2008年10月30日(木)
おはようございます。
世界中の金融機関を巻き込んだ今回の米国発金融危機。
いまだ、M&A,資本増強、不良資産処理等で揺れ動いています。
経済活動の血液といわれる金融が麻痺すると、当然血行不良を起こします
金融危機は自動車産業にのも波及してきました。
とりわけ米自動車産業への影響は大きく、GMとクライスラーは
血行不良を起こしているようで、米政府は自動車か浮く社へ公的資金投入を、
決めたようです。
100年に一度の金融危機が、100年間で初めてGMを経営危機に
追い込んでいます。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- FRBは政策金利を0.5%引き上げ1.0%にすることを決定。
- 東京株式市場が二日連続で大幅高を終え、注目されてたNY株式市場は もみ合いながらも、小幅安で取引を終えました。
- ドル円もさすがに、値幅が縮小し落ち着いた動きで終始。
- 9月耐久財受注 →プラス0.8%(市場予想を上回る)
ドル/円 96.41 〜 98.03 ユーロ/円 123.44 〜 126.96 NYダウ −74.16 →8,990.96ドル Gold +13.50 →754.00ドル WTI +4.77 →67.50ドル 米10年国債 +0.021 → 3.860%
本日の注目点
- 欧 独10月失業率
- 米 7−9月GDP速報値
予想通りFRBは0.5%の利下げを決めました。
また同時に「必要に応じて行動する」と、更なる追加利下げに含みを持たせました。
この決定を受けてNYダウは上昇したものの、前日史上2番目の上げ幅を
演じていることから、上値を追う動きは限定的で、小幅マイナスで引けています。
為替もこの日は落ち着いた動きで、ドイツで経済対策が発表されるとの報道で
ユーロが買われる場面がありましたが、ドル円は小休止。
前日のドル急騰で、上昇局面ではドルショートつかまっている節もあり、
96円台ではドル買い戻しの動きもあるようです。
どうやら95円ー100円のレンジに収まってきそうな気配も漂ってきました。
FRBの次は日銀の番です。
ECBの利下げも確実視されていることから、日銀の0.25%の利下げは
避けられないところでしょう。
日本経済を取り巻く環境は悪化の一途を辿っており、更に、このところの原油安で、
インフレ懸念は払拭されており、本日発表される追加経済対策とセットで金融面からの
景気刺激策は不可欠でしょう。
日銀としては手持ちのカードが少ない中、温存したいというところでしょうが、
これまでも「Too small too late]と揶揄されてきた日銀の金融政策。
政策決定は合議制とはいえ、白川新総裁の手腕が試されるところでしょう。
景気後退で<全ての指標が「悪化傾向」を示して」いる現状、これまでにない
金融、財政一体での対策を早期に実施しないと、本格的なリセッションに入り、
トンネルを抜け出すのに相当な期間を要することになり、避けたいところです。
2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF)
2008年8月分(PDF) 2008年9月分(PDF)
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。日時 発言者 内容 市場への影響 10/2 トリシェ
ECB 総裁「金利据え置きと利下げの双方を取り上げた。」「物価上昇リスクはやや減少した。」
政策金利据え置きを決めたECB理事会後の会見で。----- 10/2 米著名投資家
ウオーレン・バフェット米最大手自動車メーカーGMに対して30億ドル増資を引き受ける。
(米ゴールドマンに対して50億ドルの出資を決めて1週間後)----- 10/15 バーナンキ
FRB議長NYでの講演で、今後の経済運営について「あらゆる政策手段をとり続ける。」
と追加利下げに含みを持たせる。----- 10/15 ラスムセン
デンマーク首相「ユーロ圏外にとどまるコストが大きくなっているのは明らかだ。」今回の金融危機に
際してユーロへの参加を示唆。----- 10/21 キング
イングランド銀行総裁「現在英国経済はリセッション入りしているようにみえる。」
ポンド、ユーロともに対ドル、対円で下落
※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。



