今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年1月15日(木)




おはようございます。

今週は寒い日が続いています。東京地方も朝方は0度近くになり、

朝起きるのに(勇気?)が要るようになって来ました。

駅に向かう途中、半ズボン姿の小学生を見かけます。

思わず観ているほうが「寒い・・・・」と感じてしまいます。

しかしよく考えてみれば、自分が小学生の頃も同じような格好をしていました。

私は、東京の大田区に住んでしたが、小学校までの道はまだ舗装されていないところもあり、

とことどころに窪みがありました。そして、冬にはその窪みが凍っていて、

その氷を割りながら登校したものです。

極めつけは、校庭の端にあったプール。

かなり厚い氷がはっていて、割って遊んだものでした。

さすがに、最近は見かけませんね。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 12月米小売売上高は前月比マイナス2.7%となり、2008年通年でも前年比 初のマイナスを記録、個人消費の低迷が改めて鮮明になりました。
  • この発表を受けて、株式市場は寄付きから下落し、一時300ドルを超す大幅な下げに、 ドル/円も売られ88円半ばを記録。
  • ドイツ銀行の四半期決算が48億ユーロ(約5600億円)の赤字となり、通期でも大幅な赤字との 見通しで、ユーロが対円、ドルで下落。さらに、英HSBCの減配観測もあり、ユーロ下落に 影響を与えたようです。
  • ベージュブックでは大半の地区で経済活動が鈍化しているとの報告があり、米経済のマイナス成長が 続くとの見方が支配的でした。
  • NYダウは250ドルほど下げて引け、6日続落しこの間の下げ幅も780ドルとなり 8000ドル割れも視野に入ってきました。

ドル/円88.60 〜 89.52
ユーロ/円116.55 〜 118.00
NYダウ−248.42 → 8、200.14ドル
GOLD−11.90 → 808.80ドル
WTI−0.50 → 37.28
米10年国債−0.093 → 2.204%


本日の注目点

      
  • 欧  12月ユーロ圏消費者物価指数 
  • 欧  欧州中銀(ECB)理事会 
  • 米  12月卸売物価指数
  • 米  週間失業保険申請件数
  • 米  1月NY連銀製造業景気指数 
  • 米  1月フィラデルフィア連銀景況指数      

ユーロ/ドル続落し、昨日の海外では一時1.31台を割り込みました。

本日のECB理事会での利下げ観測が強まる中、S&Pはギリシャのソブリン債を格下げ、

連日ユーロ圏主要国の格付け引き下げが続いています。

ドイツ銀行、HSBC,など欧州を代表する金融機関の業績悪化も鮮明になってきました。

また、昨日、ドイツ連邦統計庁が昨年第4・四半期のGDPについて、前期比マイナス

1.5%〜2.0%になるとの見通しを示すなど、ここへ来てECBによる利下げは

避けられない状況となってきたようです。

ユーロ/ドルの1.3割れ、ユーロ/円の115円割れは射程距離に入ったようです。


しかし金融機関の業績悪化見通しは欧州だけではなく、既に米国でもドル売り、株安材料に

されています。

今朝の新聞報道にもあったように、シティグループは来週発表の四半期決算で100億ドルの赤字に

なるのではという見方もあり、グループ内の不採算部門を大幅に売却し規模を1/3に

するとWSJ紙は報じています。

来週から本格化する米主要銀行の決算発表が今後の為替相場の行方に大きな影響を与えることは

間違いないところです。

その意味で、前日のバーナンキ発言(追加資本注入の用意がある。)は銀行業績悪化を示唆していると

考えざるを得ません。


予想されていたこととはいえ、昨日発表の小売売上高は、一年で最も消費が活発な

12月が前月比マイナス2.7%と落ち込み、消費低迷が改めて確認された格好です。

米国民は住宅価格の下落に伴い消費余力が無くなったうえに、雇用が不安定で

先が読めないというところでしょうか。

間もなく就任するオバマ新大統領に期待したいという気持ちも頷けますが、

同氏の手腕はまだ未知数です。

期待倒れに終わらなければいいのですが、ドル/円が90円以下で取引されているということは、

米国民の期待と市場参加者の見方に違いがあるということです。

2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF)
2008年8月分(PDF) 2008年9月分(PDF) 2008年10月分(PDF) 2008年11月分(PDF)
2008年12月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
1/4 イエレン サンフランシスコ連銀総裁 「通常の景気後退よりも下降局面が深く長くなりそうだ。」サンフランシスコの講演で。 -----
1/4 フェルドシュタイン前全米経済研究所所長 「第二次大戦後のどの下降局面よりも厳しい。」サンフランシスコの講演で。 -----
1/7 オバマ次期大統領 「われわれは1兆ドルの財政赤字を引き継ぐことになる。」「迅速かつ大胆な景気対策は経済に不可欠。」記者会見で財政再建より景気優先の認識を示す -----
1/7 ホーニング カンザス連銀総裁 「4〜5年で流動性供給が解除されなけらば深刻な問題になる。」過度に低金利を維持しすぎることのないよう注意を促す。 -----
1/13 バーナンキ FRB議長 「追加的資本注入や、(政府)保証が必要になるかもしれなし。」「バッドバンクの設立を含め、FRBは多くの政策主手段を保有している。」ロンドンの講演で、今後の政策運営について。 -----

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和