2015年2月3日(火)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ドル円は117円台半ばを中心にもみ合い。発表された経済指標がやや軟調だったことでドルは下値を試したが動きは緩慢。117円50−60銭で取引を終える。
- ユーロドルではドルが売られユーロ買戻しの動きが優勢に。1.13台でもみ合いながらもユーロは底堅い動き。
- 株式市場は反発。原油高に伴い、エネルギー株が続伸し、全体の株価を押し上げる。ダウは196ドル上昇し、1万7300ドル台を回復。
- 債券相場は反落。アップルの起債計画報道が重石となった。長期金利は小幅に上昇し、1.67%台に。
- 金は反落。原油価格は約1ヶ月ぶりに50ドル台を回復する場面もあったが49ドル台半ばで引ける。
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12月個人所得 → +0.3%
12月個人支出 → −0.3%
12月PCEコアデフレター → +1.3%
1月ISM非製造業景況指数 → 53.5
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ドル/円 117.12 〜 117.69 ユーロ/ドル 1.1302 〜 1.1362 ユーロ/円 132.86 〜 133.46 NYダウ +196.09 → 17,361.04ドル GOLD −2.30 → 1,276.90ドル WTI +1.33 → 49.57ドル 米10年国債 +0.033 → 1.677% 本日の注目イベント
- 豪 豪12月貿易収支
- 豪 豪12月住宅建設許可件数
- 豪 RBAキャッシュターゲット
- 日 1月マネタリーベース
- 欧 ユーロ圏12月生産者物価指数
- 米 ブラード・セントルイス連銀総裁講演
- 米 コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演
ドル円は昨日の早朝に116円台半ばまでドルが売られる場面もありましたが、これは月曜日の早朝のため流動性が低かったところに、日曜日発表の軟調な中国PMIが加わったことが背景かと思います。その後の東京からNY市場にかけては、116円台は一度もなく、ドルは底堅い動きを見せています。それでもNY株式市場が大幅な反発を見せ、長期金利も小幅ですが上昇し、さらに原油価格が上昇したことを考えると、ドル円の「反発力」は弱いとの印象が残ります。
WTI原油価格は1月中旬以来となる50ドル台まで反発する場面もありました。43−44ドル台がかなり強いサポートになっていることに加え、米製油所でのストライキが2日目に入ったことで、ガソリン価格も上昇しています。発表された経済指標は概ね軟調だったにも関わらず、株価の上昇とドル円が117円台半ばに留まっていたのは、原油価格が上昇したことが影響したように思えます。
上述のように、昨日も結局東京時間ではドルが堅調で、上昇しています。この傾向は1月の後半から続いていますが、海外市場でドルが売られても東京時間では買い戻される展開です。「順張り」を基本に、海外市場の流れに沿って東京時間でショートメイクしても、つかまってしまう状況です。 これは日経平均株価が「NY株価離れ」を起こしていることに原因がありそうです。言うまでもなく、NY株式市場は世界最大の株式市場です。従って、NYで株価が上昇すれば日本株もほぼ上昇する傾向にあり、下げれば概ね日本株も下げることになります。ところが、このところの日本株の動きは「GPIF」が買い出動しているといった見方もありますが、NY株の動きに比べ非常に堅調に推移しています。
足元では四半期決算発表が盛んですが、やはり決算内容が良好で、最高益を発表する企業も多く見られ、これが株価の支えになっていると見られます。そもそも日本株は出遅れており、そこに円安の効果も加えられています。さらに「NISA」からの資金も、株価の下支えになっていると見られます。株高はドル高につながり易いことから、東京時間ではドル円が底堅い動きを見せていると考えられます。
それでもドル円は「日足」の雲を上抜けできないばかりか、「三角保ち合い」の上限も抜け切れていません。現時点では、上値は118円50銭を超えると上抜け出き、下値では116円50銭を下回ると下抜け出来そうです。明確な方向感が出るまでは小刻みに利益を確保するしかありません。今週末の雇用統計が「三角保ち合い」を、どちらかに抜け切るきっかけになる可能性がありますが、重要なのは米利上げのタイミングが6月なのか、あるいは後ずれするのかの判断です。
本日の注目は何といっても12時30分に発表される、RBAキャッシュターゲットになります。利下げ観測がくすぶる中、国内では住宅バブルが見られ、RBAは難しい判断を迫られます。コンセンサスは「据え置き」ですが、カナダ中銀が予想外の利下げに踏み切ったこともあり、予断は許しません。本日のレンジは116円80銭〜118円程度と予想します。
What's going on?
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。為替はさまざま事が原因で動きます。その動いた要因を確認する意味で「What's going on ?」というタイトルを付けました。日時 発言者 内容 市場への影響 1/7 FOMC議事録 「辛抱強さへの言及について、委員会が正常化プロセスを少なくとも無効2会合で開催する可能性は低いことを意味しているとの認識を示した」 ------ 1/7 FOMC議事録 「コアインフレが現在の水準付近で推移している状況で正常化を開始する可能性があると指摘。ただその場合、参加者はインフレ率が時とともに2%台へと戻っていくことにある程度の自信を持ちたいとの認識を示した」 ------ 1/15 ヨルダン・スイス中銀総裁 「決定は市場を驚かせたが、ほかのやり方はできなかった」スイスフランの上限撤廃発表後に記者団に スイスフラン 対ドルで2500ポイント、対ユーロで2800ポイントほど上昇 1/23 マレー・IMF報道官 「起こりうる結果としてギリシャの離脱を予想していない」25日のギリシャ総選挙について ------ 1/23 ルー・財務長官 「強いドルは米国にとってプラスだ」ダボス会議で ------



