今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年11月17日(月)


おはようございます。


一週間ぶりの更新です。


アメリカ経済の現状を観てきました。

通常アメリカのデパートや小売店ではは「感謝祭」の翌日からクリスマスセールが始まり、

クリスマスの前日までの約一ヶ月の間に一年間の大半を売り上げてしまいます。

正にこの時期が「書き入れ時」な訳です。

そのクリスマス商戦も既に始まっており、店のショーウィンドウには「SALE」の

文字が大きく掲げられていました。

しかし、店の中では買い物客はまばらで、特に日本人の好きな

有名ブランドショップ店ではお客の数より、店員の数の方が多い有様で、

米国での個人消費は一段と冷え込んでいることを肌で感じた次第です。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 10月小売売上高が発表され、前月比マイナス2.8%と、市場予想を 下回る数字だったものの、市場での反応は限定的でした。 緊急サミットでは各国の思惑もあり、積極的な対応策が期待できないとの
    報道から、NYダウが大きく値をさげ、さらにこの日はアップル、インテル
    などIT関連株が売られ、ナスダック総合指数の値下がりが顕著でした。
  • ドル円は一旦売られたものの、97円を挟む展開でダウ値下がりの中では 大きく売られることは無く、ややドル高で引けました。

ドル/円96.09〜97.76
ユーロ/円121.32〜125.01
NYダウ−337.94 → 8,497.31ドル
GOLD+37.50 → 742.50ドル
WTI−1.20 → 57.04ドル
米10年国債−0.117 → 3.741%


本日の注目点

  • 米 10月鉱工業生産

ワシントンでの緊急金融サミットが終わりました。

一部報道にあったように特にサプライズはありませんでしたが、落胆する内容では

なかったように思えます。

首脳宣言の骨子を観ても、格付け会社への監視強化とIMFへの資金供給で

改革を推進することなど、評価できる点もあったと言えます。

上述しましたように、米国の個人消費は今後さらに弱含む可能性があります。

10月の小売売上は前月がマイナス1.2%だったっことから急激に冷え込んでいます。

デパート大手のJCペニーなどの決算もふるわず、消費控えは比較的リッチな

層にまで及んできたことをうかがわせます。

加えて、企業業績は金融、航空に留まらす、ITを含めたほぼ全業種にまで

広がりを見せてきました。

この日IT大手のサンマイクロシステムズは全世界の従業員の15−18%にあたる

5千人〜6千人の人員削減を発表しています。

ドル円は95円ー100円のレンジを抜け切れていません。

今週は住宅着工などの数字が発表されることから、一旦ドル売りが加速する

場面もあるかもしれませんが、10月に90円台をつけたような猛烈な

ドル売りには繋がらないと予想しています。

2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF)
2008年8月分(PDF) 2008年9月分(PDF) 2008年10月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
11月17日 ウエーバー独連銀総裁
(ECB理事)
「(利下げ余地が)ないわけではない」と追加利下げを示唆。
(フランクフルトで記者団に)
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※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和