2009年2月6日(金)
おはようございます。
擬似通貨「円天」で一般投資家をだましていたL&Gの
波和会長がついに逮捕されました。
「使っても減らないお金」「利回り35%」など
通常ありえない宣伝で集めたお金は1260億円とか。
この御仁、もともと「ねずみ講」の元祖みたいな人間で、
今から30年以上も前に、「APO]という自動車の燃費を
劇的に改善できる装置を使って「ねずみ講」をやっていました。
実は、私も友人から誘われてその説明会の会場に
連れていかれたことがあります。
都心のホテルの会場には1000人ほどの人が集まり
異常な雰囲気だったことを覚えています。
当時から十分怪しい雰囲気があり、私は難を逃れましたが、
世の中に「おいしい話は絶対にない」と、今一度
肝に銘じておきましょう。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ECBは政策金利の据え置きを決定。一方、英中央銀行(BOE)は 0.5%引き下げ過去最低の1%に。
- 朝方、週間失業保険申請件数が62万6千件と市場予想を大きく上回り、 ドル、株式ともの軟調にスタート。
- ゴールドマンとモルガンスタンレーが政府から受けた公的資金100億ドルを 返済できる見込みとの報道でドルが上昇。
- さらに、米政府の金融安定化策に融資促進につながる会計規則の 変更が盛り込まれるとの期待感からNYダウが大幅に上昇。
- ドル/円は目先の節目であった91円を抜き、ストップロスを巻き込んで 92円23まで上昇。その後は株が上げ幅を縮小したことで91円前半まで 下落して取引を終えました。
| ドル/円 | 89.74 〜 92.23 |
| ユーロ/円 | 114.72 〜 118.92 |
| NYダウ | +106.41 → 8,063.07ドル |
| GOLD | +12.00 → 914.20ドル |
| WTI | +0.85 → 41.17ドル |
| 米10年国債 | −0.022 → 2.919% |
本日の注目点
- 米 1月雇用統計
ここしばらく値幅も少なく、上にも下にも抜けられずに、
「三角保ちあい」を形成していたドル/円が上にブレイクしました。
どしらかと言えば下に抜ける可能性のほうが高いと観ていましたが、
ドル買い材料に反応したようです。
難しい相場になってきました。
昨日のNYでのドル/円の上昇には驚かれた方が多かったのではないでしょうか。
ドル先安感があり、市場のポジションがショートに傾いていたとしても、
92円を抜けてまでドルが買われる理由があったのか、今いちしっくりきません。
円はオバマ大統領の景気刺激策の恩恵を受けにくく、逃避先としては不適切
との読みがあったように聞いていますが、いまさらと言う気もします。
しかし、相場は見事に反応しています。
テクニカルを観てみますと、8時間足では100日移動平均線を上に突き抜け、
さらにその上の厚い雲も抜けましたが、その上の200日移動平均線には
つかまっています。
日足では雲に突入しており、抜けるには94円付近まで上昇しなければなりません。
高値92円23から1円も下げたことで「かなり長い上髭」をつけました。
短期的には「ドル買い」シグナルが点灯したと見られますが、ここから
今年のドル最高値である94円65銭までは、やはり長い道のり、と言えると
思います。
むしろ気になるのは失業保険の申請件数の多さです。
市場予想を大きく上回る62万2千件は26年ぶりの高水準となり、
雇用統計への影響は必至と考えるからです。
その雇用統計は今夜発表されます。
非農業部門の雇用者数のマイナス幅が50万人を切るのかどうかが
分かれ目となりそうな気がします。
今日の日経平均は続伸しそうで、ドルが買われる場面もあろうかと思いますが、
さすがに92円台では輸出が待ち構えているでしょう。
東京時間内での92円超え、NYの高値超えはやや難しく、
欧州勢が参加してくる夕方の動きを注目したいと思います。
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| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 | ||||||||
| 2/2 | オバマ大統領 | 「バッドバンク」構想について「われわれは不良資産の一部を切り離なさなけらばならない。」「4兆円も税金を使うことはない。」 | -----
| 2/4 |
ペロシ米下院議長 |
「オバマ政権による追加的な銀行救済策の要請があるかどうかは疑問。」 |
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| 2/5 |
トリシェECB総裁 |
「次回会合での利下げの可能性を排除しない。」「経済は明らかに下振れ方向だ。」政策金利据え置きを決めた理事会後の記者会見で。 |
ユーロ/ドルはやや下落。影響は限定的。
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