今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年12月10日(水)


おはようございます。


麻生首相の支持率が「ポンド円」のように急落しています。

直近の朝日新聞の調査によれば「支持する」が22%で「支持しない」が

64%と約三倍の開きがあります。

しかも「首相にふさわしい人」という項目では民主党の小沢代表がトップ

というオマケまでついています。

数々の「失言」が原因の一つとも言われていますが、別に、今始まったわけでは

ありません。

麻生首相誕生時には、恐れ多くも、過去の「実績?」を考えて「短命」を予感

しました。

首相はおそらく、人のいい、腹蔵のない、正直な人なのでしょう。

相変わらず一流ホテルのバー通いを止めないところも、首相の頑固さなのでしょう。

前首相や、その前の首相のように途中で投げ出すことはないとは思いますが、

孤立無援の状況でどこまでもつのか心配です。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 連日上昇を見せていたNY株式市場は利食い先行で始まり、ビッグ・スリー問題が 難航するとの見方が台頭し大幅安に。
  • カナダ中銀が政策金利を、市場予想を上回る0.75%引き下げたことで、来週の FOMCでFRBも大幅な利下げに動くとの連想からドル円は一時91円台後半まで ドル安が進みましたが、このところのレンジを抜けず92円台前半で終始。
  • 仮契約住宅販売指数 →マイナス0.7%(市場予想を上回ったもののマーケット では反応薄。)

ドル/円91.93 〜 92.74
ユーロ/円118.39 〜 120.10
NYダウ−242.85 → 8,691.33ドル
GOLD+4.90 → 774.20ドル
WTI−1.64 → 42.07ドル
米10年国債−0.102 → 2.643%


本日の注目点

  • 米   10月卸売上高

ドル円の膠着状態が続いています。上下どちらかを抜け切る決定力もなく、

狭い値幅内での取引が続いています。

今年も余すところ20日余り。来週を終えれば、本各的な「クリスマス・モード」に

入り、相場の動きは限定的。そしてその後、日本では年末年始で同様に小動き・・・・。

来週にはFOMCが控えており、翌週にはGDPの発表もありますが、

市場では徐々に、追加利下げやGDPのマイナス成長などを織り込んでくることから

相場変動要因にはならない可能性もあります。

このまま年と越すとは思いませんが90円ー95円を抜け切るには、やはり

ある程度のパワーは必要でしょう。

注目の米ビッグ・スリー問題では、政府は大胆なリストラを要求すると同時に、

その進捗状況をチェックするための経営監視人を指名して合意に達する見通しのようです。

また、つなぎ融資をした場合にはその会社の株式の20%相当のワラントを

見返りとして受け取り、将来業績が向上し株価が上昇した場合には、利益を受け取れるような

仕組みも導入するようです。

いずれにしても今週中には決着する見通しで、ドルにとってはプラス材料となります。



巷では、そろそろ「2009年の相場予想」が雑誌、新聞などを賑わす時期になります。

小生も、今日のような平穏な時間を利用してじっくり考えて見たいと思います。

年末近くには本「外為経済アカデミー」欄にてご覧いただけるかと思います。

2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF)
2008年8月分(PDF) 2008年9月分(PDF) 2008年10月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
12/4 トリシェ ECB総裁 「金融市場そして経済の動きを注意深く見守る。」「(経済の)下振れリスクがある。」利下げ後の記者会見で -----
12/7 オバマ次期大統領 「雇用が記録的に減っている時に、自動車産業が崩壊するのは受け入れられない。」シカゴでの記者会見で。 NYダウ大幅上昇。

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和