2015年2月17日(火)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- NYでは株式、債券市場が休場のため、ドル円は小動き。118円台半ばを頭に、上値の重い展開が続き、118円28銭近辺までドルが売られる場面もあったが、118円45銭辺りまで反発して取引を終える。
- ユーロドルは、ギリシ救済協議が物別れに終わったことで売られ、1.1320までユーロ安が進む。債権団とギリシャ政府との溝は依然として深いとの印象。
ドル/円 118.28 〜 118.59 ユーロ/ドル 1.1320 〜 1.1411 ユーロ/円 133.99 〜 135.31 NYダウ ----- → 18,019.35ドル GOLD ----- → 1,227.10ドル WTI ----- → 52.78ドル 米10年国債 ----- → 2.050% 本日の注目イベント
- 豪 RBA議事録
- 独 独2月ZEW景況感指数
- 欧 EU財務相理事会(ブリュッセル)
- 英 英1月消費者物価指数
- 米 2月NY連銀製造業景気指数
- 米 2月NAHB住宅市場指数
- 米 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演
昨日開かれたギリシャ救済に関する協議は、結局物別れに終わり、ユーロは主要通貨に対して売られています。ユーロドルは昨日の高値から約100ポイント落ち、ユーロ円も高値から1円以上も下落し、ギリシャ問題が依然としてユーロの重石になっています。
協議では、ギリシャのツイプラス政権の当局者が、ユーロ圏が示した既存プログラムを延長する提案は「不合理」で「受け入れられない」と表明しています。ユーロ圏側は、既存の救済プログラムが2月末に失効した後も、ギリシャが破綻を回避できるよう金融支援プログラムで合意したい意向ですが、ギリシャ側からの歩み寄りがみられない状況です。
独仏などの財務相は既存プログラムの延長がギリシャにとって短期的には唯一の選択肢だと主張していますが、ギリシャ側は強行姿勢を崩さず「時間の浪費だ」とのコメントも発表しています。(ブルームバーグ)協議が物別れに終わったことで、ギリシャ国債は売られ、3営業日ぶりに下落しました。
ドル円は118円台半ばで一進一退ですが、徐々に上値が重くなり、結局先週前半まで続いたレンジ相場に近い動きになって来ました。ギリシャ問題で、ユーロが売られ、ユーロ円の下落もドル円の上値を重くしているようです。今日の東京時間では118円台は維持されると思われますが、海外市場で再びギリシャ問題がこじれてくるようだと、円が買われ118円割れを試す展開があるかもしれません。
日経平均株価は7年7ヶ月ぶりに1万8000円の大台を回復し、引け値でも1万8000円を確保しましたが、上昇にそれ程勢いがあるとも思われません。本日の予想レンジは118円〜119円程度と思われますが、どちらかと言えば下値を試す展開が予想されますエジプト軍が、リビアの「イスラム国」の拠点を報復攻撃したり、停戦協定が発効したにも関わらず、戦闘が激化しているウクライナなど、まだ円が買われる材料は少なくはありません。そのため、まだポジションを一方方向へは傾けにくい状況が続いています。
What's going on?
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。為替はさまざま事が原因で動きます。その動いた要因を確認する意味で「What's going on ?」というタイトルを付けました。日時 発言者 内容 市場への影響 1/7 FOMC議事録 「辛抱強さへの言及について、委員会が正常化プロセスを少なくとも無効2会合で開催する可能性は低いことを意味しているとの認識を示した」 ------ 1/7 FOMC議事録 「コアインフレが現在の水準付近で推移している状況で正常化を開始する可能性があると指摘。ただその場合、参加者はインフレ率が時とともに2%台へと戻っていくことにある程度の自信を持ちたいとの認識を示した」 ------ 1/15 ヨルダン・スイス中銀総裁 「決定は市場を驚かせたが、ほかのやり方はできなかった」スイスフランの上限撤廃発表後に記者団に スイスフラン 対ドルで2500ポイント、対ユーロで2800ポイントほど上昇 1/23 マレー・IMF報道官 「起こりうる結果としてギリシャの離脱を予想していない」25日のギリシャ総選挙について ------ 1/23 ルー・財務長官 「強いドルは米国にとってプラスだ」ダボス会議で ------ 2/10 ラッカー・リッチモンド連銀総裁 「現時点では、私には6月利上げが魅力的な選択肢のようだ」講演で。 ------



