今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年1月12日(月)




おはようございます。

文芸春秋に北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の横田早紀江さんが

「めぐみちゃんの贈り物」と題した手記を寄せています。

めぐみちゃんのお父さんは日銀の行員で、広島から新潟へ転勤になり、

この転勤がめぐみちゃんの人生、あるいは家族の人生を大きく狂わせたわけです。

それまでのマンション生活と違って、新潟の社宅には庭があり

早紀江さんはそこにコスモスを植えました。肥料をやりすぎたせいかコスモスは大きく育ち、

それを見ためぐみちゃんが「お母さんが育てたコスモスは、風が吹いてもゆれないよ。

なんて丈夫なコスモスなの。」と話しかけたそうです。

そのめぐみちゃんが忽然を姿を消してから31年の歳月が流れました。

早紀江さんは「めぐみは、私が育てたコスモスのように強い子です。」と

語ってはいますが、ご両親にも高齢化の波が押し寄せ、ある意味では時間との勝負になって来ています。

一日も早く解決して欲しいと、日本中の子を持つ親は願っているはずです。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 12月の雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数はマイナス52万4千人と 市場予想より若干良かったことでドルは91円台まで上昇。
  • しかし、失業率は7.2%と前月比0.4ポイント悪化。更に10,11月の 雇用数も15万4千人下方修正されたことで、株式市場が軟化。
  • ドル円も歩調を合わせるように下落し、一時90円15銭と昨年来の 円高水準を記録しました。
  • 一方、ドルは対欧州通貨では、仏、独の鉱工業生産が悪化したことを受け、 大幅なドル高となっています。

ドル/円90.15 〜 91.66
ユーロ/円121.16 〜 125.20
NYダウ−143.28 → 8、599.18ドル
GOLD+0.50 → 855.00ドル
WTI−0.87 → 40.83
米10年国債−0.048 → 2.397%


本日の注目点

      
  •  特に重要な経済指標はありません。      

ドル円は先週末の雇用統計を受けて90円直前までドル安が進みました。

昨年末から続いた「説明の付かないドル高」もファンダメンタルズを反映した本来(?)の

姿に戻ったようです。

今後もドル安は続くというスタンスを基本に、94円65銭まで上昇したドルのサポートを

フィボナチオの視点から確認しておきたいと思います。

 94.65(1/6) − 87.10(12/17) = 7.55

 94.65 − (7.55×0.382)= 91.76

 94.65 − (7.55×0.500)= 90.87

 94.65 − (7.55×0.618)= 89.98

 94.65 − (7.55×0.764)= 88.88

という計算になりますが、ひとまず「61.8%」のサポート近辺を試したようです



ドルは円に対して弱含む一方、欧州通貨に対して強含んでいます。

昨年秋以降に急激な円高が始まった状況、つまり強い順に、円、ドル、欧州通貨という

パターンになってきそうです。

欧州通貨、とりわけユーロが弱含むのは、ユーロ圏の一段の景気悪化を示す指標が相次ぎ、

消費者物価の大幅下落とあいまって、今週行われるECB理事会での利下げ、またその後の

追加利下げが見込まれてきたことが主因のようです。

また先週末、S&P社がアイルランドの格付けを「Stable」から「Negative」に引き下げ、

ギリシャのソブリン格付けを引き下げる可能性があると警告したこともユーロにとって

悪材料となったようです。

いよいよ今週から来週にかけて、オバマ新大統領就任を控えてムードはドルにとって

プラスになりそうですが、それが完全に期待はずれに終わるのかどうか見極めたいと思います。

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What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
1/4 イエレン サンフランシスコ連銀総裁 「通常の景気後退よりも下降局面が深く長くなりそうだ。」サンフランシスコの講演で。 -----
1/4 フェルドシュタイン前全米経済研究所所長 「第二次大戦後のどの下降局面よりも厳しい。」サンフランシスコの講演で。 -----
1/7 オバマ次期大統領 「われわれは1兆ドルの財政赤字を引き継ぐことになる。」「迅速かつ大胆な景気対策は経済に不可欠。」記者会見で財政再建より景気優先の認識を示す -----
1/7 ホーニング カンザス連銀総裁 「4〜5年で流動性供給が解除されなけらば深刻な問題になる。」過度に低金利を維持しすぎることのないよう注意を促す。 -----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和