今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年10月27日(月)


おはようございます。

昨日は久しぶりに母校へ行ってきました。

ホームカミングデーで、卒業25年目と35年目にあたる人たちが

大学から招待を受け、一日キャンパスで過ごすというものです。

夕方から、学生時代から行っていた小料理屋(?)へも

足を伸ばし、学生時代から変わらない店のたたずまいが、青春時代へと

タイムスリップさせてくれました。

気がつけば、やや深酒をしていました。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 先週末の金曜日、欧州市場で円独歩高の90円87銭を記録。
  • 日経平均の大幅安を受けて、今年三月の95円77銭を割り込み、 一気に円高が加速。クロス円でも大幅な円高となりました。
  • NYでは、突っ込みすぎ警戒感からか、91円半ばを記録したものの ややドルが買い戻される展開に。
  • 9月中古住宅販売件数→518万件(予想を上回る
    ドル/円91.52 〜 94.88
    ユーロ/円116.28 〜 120.11
    NYダウ−312.30 →8,378.95ドル
    Gold+15.60 →730.30ドル
    WTIー3.69 →64.15ドル
    米10年国債+0.007 → 3.689%



    本日の注目点

    • 米 9月一戸建住宅販売件数


      先週の欧州市場では円の全面高となり、ドル円では1995年以来の90円台を
      示現しました。

      市場はパニック状態に陥っており、明らかに異常な心理状態になっています。

      金曜日の朝方、シドニーでは98円だったドル円が一日で7円強もドル安に
      振れる展開は、正に「ドルの投売り」だったと思います。

      この動きは、単にドル円を売るだけではなく、全ての通貨を対円で売る捌く
      という動きです。

      さすがにこのレベルになると、通貨当局による為替介入の可能性がでてきました。

      今週から中間決算の発表が相次ぎますが、すでに輸出企業を中心に業績を
      下方修正する企業が増えてきています。

      この動きが、更に株価を押し下げ、円高傾向を加速させる、負の連鎖に繋がるということから、政府としても公的資金枠を10兆円に拡大するなどの緊急対策を決定しています。

      今週行われる米FOMCでは追加利下げが確実視されていますが、米単独では
      なく、日本も含めた協調利下げの可能性も出てきました。

      利下げ余地が限られているからという理由だけで日本だけが「蚊帳の外」では
      更に円高が進む可能性があり、円の上昇を抑えるという意味でも理解が得られる
      はずです。

      高金利通貨の宿命ではありますが、南アフリカランドなど全ての高金利通貨が
      売れれています。更に、これらの通貨は「カントリーリスク」問題も浮上して
      きました。相場が落ち着くまで、手を出すべきではないでしょう。

      今週はドル円が90円を維持できるかがポイントとなりそうです。

      「値ごろ感」での買いは避けるべきです。

      2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF) 2008年8月分(PDF)

      What's going on ?」とは・・・
      会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
      為替はさまざま事が原因で動きます。
      その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
      日時 発言者 内容 市場への影響
      10/2 トリシェ
       ECB 総裁
      「金利据え置きと利下げの双方を取り上げた。」「物価上昇リスクはやや減少した。」
      政策金利据え置きを決めたECB理事会後の会見で。
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      10/2 米著名投資家
      ウオーレン・バフェット
      米最大手自動車メーカーGMに対して30億ドル増資を引き受ける。
      (米ゴールドマンに対して50億ドルの出資を決めて1週間後)
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      10/15 バーナンキ
      FRB議長
      NYでの講演で、今後の経済運営について「あらゆる政策手段をとり続ける。」
      と追加利下げに含みを持たせる。
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      10/15 ラスムセン
      デンマーク首相
      「ユーロ圏外にとどまるコストが大きくなっているのは明らかだ。」今回の金融危機に
      際してユーロへの参加を示唆。
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      10/21 キング
      イングランド銀行総裁
      「現在英国経済はリセッション入りしているようにみえる。」
      ポンド、ユーロともに対ドル、対円で下落

      ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和