今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年4月24日(木)


皆さんおはようございます。
個人的にワインが好きなもので、先日、東京駅大丸の「世界のワイン・チーズフェアー」
に行ってきました。
 
今年に入ってからのユーロ高のせいか、ワインの価格は軒並み2割ほど上がっていました。
驚いたのはワインの価格ではなく、そこに来ていた女性の人数でした。
会場の7割ほどが若い女性に占領され、圧倒されてしまいました。
かつて、衣料品のバーゲンなどでは目にした光景でしたが、ワインフェアーでのこの光景は初めてです。

そのせいか、試飲用のボトルが次々に空いていました・・・・?

ひと目で分かる昨晩の動き


欧州市場

  • イングランド銀行の金融政策委員会議事録が公表
    2人の委員が先日の利下げに反対だったことからポンドに買いが入ったが、長くは続かずポンドは下落。
  • 同時にユーロも買われ、ユーロ/円が164円98銭まで上昇しました。

NY市場

  • 欧州市場でユーロ/ドルが再度1.60をつけたが抜けきれず、ユーロ/円も165円を抜け切れなかったことで
    一旦利食いの動きがでてユーロ/ドル、ユーロ/円ともに下げに転じました。

このところユーロは対ドル、対円共に、上げ続けており、節目のレベルキャップされた格好になりましたが
深押しは無く、トレンドは依然「ユーロブル」でいいと思います。

ブルとベア
ブルとは英語の牛を意味する[Bull ]からきており、ベアは同じく熊の[Bear]からです。
牛と熊どちらも強そうですが、牛は下から上に突き上げる感じで、熊は逆に上から下に
向かう感じのため、ブルは強気、ベアは弱気として使います。
ブリッシュ(Bullish), ベアリッシュ(Bearish)という言い方もします。
この日は特に指標もなく、NYダウがしっかりだったことから、ドルが堅調でした。
ドル/円も102円〜104円を破らない限り、やや方向感が見えない展開になりそうです。


ドル/円102.90  〜 103.79
ユーロ/円163.80  〜 164.74
NYダウ+42.99  → 12,763.22 ドル
Gold−16.20  → 909.00ドル
WTI+0.23   → 118.30ドル
米10年国債+0.042  → 3.737 %

本日の注目点

  • 東京市場では日経平均を睨みながらの取引で小動きだろうと思われます。
    欧州市場では ドイツ ifoの景況指数が発表されることから,ユーロ/ドルが1.6台を
    固めることができるのかどうか注目です。

  • 米 耐久財受注

  • 米 新築住宅販売件数

  • 独 IFO 景況指数



【ちょっとcoffee break】
本日は、市場も静かなようですのでFX取引を行うにあたり私なりの考え方をお伝えしたいと思います。
皆さんもよく耳にする言葉「損切り」です。
当初は、ここまできたら決済しよう・・・と思っていても気が付くと含み損を大事に 抱えているような経験ありませんか?
わかっているがなかなかできないのが損切り。
自分の都合の良いように相場を見がちになります。
損切りは、自分自身でするしかないのですが一度大きな損を抱えてしまうとそれが恐怖心となります。
結果、なんとか持ちこたえ若干の利益、もしくは損益が0で決済をしてしまう、といったことにもつながりかねません。
またマイナスになるのではないか、という恐怖心からです。
「損切り大きく」、「利食い小さく」 → 「損切り小さく」、「利食い大きく」 これを目指して頑張りましょう。
最後に一言:「利食いは慎重に」





