2017年8月7日(月)
本日のアナリストレポートは執筆者の都合により休載させて頂きます。
読者の皆様には申し訳ございませんが、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
2017年8月4日(金)
本日のアナリストレポートは執筆者の都合により休載させて頂きます。
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2017年8月3日(木) 「ユーロドル続伸し、1.19台に」
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ドル円は底堅く推移したものの111円には届かず小幅に反落。地区連銀総裁の発言に反応し、110円台前半までドル売りが進む局面もあったが、米長期金利の上昇と株高に110円70−80銭まで反発して引ける。
- ユーロドルは続伸。一時は1.1910までユーロ高が進む。ECBの政策変更期待に加え、ドルが売られ易い環境もユーロ高を演出。
- 株式市場ではダウが続伸し、初の2万2000ドル台を達成。アップルが牽引する形でダウは前日比52ドル高。6営業日連続で最高値を更新。
- 債券は荒っぽい動きを繰り返しながらも結局小幅安に。長期金利は2.27%台まで上昇。
- 金はほぼ変わらず。原油は反発。
7月ADP雇用者数 → 17.8万人
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| ドル/円 | 110.29 〜 110.98 |
|---|---|
| ユーロ/ドル | 1.1818 〜 1.1910 |
| ユーロ/円 | 130.80 〜 131.35 |
| NYダウ | +52.32 → 22,016.24 |
| GOLD | −1.00 → 1278.40ドル |
| WTI | +0.43 → 49.59ドル |
| 米10年国債 | +0.018 → 2.271% |
本日の注目イベント
- 豪 豪6月貿易収支
- 中 中国 7月財新サービス業PMI
- 中 中国 7月財新コンポジットPMI
- 独 独7月製造業PMI(速報値)
- 独 独7月サービス業PMI(速報値)
- 欧 ECB経済報告
- 欧 ユーロ圏7月総合PMI(速報値)
- 欧 ユーロ圏7月サービス業PMI(速報値)
- 欧 ユーロ圏6月小売売上高
- 英 BOE金融政策発表
- 英 BOEインフレ報告
- 米 7月ISM非製造業景況指数
- 米 新規失業保険申請件数
ドル円は110円割れでは底堅い動きをみせ徐々に反転したものの、111円には届かず。NYでは110円29銭まで売られる場面もありましたが、今朝は昨日の夕方の水準に戻ってきました。一方ユーロドルは一段と買われ、1.1910までユーロ高が進み、1.20も視野に入って来ました。個人的には警戒感を緩めるわけにはいかないと思っていますが、昨日の上昇はECBによる量的緩和縮小期待に加え、トランプ政権の迷走ぶりを背景に、景気刺激策の遅れからドルが売られ易いことも材料になったようです。ユーロは対円でも131円35銭の高値を記録しています。
注目の7月のADP雇用者数は17.8万人と、予想には届かなかったもののまずまずの結果でした。6月分が15.8万人から19.1万人に上方修正され、これでこの指標そのものは為替にはニュ−トラルだったと言えます。昨日、一時的にドルが下落した要因は、地区連銀総裁の発言に反応した部分もあったようです。セントルイス連銀のブラード総裁は「インフレ見通しを考慮すれば、私は近い時期のさらなる行動は支持しない、インフレ見通しは2017年に悪化した」と述べ、利上げには否定的な見方を示しました。
また、クリーブランド連銀のメスター総裁はインフレ率の弱さが続いていることを受け「インフレを誘発する失業率の想定値を引き下げた」と発言しています。一方で、サンフランシスコ連銀のウイリアムズ総裁は「9月にバランスシート縮小開始を発表することはプランの変更はないだろう」とラスベガスの講演後に記者団に語っていますが(ブルームバーグ)、こちらへの反応はいまひとつだったようです。
上昇傾向が続いているユーロドルに比べ、上値の重い展開のドル円です。米株価の大幅な上昇にも反応せず、足元の動きは米金利に連動しているのは明らかです。従って米金利が何かのきっかけで上昇に転じれば、ドル円も再び112円方向に反転することも考えられますが、その金利がトランプ政権の政治的リスクやそれに伴う景気刺激策の実施の遅れなどを織り込む形で低下している事が重石となっている状況です。
明日の雇用統計を前に動きにくい展開が予想されますが、本日のレンジは110円20銭〜111円20銭程度にします。
明日4日(金)と、7日(月)のアナリストレポートは都合によりお休みとさせていただきます。ご愛読者の皆様さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程宜しくお願い申し上げます。
What's going on?
「What's going on ?」とは・・・会話でよく使われる砕けた言い方で「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。為替はさまざま事が原因で動きます。その動いた要因を確認する意味で「What's going on ?」というタイトルを付けました。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
|---|---|---|---|
| 7/6 | バイトマン・ドイツ連銀総裁 | 「景気回復の持続が金融政策正常化の展望を開く」 | ユーロドル1.13台から1.1425に。米独の債券は下落。 |
| 7/8 | メルケル・ドイツ首相 | 「不一致の分野があったことを隠すべきではない。首脳宣言に合意が成立しなかった分野を反映させる必要がある」G20後の記者会見で。 | -------- |
| 7/12 | イエレン・FRB議長 | 「経済見通しは常に、相当な不確実性が伴う。例として、インフレがいつ、そしてどの程度、リソース活用の引き締まりに反応するかを巡る不確実性が挙げられる」「向こう数年間に2%のインフレ率を達成する軌道にないという判断を下すのは時期尚早だ。FOMCは向こう数ヶ月、インフレの動向を注視していく」下院での議会証言で。 | ドル売り円買いが強まり、株価と債券価格は急上昇。 |
| 7/20 | ドラギ・ECB総裁 | 「しっかりとした景気回復がついに訪れた。あとは賃金と物価がこれに追随するのを待つばかりだ」「粘り強さと忍耐、慎重さが必要だ。まだそこまでに至っていないからだ」理事会後の記者会見で | ユーロドル1.14台から1.1659に。 |
| 7/23 | シューマー・民主党上院院内総務 | トランプ大統領が特別検察官を解任したり、自身に恩赦した場合、極めて重要な法律違反の一つになると同時に、民主主義の本質に関する伝統的な民主的規範にも反することになる。ワシントンは激震に見舞われるだろう。 | -------- |
| 7/25 | IMF | 「インフレの道筋がECBの物価安定目標に向けて持続的な上昇を見せるまで、金融政策はしっかりと緩和的な状態を維持すべきだ」レポートで。 | ユーロドル1.1712から1.1645まで急落。 |
| 7/31 | フィッシャー・FRB副議長 | 「ヘルスケアや規制、税制、貿易の政策に先行き不透明感がある。政治的な不透明感は経済成長を損なう」 | -------- |
| 8/2 | ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁 | 「9月にバランスシート縮小開始を発表することはプランの変更はないだろう」講演後記者団に。 | -------- |
| 8/2 | ブラード・セントルイス連銀総裁 | 「インフレ見通しを考慮すれば、私は近い時期のさらなる行動は支持しない、インフレ見通しは2017年に悪化した」講演で。 | ドル円下落。 |
| 8/2 | メスター・クリーブランド連銀総裁 | 「インフレを誘発する失業率の想定値を引き下げた」講演で。 | ドル円下落。 |



