今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年2月17日(火)




おはようございます。

昨日から今朝のメディアは「中川財務相」一色でした。

「風邪薬を飲みすぎた」などとよく言いますね。

あのろれつの回らない症状が薬の影響だとしたら

相当強い薬なんでしょう。

共産党の小池衆議院議員が「私も医者としていろんな人を診てきたが、

薬を飲んであのような症状の人を見たことがない」。

「酒を飲みすぎてあのような症状の人はたくさんみましたが。」

というコメントには笑ってしまいました。

中川さんは相当お酒が好きなようで、実は今回が初めてではありません。

昨年も宮中晩餐会で酒が原因の失態をやらかし、隣に座っていた

奥様にたしなめられるという場面がありました。

GDPの大幅落ち込みだけではなく、

将来の首相候補の一人と目されている人がこれでは、

一つの円安要因ですよね。

ひと目で分かる昨晩の動き

欧州市場

  • 昨日の朝発表された日本の08年10ー12月期GDPが 年率12.7%ものマイナスだったことが円安要因と捉えられ、 ドル/円は一時92円7銭まで上昇。
  • ただ、NY市場が休みだったため参加者は少なく、その後は小動き。
  • ユーロ/円も116円台までユーロが売られる場面もありましたが、勢いはなく、 117円半ばでの取引でした。
  • NY市場は休場。

ドル/円91.58 〜 92.07
ユーロ/円116.93 〜 117.58
NYダウ ---- →  ----ドル
GOLD ---- →  ----ドル
WTI ---- →  ----ドル
米10年国債---- → ----%


本日の注目点

       
  • 欧  独ZEW景況感調査
  • 欧  ユーロ圏12月貿易収支
  • 欧  独ダイムラー08年12月期決算
  • 米  2月NY連銀製造業景気指数
  • 米  2月NAHB住宅市場指数 
  • 米  GM,クラースラー再建計画の提出期限             

昨日の海外メディアのトップはほぼ日本の記事でした。

「日本の08年10−12月期GDP▼12.7%」

併せて眠っている中川財務省に「15時間の飛行で時差ぼけ

もわかるが、トヨタや日産が記録的な危機に陥っていることを

考えれば、それだけでも十分起きていられるだろう。」

「イタリアには眠気覚ましにいいエスプレッソがあります。」

そして「クリントン米国務長官は就任後の最初の訪問国に日本を選んだ」



おそらく、最近では最も海外のメディアを賑わした一日だったのでは

なかったでしょうか。

イギリスBBC放送では「イギリスの景気も相当悪いが、日本はそのイギリスよりも

悪い。」「通常10%ののマイナス成長は不景気を表すが、日本はそれを超えている。」

などと手厳しい。

今回のマイナス成長はある程度予想されていたことでしたが、次回の1−3月期が

どの程度のマイナスになるかが既に注目され始めています。

再び二桁マイナスとなると、その後の政府対応の遅れは「折り紙つき」であることから

「もう一つの失われた10年」も現実的になってくるかもしれません。



これがきっかけで、直ちに円が大きく売られることには繋がらないとは思いますが、

ドルが円に対して急落するシナリオには少し修正が必要になる可能性はあります。

自分自身、今回の「GDPショック」をどう消化し、今後の相場観にどう

落とし込んでいくかを、これからの数週間でじっくり考えていきたいと思います。

2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF)
2008年8月分(PDF) 2008年9月分(PDF) 2008年10月分(PDF) 2008年11月分(PDF)
2008年12月分(PDF) 2009年1月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
2/2 オバマ大統領 「バッドバンク」構想について「われわれは不良資産の一部を切り離なさなけらばならない。」「4兆円も税金を使うことはない。」 -----
2/4 ペロシ米下院議長 「オバマ政権による追加的な銀行救済策の要請があるかどうかは疑問。」 -----
2/5 トリシェECB総裁 「次回会合での利下げの可能性を排除しない。」「経済は明らかに下振れ方向だ。」政策金利据え置きを決めた理事会後の記者会見で。 ユーロ/ドルはやや下落。影響は限定的。
2/6 ローマー米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長 「大胆な財政出動に踏み切らなければ、失業率は二桁に達するおそれがある。」雇用統計発表後、景気対策法案の早期成立を求めて声明を発表。 -----
2/10 ガイトナー財務長官 「金融システムの現状は回復に向けた取り組みとは逆行している。」「銀行のバランスシートを健全かつ強くしまければならない。」金融安定化法案発表ごの講演で。 NYダウ下落幅拡大。
2/10 バーナンキFRB議長 FRBによる金融機関への大量の流動性供給は金融の緊張を緩和する上では実績のある対策だが、万能薬ではない。」 NYダウ下落幅拡大。
2/12 オバマ大統領 自動車大手の救済に関して「労使が厳しい変革を実施した場合、相当な支援の用意がある。」と表明。 ------

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和