2016年3月28日(月)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- グッドフライデーで、欧米の株式、債券市場が休場のためドル円は動かず。113円台前半で推移し、値幅も15銭前後。
- ユーロドルも小動き。1.11台半ばで推移し、動意なし。
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10−12月GDP(確定値) → +1.4%
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ドル/円 113.01 〜 113.17 ユーロ/ドル 1.1160 〜 1.1172 ユーロ/円 126.16 〜 126.38 NYダウ ----- → 17,515.73ドル GOLD ----- → 1,217.08ドル WTI ----- → 39.46ドル 米10年国債 ----- → 1.900% 本日の注目イベント
- 英 ロンドン市場休場(イースター休暇)
- 米 2月個人所得
- 米 2月個人支出
- 米 2月PCEコアデフレーター
- 米 2月中古住宅販売成約指数
先週の金曜日はグッドフライデーのため、為替はほとんど動いていません。10−12月期の米GDP確定値が発表になり、上方修正されたため、利上げ観測がやや高まりドル買いが優勢にはなりましたが、基本的には小動きでした。
確定値は+1.4%で、改定値の+1.0%から上振れしています。先週は、FOMCメンバーによる「タカ派」発言が相次ぎ、4月利上げの可能性が急浮上して来ました。特に、セントルイス連銀のブラード総裁は、「利上げの時期が近づいている可能性がある」と発言し、最も積極的な姿勢をみせていました。
そこに、GDPの上振れという追い風が加わり、週明の欧米市場がどのような反応を示すかにも注目ですが、今朝のオセアニでは既にドルが小高く始まっています。今週末には3月の雇用統計が発表されます。ここで、安定した内容の結果が示されると、4月利上げの可能性がさらに高まってくることも予想されます。
4月の会合ではイエレン議長の記者会見は予定されていません。それだけに、当初はノーマークだったわけですが、俄然注目を集める状況に変わってきました。また、記者会見は予定されていませんが、明日(火曜日)にはイエレン議長の講演があります。講演時間は30日夜中の0時30分からということになっています。ここで他のメンバーと同じように、利上げに前向きの発言がでるようだと、一層可能性が高まります。
今月のFOMCでは2016年の利上げ回数が、ドットチャートでは2回に下方修正されたことで、ドル円は一時110円68銭までドル安が進みました。米金利は当面上がらないとの見方がドル売りにつながったわけですが、先週からはその見方が徐々に修正されてきたことから、ドルがジワジワと買われています。このまま115円に向うとも考えにくいですが、先ずは明日のイエレン議長の発言と、週末の雇用統計を見極めたいと思います。本日の予想レンジは112銭70銭〜113円80銭程度を予想します。
What's going on?
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。為替はさまざま事が原因で動きます。その動いた要因を確認する意味で「What's going on ?」というタイトルを付けました。日時 発言者 内容 市場への影響 2/1 フィッシャー・FRB副議長 「最近の金融市場の混乱や中国を巡る不透明感が米経済にどの程度影響を及ぼすかの判断はあまりにも難しく、米金融政策当局は次の行動を決められない」講演で。 -------- 2/2 ジョージ・カンザスシティー連銀総裁 「最近の金融混乱は予期されていたものであり、追加利上げを先延ばしする理由にはならない」講演で。 -------- 2/4 カプラン・ダラス連銀総裁 「不透明な世界見通しが米国の雇用やインフレにおよぼす影響を見極めている」講演で。 -------- 2/10 イエレン・FRB議長 「米経済は拡大が続く」「経済データ次第では利上げのぺースを減速させるのが適当」議会で。 ドル円急落。株安・債券高が急速に進む。 2/12 中曾・日銀副総裁 「必要があれば金融緩和の質・量をさらに拡大することも可能だ」NYでの講演で。 -------- 2/16 ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁 「金融政策がどう展開していくか確実な筋道を示すことはできないが、インフレ関連のデータが力強さを増すまで2回目の利上げを待つことが賢明だと分かるかもしれない」講演で。 -------- 2/16 ローゼングレン・ボストン連銀総裁 「インフレ率目標への回復が遅れれば、金融政策の正常化は急ぐべきでない」講演で。 -------- 2/18 サマーズ・元財務長官 「米金融当局が早期の追加利上げを考え直すことが建設的だ」ブルーム・バーグとのインタビューで。 -------- 2/23 ジョージ・カンザスシティー連銀総裁 「現時点では、見通しに基本的な変化があったことをデータが示唆しているとは言えない。3月利上げの可能性は議題に残すべきだ」ブルームバーグラジオとのインタビューで。 -------- 3/7 黒田・日銀総裁 「今すぐに何かをやるということは考えていない」講演で。 -------- 3/10 ドラギ・ECB総裁 「一段の利下げが必要だとは考えていない」政変変更後の記者会見で。 ユーロドル1.08台前半から1.12台まで急騰 3/16 FOMC声明文 「金融政策スタンスの漸進的調整により経済活動が緩やかなペースで拡大し、労働市場の指標は力強さを増し続けると見込んでいる。ただし、世界の経済・金融情勢が引き続きリスクをもたらしている」 ドル円113円80銭辺りから → 112円台前半に 3/16 スティグリッツ・コロンビア大学教授 「日銀の金融政策だけでは限界がある。次に財政政策をとることが重要だ」国際金融経済分析会合で。 -------- 3/21 ロックハ−ト・アトランタ連銀総裁 「早ければ4月末に予定されている会合も含め、今後の会合での追加措置を正当化するだけの勢いが景気にある。その勢いは経済データが裏付けている」講演で。 ドル円111円台半ばから後半へ 3/22 エバンス・シカゴ連銀総裁 「今年の米経済成長率を2−2.5%と予想し、ファンダメンタルズが非常に良好な状態にある」講演で。 ドル円111円台半ばから112円台半ばへ上昇 3/23 ブラード・セントルイス連銀総裁 「雇用統計では力強い内容があらためて示され、労働市場は改善しつつあると見受けられる。4月利上げを支持する論拠といえそうだ」ブルームバーグとのインタビューで。 ドル円112円台後半へ上昇



