2016年9月2日(金)
本日のアナリストレポートは執筆者の都合により休載させて頂きます。
読者の皆様には申し訳ございませんが、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
2016年9月1日(木)
本日のアナリストレポートは執筆者の都合により休載させて頂きます。
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2016年8月31日(水) 「ドル円1カ月ぶりに103円台を回復」
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ドル円は約1カ月ぶりに103円台に乗せる。FRB副議長の発言や、消費者マインドが予想を上回ったことで利上げ観測が高まり、ドルを押し上げた。
- ドルが買われた割にはユーロは堅調。ユーロドルは1.11台半ばから後半で、ほぼ前日と同水準で推移。
- 利上げ観測の高まりから株式市場は揃って反落。ダウは48ドル下げ、アップル株が下げを主導。
- 債券市場も利上げを嫌い小幅に下落。長期金利は1.56%台へと上昇。
- 金は反落し1316ドル台に。原油価格も続落し46ドル台に。
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6月ケース・シラ−住宅価格指数→ 5.24%
8月消費者信頼感指数 → 101.1
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ドル/円 102.29 〜 103.14 ユーロ/ドル 1.1133 〜 1.1191 ユーロ/円 114.21 〜 114.94 NYダウ −48.69 → 18,454.30ドル GOLD −10.60 → 1,316.50ドル WTI −0.63 → 46.35ドル 米10年国債 +0.007 → 1.566% 本日の注目イベント
- 日 7月鉱工業生産
- 独 独8月雇用統計
- 欧 ユーロ圏7月失業率
- 欧 ユーロ圏8月消費者物価指数(速報値)
- 米 8月ADP雇用者数
- 米 8月シカゴ購買部協会景気指数
- 米 7月中古住宅販売成約指数
- 米 カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁講演
- 米 ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演
- 加 カナダ6月GDP
- 加 カナダ4−6月期GDP
ドル円はさらに水準を切り上げ、103円台に乗せました。フィッシャーFRB副議長がテレビ番組で、改めて年内2回の利上げに言及したことがドル買いを誘い、さらに8月の消費者マインドが予想を超えていたことも利上げ観測の高まりにつながり、ドル買い円売りを加速させました。円は、ユーロなど主要通貨に対しても売られ、ユーロ円は約1カ月ぶりに115円近辺まで上昇し、ポンド円も135円台まで買われ、円全面安の流れでした。
副議長は1回限りの利上げがあり得るかとの質問に「ぺースを選択することはできるが入ってくるデータに基づいて選ぶことになる」と答え、今後のデータに基づき金利の道筋を決めていく必要があると述べています。また雇用に関しても、「雇用は完全雇用に極めて近い」との認識を示しました。
この発言は、同副議長のこれまでの発言よりもさらに「タカ派的」と捉えられ、市場は今週末の雇用統計次第とはいえ、9月利上げを徐々に意識せざるを得ない状況になってきたと考えられます。ダドリーNY連銀総裁に続いて、フィッシャー副議長までも「年内2回の利上げもあり得る」との認識を示したことで、ドルが買われ、株式と債券は売られ、さらに金や原油なども売られる「ドル全面高」の様相を見せて来ました。個人的には、まだインフレ率が低水準なことを考慮すると9月利上げの可能性は低いと見ていますが、週末に発表される雇用者数が20万人を大きく超えているようだと、その可能性は排除できない状況になって来ました。米利上げ対する極端に悲観的な市場の見方はいずれ修正される時期が来るとbr>予想していましたが、以外にそのタイミングが早く来たのかもしれません。
ドル円は既に4時間足までの「雲」は全て上抜けしています。現在は8時間足の「雲」に挑戦しているところですが、103円30銭あたりに「200日線」が来ており、目先はここが抜けるかどうかが注目されます。ただ、重要なチャートである「日足チャート」では、まだ雲は上方で、トレンドチャネルも104円台半ばを抜けない限り転換はしません。その意味では103−105円の2円が今後年末までの相場を見極めるで、重要な値位置になってくると思われます。
週末の雇用統計がこれまでになく注目されそうですが、本日はその前哨戦とも言えるADP雇用者数が発表されます。米労働省が発表する雇用統計と本日のADP雇用者数との相関関係はそれほど強くはありませんが、それでも仮に上振れるようなら、週末の雇用統計にも期待を膨らませるのが市場心理です。ドルが買われる材料になるかもしれません。予想レンジは102円30銭〜103円80銭程度にしたいと思います。
明日1日から2日の「今日のアナリスト・レポート」は、都合によりお休みとさせて頂きます。読者の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。
What's going on?
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。為替はさまざま事が原因で動きます。その動いた要因を確認する意味で「What's going on ?」というタイトルを付けました。日時 発言者 内容 市場への影響 7/13 ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁 「インフレ率が来年中には目標に戻ると確信している」「年内に最大2回の追加利上げが適切になる可能性があり、フェデラルファンド(FF)金利は2018年末までに3.0%に近づくと私は予想する」講演で。 -------- 7/19 IMFチーフ・エコノミスト 「IMFとしては介入は、必要もしくは有効な手段とはみていない」「円相場の状況については無秩序とはみていない」ワシントンでの記者会見で。 -------- 7/19 FOMC声明文 「経済見通しへの短期的なリスクは後退した」「労働力の活用がここ数カ月に一定の増加を見せていることを示している」 -------- 8/1 ダドリー・NY連銀総裁 「年内の追加金融引き締めの可能性を排除するには時期尚早だ」講演で。 -------- 8/3 エバンス・シカゴ連銀総裁 「年内に1回の利上げが恐らく適切になる可能性があるのではないだろうか」記者会見で。 -------- 8/4 カーニー・BOE総裁 「早期に行動し、経済の不確実性を減らす」量的緩和決定後の記者会見で。 -------- 8/11 ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁 「緩和策を解除する緩やかな軌道、アクセルの踏み込み具合を極めてゆっくりと緩めることが適切だ」ワシントンポストとのインタビューで。 -------- 8/16 ダドリー・NY連銀総裁 「追加利上げが適切となる時期がじわじわと近づいている」「9月利上げもあり得る」FOXテレビとのインタビューで。 ドル円99円台半ばから→100円台半ばまで反発 8/18 グリーンスパン・元FRB議長 「金利は上昇し始めるはずで、そうなった場合は、その速さで我々を驚かせる可能性がある」ブルームバーグとのインタビューで。 -------- 8/18 ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁 「より早期の利上げ開始が一段と円滑で緩やかな正常化プロセスを可能にするだろう」講演で。 株価が下落し、債券も売られる 8/24 カプラン・ダラス連銀総裁 「労働市場の改善などが続けば、利上げが適切だ。タイミングは明示しないが、利上げの時期は近づいている」日経新聞とのインタビューで。 -------- 8/25 ジョージ・カンザスシティー連銀総裁 「米経済は完全雇用に近づいており、インフレは当局の目標に向って上昇してる。利上げは正当化されると」ブルームバーグとのインタビューで。 -------- 8/26 イエレン・FRB議長 「労働市場の堅調さが続いていることや、経済活動とインフレに対する当局の見通しを考慮すると、フェデラルファンド(FF)金利引き上げの論拠はここ数カ月で強まったと考えられる」ジャクソンホールでの講演で。 ドル円100円台前半から→101円台後半に 8/30 フィッシャー・FRB副議長 「ぺースを選択することはできるが入ってくるデータに基づいて選ぶことになる」TV番組で。 ドル円102円台前半から→103円台に



