今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年1月16日(金)




おはようございます。

車が売れません。

車を買い替える期間がどんどん延びていると思います。

私の場合も今年の秋で10年になります。

車が売れなければ、当然その材料の鉄は売れません。

昨日、大手鉄鋼メーカーで働く友人と一杯やりました。

鉄の売上は「激減なってもんじゃなく、月を追うごとに悪くなっていく。」

「今月は売上ゼロだよ。」・・・・。多少誇張して言っているとは思いますが、

かなり深刻な様子は伝わってきました。

マスコミが「車が売れない、売れない」と報道するから、買い換えようと思った人も

「うちも、もう少し待つか・・・。」ということになるのではないでしょうか?

「車は消耗品なんだから、時が来れば需要が盛り上がるよ。」という私の言葉も

なぐさめの域をでていなかったようです。

もちろん二次会などなく帰路につきました。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 欧州ではECBが政策金利を0.5%引き下げ、ユーロ/ドルが売られる場面もありましたが、 1.30を割り込まなかったことで利食いのユーロ買いが入り1.32台へ上昇。
  • 朝方、NYダウは再び8000ドルを割り込み下落基調で始まったものの、ドル/円が 上昇基調にあり一時、89円台に載せたことでプラスに転じ取引終了。
  • 12月生産者物価指数は前月比マイナス1.9%で予想内。週間失業保険申請件数は52万4千件と 予想より増えていましたが影響は限定的。
  • 1月フィラデルフィア連銀景況指数マイナス24.3
  • 1月NY連銀製造業景気指数−22.2

ドル/円89.06 〜 90.04
ユーロ/円116.22 〜 118.63
NYダウ+12.35 → 8、212.49ドル
GOLD−1.50 → 807.30ドル
WTI−1.88 → 35.40
米10年国債+0.005 → 2.209%


本日の注目点

      
  • 日  日銀支店長会議
  • 米  12月消費者物価指数
  • 米  12月鉱工業生産
  • 米  1月ミシガン大学消費者信頼感指数         

予想通りECBは0.5%の利下げを決めました。

市場ではこのところの域内の成長鈍化や失業率の急上昇で0.75%の声もかなり

ありましたが、次回へののりしろを残した格好です。

昨日は欧州時間でドル/円が88円50を切る場面がありましたが、ユーロ/ドルが

1.30を割り込まなかったことで、利食いのユーロ/ドル巻き戻しも入り、併せて

ユーロ/円が上昇。ドル/円もユーロ買い、円売りに引っ張られた感があります。

またNYダウは朝方前日比マイナスで取引されていたものの、小幅プラスで推移した

こともドル買いに安心感を与えた様です。

結局、NYダウは7日ぶりに反発しましたが、JPモルガン・チェースの大幅減益や

バンクオブ・アメリカに追加資本注入をするなど、依然として金融機関の業績に

不安があり、今後も投資銀行を中心に決算発表が注目されます。



この日、下院ではオバマ新政権が8250億ドルの財政支出案を準備しており、

新規雇用を400万人創出する計画があるなど、これまでの景気刺激策をさらに

上方修正しました。

いよいよ来週に迫った大統領就任に合わせて新政権は、景気低迷に対する強い姿勢を

見せています。

現在、ドル/円は90円台前半での取引です。

今週前半3日連続で88円台での下値をトライしましたが、押し戻されており目先

「以外にドルは底堅い」イメージができつつあります。

しかし、冷静に考えれば今のところドルを買う材料は見当たりません。

依然下落に歯止めのかからない雇用問題、あるいは小康状態のビッグスリー問題、

金融機関の決算発表などをきっかけにドル下落のリスクは払拭されません。

少なくとも先週記録した今年のドル/円高値(94円65)まではドルベアのスタンスは

変わりません。

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2008年12月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
1/4 イエレン サンフランシスコ連銀総裁 「通常の景気後退よりも下降局面が深く長くなりそうだ。」サンフランシスコの講演で。 -----
1/4 フェルドシュタイン前全米経済研究所所長 「第二次大戦後のどの下降局面よりも厳しい。」サンフランシスコの講演で。 -----
1/7 オバマ次期大統領 「われわれは1兆ドルの財政赤字を引き継ぐことになる。」「迅速かつ大胆な景気対策は経済に不可欠。」記者会見で財政再建より景気優先の認識を示す -----
1/7 ホーニング カンザス連銀総裁 「4〜5年で流動性供給が解除されなけらば深刻な問題になる。」過度に低金利を維持しすぎることのないよう注意を促す。 -----
1/13 バーナンキ FRB議長 「追加的資本注入や、(政府)保証が必要になるかもしれなし。」「バッドバンクの設立を含め、FRBは多くの政策主手段を保有している。」ロンドンの講演で、今後の政策運営について。 -----
1/15 トリシェECB総裁 「経済の先行きはさらに弱まっている。」「インフレ圧力が引き続き弱まっている。」「次回の重要な会合は3月だ。」政策金利の引き下げを決めた直後の記者会見で。 ユーロ/ドル1.3060→1.32台へ

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和