大半の尺度からみて引き続き過大評価されている」講演 で。 | ------ | 10/16 | ブラード・セントルイス連銀総裁 | 「インフレ期待の低下は)中央銀行にとって重要な検討事項だ。従って、現時点での論理的な政策対応は量的緩和(QE)を遅らせることかもしれないと考える」ブルームバーグとのインタビュー で。 | NY株価下落を抑える |
| 10/17 | ローゼングレン・ボストン連銀総裁 | 「景気が悪化した場合には量的緩和第4弾(QE4)を検討すべきだ」 | ------ |



