2009年2月3日(火)
おはようございます。
為替に携わっている以上欧米の経済データには
目を凝らして観ますが、足元の日本も相当傷んでいます。
自動車、総合電気だけでなく、その影響は小売り、IT,航空
およびその周辺業界にも及んでおり非常に厳しいようです。
非正規社員のみならず、正規社員にも雇用調整の影響が出始めています。
また一部自動車では賃金カットも実施されました。
世界的に景気後退局面入りしたわけですが、日本の場合、欧米ほど積極的に
景気対策を実施できにくいことから、景気回復も結局「どん尻」ということにも
なりかねません。
「失われた10年」が間もなく「失われた20年」になるわけです。
つまり、現在40歳台前半の諸兄は社会人になってから
ほぼ右肩下がりということになるわけです・・・・。
本当にお疲れ様です。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 1月ISM製造業景況指数は35.6と市場予想を上回りましたが、依然として 好不況の分かれ目となる50を大きく下回っており、米経済の先行き不安は消えていません。
- ドル、株式ともこの指標に上昇して始まりましたが、12月の個人消費が▼1.0%と 1962年以来の低い伸びに、ドル/円、株式は前日比マイナスに転じました。
- 12月個人所得 →▼0.2%
- その後、5日に開かれるECB理事会で「政策金利据え置き」との観測が 台頭したことで、ユーロが対ドル。対円で上昇。
- 格付け会社ムーディーズが英大手銀行バークレーズの格付けを引き下げたことで ポンドが急落。先日、黒字決算の見通しを発表したばかりの同行が引き下げられたことで 英株式も下落。
- 金、原油は利食いの売りに押され反落。
| ドル/円 | 89.29 〜 89.99 |
| ユーロ/円 | 114.46 〜 116.00 |
| NYダウ | −64.03 → 7,936.83ドル |
| GOLD | −21.20 → 907.20ドル |
| WTI | ー1.60 → 40.08ドル |
| 米10年国債 | −0.133 → 2.721% |
本日の注目点
- 欧 ユーロ圏12月生産者物価指数
- 米 12月中古住宅販売留保
このところ連日ユーロが活発に取引されています。
昨日も、アジア、欧州市場では5日開催のECB理事会で「利下げ」ありと
みたユーロ売りが切れ間無く市場に持ち込まれたようです。
ユーロ/円はロンドン市場では一時113円14銭と前回のユーロ安値
112円04銭を伺う水準にまで下落しました。
同時にユーロ/ドルも1.27割れ目前のレベルまで下落し、こちらも節目である
1.25を目指す動きとなったようです。
しかし、その後「政策金利据え置き」との観測が台頭し、金利差に着目した
ユーロ買いが勝りましたが、今後も5日の理事会を睨み波乱がありそうです。
ドル/円も一時89円前半まで円が強含む場面もありましたが、88−90円の
レンジを抜け切る勢いはなく、ポジション調整に終始し、どちらかレンジを
抜け切るのはECB理事会、米雇用統計待ちに持ち越されたようです。
日米ともに自動車の売れ行きがさらに落ち込んでいるようです。
昨日発表の日本の1月販売台数は、前年同月比マイナス27.9%と
37年ぶりの水準にまで減少しています。
一方、米国でも今年1年間の販売台数が1000万台を割り込むのでは
との予想もでたようです。
仮に1000万台の大台を割り込むようですと、ピークの7割り以上
落ち込むことを意味し、GM,クラースラーも当然大きな影響を受ける
ことになります。
先の公的資金注入で3月までの資金のメドはたっているものの、今後に
向けた議会との交渉次第では、再び「経営破たん」の文字が
メディアを賑わすことになる可能性があります。
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| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
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