今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年1月8日(木)




おはようございます。

昨日の話ですが、大阪から上京してきた友人に10年ぶりに会いました。

大阪弁(関西弁?)丸出しでテンポのいい会話に引き込まれるように話が弾み、

酒もすすみました。

彼の会話の中で「お前、ほんまにけったいなやっちゃな。」という問いかけに、

私は「それほめ言葉?」と聞いたら、「もちろん」という答えが返って来ました。

大阪弁はTVドラマ位でしか知らない小生は内心・・・・。「ほんまかいな?」(大阪弁っぽく言えば)

「けったい」ってほめ言葉ではないのではないか、と思っていますが。?

すみません、朝からつまらない話で。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 民間調査会社ADPの12月雇用者数がマイナス69万3千人と発表され、 雇用不安の高まりからドル、株式市場が急落。
  • 市場予想(マイナス53万人)を大幅に上回るマイナス幅に市場は大きく反応し、 昨年末から続いていた「楽観論」に大きく水をさした格好になりました。
  • これを受けてドル円は一時92円33と前日NY市場の高値から2円以上も 円高ドル安に。NYダウもアルコアが人員削減を発表したこともあり、245ドルと 大幅安で引けました。

ドル/円92.33 〜 93.26
ユーロ/円125.63 〜 127.65
NYダウ−245.40 → 8,769.70ドル
GOLD−24.30 → 841.70ドル
WTI−5.95 → 42.63ドル
米10年国債+0.047 → 2.499%


本日の注目点

      
  • 米 12月米主要小売業売上高          

年末年始から続いていたドル高にやや歯止めがかかりました。

ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)発表の雇用者数は

予想をはるかに上回るサプライズでした。

ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの外為ストラテジスト、メグ・ブラウン氏は

「ADP全米雇用報告は、状況がこれまでの想定より悪化する可能性がある

見方を裏付けるものだった。われわれは長期的は弱さを見込んでいる。

これがドルへの圧力となった。」との認識を示しました。

                       (トムソンロイター)

このところのある意味ファンダメンタルズとかけ離れたドル高、株高は

市場参加者を楽観視させてきましたが、このファンダメンタルズとの不相関も

是正されつつあります。

ADPと共同で雇用報告をまとめているマイクロエコノミック・アドバイザーの

プラッケン会長は、「9日に発表される12月米雇用統計では、非農業部門

雇用者数はマイナス67万人に達する。」との予想を示しています。

いずれにしても、本番の雇用統計次第では米リセッションが長期化し、

ドルに対して慎重な見方が再浮上する可能性は否定できません。

ドル円はこれで昨年11月の100円台の高値から12月17日の87円までの下落の

半年戻しを達成したことになり、利益確定のドル売りも出やすい水準ではあったと思います。

しかし一方では、これでドル戻りの調整が終わったかどうかは判断が難しく、今後の

動きを注視しなければなりません。

目先のテクニカル指標ではしっかりサポートされていることもあり、ユーロドルは

一旦1.37台半ばまで上昇しましたが、売られやすい地合は続いています。

EU統計局が昨日発表した11月のユーロ圏生産者物価指数(PPI)は前月比1.9%の下落と、

低下幅は統計開始以来最大でした。

ユーロ圏内の景気後退とインフレ率の急低下を受けて来週開けるECB理事会での

利下げの可能性が高まっていることを勘案すれば、ドル高ユーロ安に引っ張られ、

ドル高円安の動きも考えられます。

金融市場は、週末から来週ににかけては2009年最初の戦場となりそうです。

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What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
1/4 イエレン サンフランシスコ連銀総裁 「通常の景気後退よりも下降局面が深く長くなりそうだ。」サンフランシスコの講演で。 -----
1/4 フェルドシュタイン前全米経済研究所所長 「第二次大戦後のどの下降局面よりも厳しい。」サンフランシスコの講演で。 -----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和