2015年9月8日(火)
ひと目で分かる昨晩の動き
欧州市場
- NY市場が休場のため、ドル円は119円台前半で小動き。
- ユーロドルはドイツの鉱工業生産が良かったことからやや買戻しが優勢となり1.11台後半まで反発。ユーロ円も133円34銭まで買われる。
ドル/円 119.13 〜 119.42 ユーロ/ドル 1.1139〜 1.1173 ユーロ/円 132.89 〜 133.34 NYダウ ----- → 16,102.38ドル GOLD ----- → 1,121.40ドル WTI ----- → 46.05ドル 米10年国債 ----- → 2.120% 本日の注目イベント
- 日 4−6月GDP(改定値)
- 日 7月国際収支
- 中 中国 8月貿易収支
- 独 独7月貿易収支
- 欧 ユーロ圏4−6月期GDP(改定値)
- 米 8月労働市場情勢指数(LMCI)
- 米 7月消費者信用残高
昨日の東京タイムでは、G20後の日本株と上海株の動きが注目されていましたが、先行した日本株は寄り付き直後に300円ほど下げる場面があったものの、そこから切り返して200円ほど上昇する時間帯もありました。この動きに連動するかのように、ドル円は119円59銭までドルが買われたものの、勢いはありませんでした。
上海株は日経平均株価が堅調な動きを見せたこともあり、小幅に上昇しましたが、後場には結局マイナス79ポイントで取引を終えています。中国人民銀行が特別な株価対策を講じた気配はないものの、今朝の報道では、株価が大幅に下落した際に株式の取得を一時停止する「サーキットブレーカー」の導入を検討していることが明らかになりました。具体的には「CSI300指数」が一定以上に変動した際に発動されると見られますが、21日までにこの計画への意見が公募されると、ブルームバーグは伝えています。
また中国財務省は、個人投資家が保有する株式で、長期保有する投資家の株式配当への所得税を免除すると、ウェブ上で通知したとの報道もあります。これは株式を短期売買させずに、長期保有させようとする一種の株価対策と見られます。
本日は日本とユーロ圏のGDP改定値が発表されるほか、中国の貿易収支の発表もあります。中国の景気減速が懸念される中、貿易額が減少していると、景気減速が確認されることになり、株価の下落要因になることも予想されます。
9月のFOMCまで残すところ1週間です。利上げはほぼ無いと予想していますが、市場では1割から2割ほどが9月利上げを予想しているとの報告もあります。株安、原油安、VIX(恐怖)指数の上昇など、米国だけではなく、イギリスでも利上げをする環境ではないと思われますが、来週後半までは思惑もあり、変動率の高い相場が予想されます。本日のドル円は118円〜119円80銭程度を見たいと思います。
What's going on?
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。為替はさまざま事が原因で動きます。その動いた要因を確認する意味で「What's going on ?」というタイトルを付けました。日時 発言者 内容 市場への影響 7/7 メルケル・ドイツ首相 「解決策を見出すのにわれわれに残された時間はわずか数日だ」ユーロ圏首脳会議後に。 ------ 7/10 イエレン・FRB議長 「金融政策の正常化を始めるのが年内のいつかの時点で適切になるだろうと考える。しかしながら強調しておきたいのは、想定外の展開によっては最初の一歩を先送り、あるいは早めることもあり得るということだ」講演で。 ------ 7/31 ブラード・セントルイス連銀総裁 「景気の見通しは引き続きかなり良好だ」、「25bpの利上げは経済にとっては大したことではない」」WSJ紙とのインタビューで。 ドル円123円台半ば →124円手前まで上昇 8/4 ロックハート・アトランタ連銀総裁 「私の個人的見解は、現在のところ行動しないことへのハードルは高い」WSJ紙とのインタビューで。 ドル円124円→124円40銭まで上昇 8/5 パウエル・FRB理事 「時は近づいている。6月のFOMC会合では大半のメンバーが、年内いずれかの時点で利上げする状況になったとの認識を持っていたと思う」CNBCとのインタビューで。 ドル買いが強まる 8/27 ダドリー・NY連銀総裁 「現時点での私の考えでは、9月のFOMCで正常化のプロセス開始を決定する論拠は、数週間前に比べやや弱くなっているようだ」記者会見で。 NYダウ619ドル上昇の一因に 9/3 ドラギ・ECB総裁 「景気がさらに弱まりインフレは想定通りに回復しない場合はもちろん、QEを延長するだろう」記者会見で。 ユーロドル1.12台後半から1.10台後半に