What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
4/23 フレアティ
カナダ財務相
「G7での声名が市場に浸透していない。」とコメント ドル小幅上昇。
4/22 ロイヤル・バンク・オブ
スコットランド(RBS)
2008年12月期中にサブプライム関連で59億ポンド(約1兆2千億円)の損出計上を発表。
昨年からの合計は83億ポンドに。同時に120億ポンドの増資も発表。
---
4/22 フィッシャー
ダラス連銀総裁
インフレが消費に影響を与え始めている。(講演で) ---
4/21 シティーグループ 優先株発行で60億ドル(6000億円)の資本増強。
三回目の資本増強で 合計450億ドル(4兆5千億円)に。
優先株は当初10年間は8.4%の固定。
---
4/21 バンク・オブ・アメリカ 1−3月期決算で67億ドル(6,700億円)のサブプライム関連損出を計上。
純利益→前年同期比77%の大幅減。
ドル、株式市場共にやや下落。
4/21 イングランド銀行
(BOE)
金融支援策を発表。 市中銀行が保有する住宅ローン証券と国債を交換し、銀行による
貸し出しを支援。総額500億ポンド(約10兆円)
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4/18 シティーグループ 1−3月期決算で160億ドル(1兆6千億円)のサブプライム関連損出を計上。
昨年からの合計額460億ドルに。
予想されたほどではなく
ドル、NYダウ急上昇。
4/17 メリルリンチCEO 二ヶ月くらいは厳しいが、今後の業績に楽観的な見通しを示す。 NYダウ、為替市場に好影響。
4/16 ユンケル
ルクセンブルク首相兼財務相
金融市場は為替相場に対するG7の姿勢を誤解している」と講演で発言。 ユーロ/ドル 1.5985→1.58台へ
4/16 ECB ユーロ圏 CPI→ 1.0%(前年比) ユーロ/ドル 1.57台半ば→1.59台へ
4/16 JPモルガンチェース
CEO
信用危機はほぼ終わりつつある。 ---
4/15テマセクホールディング
(シンガポールの政府系ファンド)
米メリルリンチの株式6億ドル(約600億円)を追加取得。
合計で50億ドルの投資となる。
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4/14 ウオールストリート
ジャーナル
ドイツ銀行が「レバレッジドローン」など最大200億ドル(2兆円)の試算売却を検討。
4/14付けWSJ紙が報道。
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4/14 米ワコビアバンク 1−3月期決算で48億ドル(4800億円)のサブプライム関連損出を計上。
ヘッジファンドなどから70億ドル(7000億円)の資本増強発表。
ドル高、NYダウやや上昇。
4/11 ポールソン
米財務長官
「最近の市場の変化を反映した。」
(G7後、声明文の変更についての記者会見で)
---
4/11 ポールソン
米財務長官
「(G7会議では)強いドル政策を繰り返し強調した。」
(G7後の記者会見で)
---
4/10 ECB 政策金利(4%)据え置き。
「われわれの責務は物価安定に尽きる。」トリシェECB総裁
---
4/10 BOE 政策金利0.25%引き下げ5%へ。12月から三回目。
「現在はインフレ懸念と金融不安の両方に対応するひつようがある。」BOE声明
---
4/10 ブランクファイン
ゴールドマンCEO
信用危機は終わりに近い。 ドル高へ。
4/9 IMF 2008年の米実質経済成長率を0.5%へ下方修正。
世界経済の成長率見通しも3.7%へ下方修正
---
4/9日銀金融政策
  決定会合
景気判断を下方修正。 ---
4/9 榊原
早大教授
ドル/円は、夏までに90円くらい
まで達する可能性は大きい。
特に影響無し。(日経新聞の取材に対して)
4/8 IMF サブプライム問題で、金融機関の
「一層の費本増強が重要」
特に影響無し。
4/8 独政府高官 G7では「内容も説得力もある共通
の解決策を提示できると確信している」
と発言。
特に影響無し。(記者懇談で)
4/4 トリシェ
ECB総裁
米金融当局は強いドルに関心がある。 特に影響無し。
4/4 ユンケル
ユーロ圏
極端な相場変動は望ましくない。 特に影響無し。財務相会議議長 G7で(対策)
を協議する。
4/4 米雇用統計 3月の非農業部門雇用者数ー8万人。 円102円台半ば→101.45まで下落 。
1−3月の合計数をー23.2万人に下方修正。
4/3 --- 新規失業保険申請件数が前週比
38,000件→407,000件。
ドル/円102円後半→102円30
4/3 欧州中銀 ユーロ圏2月の小売売上高ー0.5%。
予想より弱い。
ユーロ/ドル1.5610→1.5570
4/2 IMF 2008年米経済成長率見通しを
1.5%から0.5%への下方修正の方向で見直し。
特に影響無し。
4/2 バーナンキ
FRB
年前半はマイナス成長の可能性あり下振れリスクも。
「第二のベアスタンーズ」否定。
ドル/円102円後半→102円前半へ、 議長
(議会証言にて)。 年後半の回復を期待。
4/1 ドイツ銀行 サブプライム関連で追加損出計上を発表。 1−3月期決算で25億ユーロ(4千億円)
4/1 リーマン 公募増資30億ドルを40億ドルに
上積みを発表。
NYダウ+391.47→12,654.38。
ブラザースNY100.46−102.16
4/1 JPモルガン
チェース
UBSに対して130億SF(1兆
5千億円)の増資引き受け
NYダウ+391.47→12,654.38
モルガンスタンレーNY100.46−102.16
4/1 UBS サブプライム関連で追加損出計上を
発表。1−3月期決算で190億ドル
(1兆9千億円)
マルセル・オスペル会長辞任

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和