今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年2月23日(月)




おはようございます。

日本の失業率も徐々に上昇していますが、こちらの指標は

幸いにも下落しているようです。

3日に1回から8日に1回・・・。

麻生首相のホテルのクラブへ通う、いわば「クラブかよい率」が

33%から13%に下落です。

昨日の新聞にこの記事がそこそこの大きさで掲載されており、

ご丁寧に棒グラフまで用意してありました。

新聞がこの種の記事をわざわざ載せることは極めて異例ですが、

麻生さんも本当に今回の危機を分かっているのか疑問です。

現在の日本にとって「麻生さんが総理にいることが最大のリスクだ。」

という声もでてきました。

明日からワシントンへ行くようですが、オバマさんに支持率上昇の

ノウハウでも聞くのでしょうか?

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 1月消費者物価指数(CPI)は+0.3%と市場予想通り。
  • NYダウは続落し、とりわけドッ上院銀行委員長の「銀行の国有化はありうる。」 との発言に、シティーやバンカメなど銀行株の株価が大幅に売り込まれ、それぞれ、 1ドル台と3ドル台に下落。
  • 円は朝方からテクニカルを背景にしたドル買いが先行し、一時94円台半ばまで 上昇したものの、今年1月の高値(94.65)突破には失敗。
  • その後、ホワイトハウスのギブズ報道官が「銀行システムは民営化であるべき。」 との報道が伝えられると、株式市場は幾分値を戻したものの100ドルを超えるマイナス で取引終了。
  • 金が大幅続伸し、1000ドルの大台載せでクローズ。

ドル/円92.51 〜 94.39
ユーロ/円118.21 〜 119.99
NYダウ−100.28 → 7,365.67ドル
GOLD +25.70 →  1.002.20ドル
WTI −0.54 →  38.94ドル
米10年国債+0.069 → 2.793%


本日の注目点

       
  • 欧   EU外相理事会             

円がテクニカルが示す通り大幅に下落しました。

今年1月6日以来の94円台まで売られ、一時そのときの高値94円65銭を

抜けるのではという状況もありました。

しかし、さすがに94円台には先行きドルが下落する可能性があると観ている

市場参加者のドル売りに押され、92円台まで下落。



このところ為替と株式の相関度が薄れてきています。

本来なら株安でドルが売られる展開が、連日年初来安値を更新している

NYダウをしりめにドルが買われてきました。

しかし、さすがに先週1週間で484ドルも下落したかNYダウを

全く無視するわけにもいかずにドルがやや下落したようです。

今週もNYダウは金融、自動車株を中心にどこまで下落するのか

目が離せません。

とりわけ「国有化論」が台頭してきた金融株は波乱要因になるでしょう。

一旦94円台で頭を抑えられたドル円ですが、テクニカルでは依然として

ドル上昇の気配を漂わせており、日米株式市場の行方とテクニカルではドル高

傾向を示しているチャートとのバランスになってきそうです。

また、ユーロの先週前半は政策金利引き下げを材料に1.25台前半まで

売られたものの、後半は切り返し、1.28台まで戻す荒っぽい展開が

続いており、今週の独ifo景況感指数が注目されます。

再び株式市場との相関度を取り戻すのかどうかと併せ、ユーロの1.30台

載せがあるのかじっくり観ていきたいと思います。



先週から始まったドル/円の上昇が本格的なものなのか?、1月21日の

87円10銭は大底だったのかを検証する1週間になるかもしれません。

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What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
2/2 オバマ大統領 「バッドバンク」構想について「われわれは不良資産の一部を切り離なさなけらばならない。」「4兆円も税金を使うことはない。」 -----
2/4 ペロシ米下院議長 「オバマ政権による追加的な銀行救済策の要請があるかどうかは疑問。」 -----
2/5 トリシェECB総裁 「次回会合での利下げの可能性を排除しない。」「経済は明らかに下振れ方向だ。」政策金利据え置きを決めた理事会後の記者会見で。 ユーロ/ドルはやや下落。影響は限定的。
2/6 ローマー米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長 「大胆な財政出動に踏み切らなければ、失業率は二桁に達するおそれがある。」雇用統計発表後、景気対策法案の早期成立を求めて声明を発表。 -----
2/10 ガイトナー財務長官 「金融システムの現状は回復に向けた取り組みとは逆行している。」「銀行のバランスシートを健全かつ強くしまければならない。」金融安定化法案発表ごの講演で。 NYダウ下落幅拡大。
2/10 バーナンキFRB議長 FRBによる金融機関への大量の流動性供給は金融の緊張を緩和する上では実績のある対策だが、万能薬ではない。」 NYダウ下落幅拡大。
2/12 オバマ大統領 自動車大手の救済に関して「労使が厳しい変革を実施した場合、相当な支援の用意がある。」と表明。 ------
2/17 ギブズホワイトハウス報道官 GM,クライスラーの再建計画書提出期限に関連して「破産を通じたリストラの可能性をオバマ大統領は否定できない。」自動車業界は米経済にとって「非常に重要だ。」と強調。 ------
2/20 ギブズホワイトハウス報道官 「銀行システムは民営であるべき。」銀行国営化論の台頭に対して。 NYダウやや上昇。
2/20 ドッド上院銀行委員会委員長 「銀行国有化はありえる。」 金融株を中心にNYダウ大幅下落。

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和