今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年12月1日(月)


おはようございます。

いよいよ今日から「師走」です。

2008年も11ヶ月を終え、最後のひと月となりました。

まだひと月もあるので、今から2008年を総括するのは気が早すぎますが、

金融業界にとって、この2008年という年は決して忘れることのできない年となるので

しょう。

社会では凶悪な犯罪が後を絶ちません。

JR荒川沖駅、秋葉原での無差別殺戮、ひき逃げではなく車でひいてそのまま

引きずって行き死亡させてしまった事件、最近では元厚生事務次官襲撃事件・・・

数え挙げれば切がないくらい多かった年です。

京都、清水寺恒例の今年一年を表す言葉は何と書かれるのでしょうか?

今年は今から気になります。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • この日は「感謝祭」後の」金曜日で株式市場が午後一時で終わったため、 各市場とも小動きでした。 ユーロ圏の消費者物価指数が2.1%と前月比1.1%も下落したことで、 金融緩和を行いやすくなるとの連想から、ユーロが書く通貨に対して売られる 展開となりました。
  • また、日本の10月の鉱工業生産が悪化していたことで、ドル買い円売りの 動きもあり、ドルは終始堅調でした。
  • ドル円は95円後半を試す動きもありましたが、勢いはなく95円台半ばで 取引を終えています。

ドル/円95.14 〜 95.75
ユーロ/円120.47 〜 121.89
NYダウ+102.43 → 8,829.04ドル
GOLD+7.70 → 819.00ドル
WTI−0.01 → 54.43ドル
米10年国債−0.069 → 2.923%


本日の注目点

    欧  ユーロ圏財務相会合(ベルギー、ブリュッセル)
    米  11月ISM製造業景況指数
    米  バーナンキFRB議長、金融危機における政策について講演
    米  ポールソン財務長官、経済と市場について講演

比較的安定した相場展開が続いたここ2〜3週間でしたが、今日から

12月に入りました。

12月だからと言って相場が動くという過去のデータは無いと思いますが、

今年は異常な年であったことから、このまま終わることはありません。

先週はNY株式市場が5日連続営業日で上昇したことで、為替相場が

安定した動きを見せていたと思われます。

今週は各国で相場に影響を与えるイベントが目白押しです。

ドル円は一旦「三角保合い」を下抜けしたものの、すぐに元の鞘に戻り、

再び三角形を形成しつつあります。

上値は96円30近辺。更には97円半ばが抵抗線になっています。

一方下値では、94円70辺りまで支持線は上昇しております。

欧米ともに追加利下げ期待が高まる中、先ずは4日木曜日にECBの理事会が

予定されており、ここでの政策金利引き下げが見込まれます。

このため「日本と欧米の金利差縮小」から円高を予想する見方が多いようです。

個人的には、引き続き、目先90円割れのリスクは少ないと観ております。

政府与党による「二次補正予算」の2009年度への先送り、それに伴う

内閣支持率の急落、麻生首相への不支持など、景気が大きく後退する中での

政局混迷が「円売り」に繋がってくる可能性もあり得るというのがその理由です。

米経済がある程度悪いことは想定内です。

今後市場は、日本の弱さに目を向けてくることも十分考えられます。

2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF)
2008年8月分(PDF) 2008年9月分(PDF) 2008年10月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
11月17日 ウエーバー独連銀総裁
(ECB理事)
「(利下げ余地が)ないわけではない」と追加利下げを示唆。
(フランクフルトで記者団に)
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※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和