2015年12月25日(金)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 取引参加者が少ない中、ドル円はアジア市場の流れを受けドルが下落。株価が下落し、金利も小幅に低下したことで120円25銭までドルが売られた。
- ドル安が進み、ユーロドルも1.0967までユーロ高が進行。
- 株式市場はまちまち、ダウは50ドル下落し、ナスダックは2.5ポイント上昇し、4日続伸。
- 債券相場は小幅に上昇し、長期金利は2.22%台と横ばい。
- 金は反発。原油は4日続伸し、約3週間ぶりに38ドルを回復。
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新規失業保険申請件数 → 26.7万件
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ドル/円 120.25 〜 120.93 ユーロ/ドル 1.0935 〜 1.0967 ユーロ/円 131.66 〜 132.00 NYダウ ー50.44 → 17,552.17ドル GOLD +7.60 → 1,075.90ドル WTI +0.60 → 38.10ドル 米10年国債 −0.016 → 2.244% 本日の注目イベント
- 日 11月消費者物価指数
- 日 11月失業率
- 米 NY、ロンドンなど主要市場は休場(クリスマスデー)
ドル円は昨日の東京市場では株価の上昇にも関わらずジリジリと値を下げ、NYでは約1ヶ月半ぶりとなる、120円25銭までドル安が進んでいます。原油価格が、原油在庫や掘削業者のリグ稼動数が減少していたことから、38ドル台まで反発して来ましたが、株価は、まちまちでした。
FOMCで利上げが決定されたら、ポジション調整のドル売りが優勢になるのではないかといった見方がありましたが、やや遅れてその動きが強まってきたようにも思えます。今日は、東京市場が引けた後は、クリスマス休暇のため、取引を行うところは基本的にはありません。来週の月曜日には、通常のマーケットに戻るため、仮に120円を割り込んで越週すると、そのまま週明けのオセアニア市場で、円高が進む可能性もあります。そうなると、年明けは「円高」でスタートすることになるかもしてません。
昨年末は急激なドル高で終わり、翌年にもドル高期待を残して年を終えましたが、今年の年末は、その逆の展開のことも予想されます。結局、日銀による「追加緩和」観測は、期待だけで終わってしまいました。今年の初めの予想では、「場合によっては2回緩和があるかもしれない」といった見方も一部にはあり、肩透かしをくらった感じもしますし、結局日銀が動かなかったことで、ドルの上昇にも限界があったとも言えます。
黒田総裁は、それでも昨日の講演では2%の物価目標実現のために「できることは何でもやる」と繰り返していました。「来年こそは」といった期待にはつながりますが、市場はすでに反応を示さない状況です。
本日は120円を割りこむのかどうかが最大の焦点です。レンジは119円80銭〜120円50銭程度を予想します。
今日はクリスマス。今年は「暖冬」のため、関東地方では「ホワイトクリスマス」というわけにはいきません。やはり冬は冬らしい天候がいいのかもしれません。個人的には冬の寒さで、気持ちが引き締まるようにも感じます。来週、月曜日の「アナリスト・レポート」は、海外市場が休場のため、お休みとさせていただきます。よい週末を・・・・・。MERRY CHRISTMAS !!
What's going on?
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。為替はさまざま事が原因で動きます。その動いた要因を確認する意味で「What's going on ?」というタイトルを付けました。日時 発言者 内容 市場への影響 10/12 ロックハート・アトランタ連銀総裁 「定義の仕方にかかわらず完全雇用という観点からゴールにとても近づいている」講演で。 -------- 10/22 ドラギ・ECB総裁 「金融緩和の度合いを、最新のマクロ経済予測が手に入る12月に再検証をする必要がある」記者会見で。 ユーロドル1.13台から1.110に急落。 10/28 FOMC声明文 「次回会合で(政策金利の)目標レンジ引き上げが適切になるかどうかを判断する」 ユーロドル1.1095から1.0896まで急落。 11/4 イエレン・FRB議長 「現時点では、米経済は順調だと判断している」12月利上げの舞台は整っているとの認識を示す。(議会証言で) ドル円121円前半から121円72銭まで上昇。 11/7 ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁 「失業率が5%となっており、この尺度に基づけば私が完全雇用だと推定する状況に達している」講演で。 -------- 11/9 ローゼングレン・ボストン連銀総裁 「経済が予想通りに改善し続ける限り、12月を含む将来のFOMC会合すべてが利上げに適切なタイミングとなり得る」講演で。 -------- 11/12 エバンス・シカゴ連銀総裁 「FF金利誘導目標を2016年末まで1%を下回る水準に抑えることが適切だとみている」講演で。 -------- 12/1 エバンス・シカゴ連銀総裁 「利上げ開始の具体的な時期にかかわらず、フェデラルファンド(FF)金利が2016年末時点でなお1%未満であることが適切となる可能性が高いと考えられる」講演で。 -------- 12/2 イエレン・FRB議長 「10月のFOMC会合以降の経済と金融のデータは全般的に見て、労働市場の改善が続くというわれわれの見通しと整合的だ」講演で。 ドル円123円前半から、123円68銭まで上昇 12/4 ドラギ・ECB総裁 「物価安定の責務を全うする上で措置を強化する必要があれば、間違いなくそうする」NYでの講演で。 -------- 12/16 FOMC声明文 「引き上げ後も金融政策のスタンスは引き続き緩和的であり、それにより労働市場の状況の一層の改善とインフレ率2%への回復を支えていく」利上げ後の声明文で。 ドル高、株高が進む



