2008年12月17日(水)
おはようございます。
先月肺がんで亡くなった筑紫哲也氏は5月には自らガンであることを
告白し、その後、懸命の治療を続け10月には「ほぼガンを撃退しました。」
と勝利宣言をし、一旦仕事に復帰したことはまだ記憶に新しいところです。
評論家の立花隆氏によると、実は3月にガンが見つかった時、既に他の臓器にも転移しており
医師からは「余命3ヶ月」と告げられていたそうです。
しかし、家族の判断で本人には知らせずに、筑紫さんはガンに打ち勝つため
治療に専念しました。
結局、宣告から半年で病に倒れた筑紫さんですが、立花氏は「新聞、雑誌、TVと
全てのメディアを熟知した数少ないジャーナリスト」と
最大級の言葉で称えていました。
もう少し筑紫さんの笑顔を見ていたかったと思います。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 注目のFOMCでFRBは政策金利を0−0.25%に引き下げることを決定。 市場予想を超える下げ幅に、ドル円は「日米金利差は逆転」に着目、一時88円台 半ばまで売られました。
- また、この日発表の経済指標は軒並み悪化しており、大幅利下げを正当化する ものになりました。
- 11月住宅着工件数 →62.5万戸(前月比ー18.9%)
- 11月許可件数 →61.6万戸(前月比ー15.6%)
- 11月消費者物価指数(CPI) →ー1.7%
- ゴールドマン・サックス7−9月期決算21.1億(約1900億円)ドルの赤字。
- この日の経済指標の悪化を受けてNYダウは前日比小幅マイナスで取引 されていましたが、政策金利の大幅下げを受け急騰。9000ドル目前まで買われました。
| ドル/円 | 88.63 〜 90.18 |
| ユーロ/円 | 123.02 〜 125.45 |
| NYダウ | +359.01 → 8,924.14ドル |
| GOLD | +6.20 → 842.70ドル |
| WTI | −0.91 → 43.60ドル |
| 米10年国債 | −0.245 → 2.271% |
本日の注目点
- 欧 ユーロ圏11月消費者物価指数
- 欧 独ifo景況指数
- 米 9−11月決算期 モルガン・スタンレー
FOMCで市場予想の上限に近い大幅な利下げが決定されました。
FRBの並々ならぬ決意と受け止められ、NYダウは大きく反発すると同時に、
長期金利は急落しています。
声明文でも「経済成長の回復を促進するためあらゆる手段をつくす。」と
一段と混迷を増す米経済を立て直すため今後も考えられる有効な手段を
積極的に取り入れていくことを宣言した格好です。
事実、この日発表された各種経済指標は「過去最低」「データを取り始めて以来」
というような形容詞が付き、景気の悪化を端的に示しています。
特に住宅着工件数は、前月の過去最低記録を更新しており、将来の先行指標となる
住宅許可件数と併せて、住宅を中心とする米景気後退に歯止めがかかっていなしことを
示しています。
また、この日発表の消費者物価指数も過去最大の下げ幅で、米国は既にデフレ入りしている可能性が
高いことを示しており、今後の政策運営が非常に難しくなって行くと思われます。
今回の政策金利の大幅下げで、実質的に日米の金利が逆転することになりましたが
金融政策としては最後のカードを切ったFRBが今後市場にどのような形で量的供給をして
行くのかが注目されます。
ドル円は既に91円台半ばが頭を抑えられ、再び下落基調に入ったように見えます。
ここへ来て追加利下げが見送られる可能性の出てきたユーロは対ドルで続伸。
ユーロ円も125円半ばから上は、日足で観ると厚い雲があり、ここを抜けるかどうかがbr>
ポイントになりそうです。
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| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 12/4 | トリシェ ECB総裁 | 「金融市場そして経済の動きを注意深く見守る。」「(経済の)下振れリスクがある。」利下げ後の記者会見で | ----- |
| 12/7 | オバマ次期大統領 | 「雇用が記録的に減っている時に、自動車産業が崩壊するのは受け入れられない。」シカゴでの記者会見で。 | NYダウ大幅上昇。 /td> |
| 12/12 | ホワイトハウスペリーノ報道官 | 「金融安定化法の活用も検討する。」 | アジアで88円10銭を記録したドル円は91円台まで上昇。 |
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