2009年2月24日(火)
おはようございます。
クリントン国務長官がアジア4ヵ国の歴訪を終え帰国しました。
日本では麻生首相をはじめ民主党の小沢代表や皇后様にも
会っていかれました。
その後、インドネシア、韓国、そして中国と精力的に回り、
庶民派をアピールして帰国しました。
インドネシアではTVにも出演し、若者との対話を楽しんでいたようです。
その中で司会者から「どんな歌が好きですか?」と質問され、
「I love Beatles and Rolling Stones.]と答え、喝采を浴びていました。
少なくとも前任のライス氏よりも「愛想」がいいのは間違いなさそうです。
今後どんな手腕を見せるのか楽しみです。
因みに夫のクリントン元大統領のことを「My best friend Bill.]
と呼んでいました。夫婦ではなかったんですかね?
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ドル/円は欧州市場でのドル高の流れを受け94円台半ばでの取引開始。
- すぐに今年1月6日に記録した94円65銭を抜き、95円を伺う動きでしたが、 この水準からのドル買いは続かず一進一退。
- 米金融当局はNY株式市場が開く前に緊急声明を発表。
- 「金融機関が民間から資金調達できかなかった場合、 政府は一時的に資本を提供する。」と追加資本注入の用意があるとの異例な形での発表。
- 前日金融株を中心に大幅な株価下落があったことを受けての声明だったものの、 この日は米企業業績の一段の悪化懸念から金融セクターだけではなく、ほぼ全セクターが 売られ、NYダウは1996年以来の安値で引けました。
- ユーロは対ドル、対円ともに強含む動きでしたが、トリシェ発言で急落。
| ドル/円 | 94.14 〜 94.90 |
| ユーロ/円 | 119.77 〜 121.42 |
| NYダウ | −250.89→ 7,114.78ドル |
| GOLD | −7.20 → 995.00ドル |
| WTI | −1.59→ 38.44ドル |
| 米10年国債 | +−0.032→ 2.761% |
本日の注目点
- 欧 独2月ifo景況指数
- 米 日米首脳会談
- 米 オバマ大統領議会で演説
- 米 バーナンキFRB議長議会証言(上院)
- 米 12月S&Pケースシラー住宅価格指数
- 米 12月連邦住宅金融庁(FHFA)住宅価格指数
引き続き円全面安の展開です。
ドル/円は欧州時間に急騰し、今年の円安値94円65を抜き95円
目前までドル高が進みました。
95円では本邦輸出筋の厚いドルも観測され、抜け切れてはいませんが、
よくあるパターンですが、「二次攻撃」あるいは「三次攻撃」では抜ける
ものと思います。
ユーロ/円も重要なポイントである121円半ばまで買われましたが、
この水準では一旦円は下げ止まり、トリシェECB総裁の「ユーロ圏の
金融システムは深刻な緊張状態にある。」との発言が伝わると、
下げに転じ、ユーロは対ドル、対円で急速に下落しました。
米株式市場の下げが止まりません。
この日は引けにかけて下げ幅を拡大し250ドルを超える大幅安となり、
1996年以来の安値を記録すると共に7000ドル割れも視野に入って
きた模様です。
ウオールストリートジャーナルが米金融当局は株価の下落が続いている
シティーグループの株式を普通株で40%取得する可能性があると
報じました。
この報道でドルが買われた側面はありますが、内容は優先株では
なく普通株での取得ということで、仮に実現した場合には完全国有化では
ないものの、当局による経営への関与が強まるとの見方が支配的です。
米金融株の下落が続けば、今後「銀行の国有化」問題が現実的になって来るのは必至です。
また、先に公表した資本支援制度を25日に開始すると発表し、
追加的な資本注入と併せ金融の安定を優先している姿勢を鮮明にしています。
為替市場はかなりボラタイルになっています。本日も独ifo景況感指数、
米住宅関連指標などを発表が予定されており、一喜一憂するものと
思われます。
ポジションは軽めにして順張りで行くのがリスクを減らす近道です。
2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF)
2008年8月分(PDF) 2008年9月分(PDF) 2008年10月分(PDF) 2008年11月分(PDF)
2008年12月分(PDF) 2009年1月分(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2/2 | オバマ大統領 | 「バッドバンク」構想について「われわれは不良資産の一部を切り離なさなけらばならない。」「4兆円も税金を使うことはない。」 | -----
| 2/4 |
ペロシ米下院議長 |
「オバマ政権による追加的な銀行救済策の要請があるかどうかは疑問。」 |
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| 2/5 |
トリシェECB総裁 |
「次回会合での利下げの可能性を排除しない。」「経済は明らかに下振れ方向だ。」政策金利据え置きを決めた理事会後の記者会見で。 |
ユーロ/ドルはやや下落。影響は限定的。
| 2/6 |
ローマー米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長 |
「大胆な財政出動に踏み切らなければ、失業率は二桁に達するおそれがある。」雇用統計発表後、景気対策法案の早期成立を求めて声明を発表。 |
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| 2/10 |
ガイトナー財務長官 |
「金融システムの現状は回復に向けた取り組みとは逆行している。」「銀行のバランスシートを健全かつ強くしまければならない。」金融安定化法案発表ごの講演で。 |
NYダウ下落幅拡大。
| 2/10 |
バーナンキFRB議長 |
FRBによる金融機関への大量の流動性供給は金融の緊張を緩和する上では実績のある対策だが、万能薬ではない。」 |
NYダウ下落幅拡大。
| 2/12 |
オバマ大統領 |
自動車大手の救済に関して「労使が厳しい変革を実施した場合、相当な支援の用意がある。」と表明。 |
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| 2/17 |
ギブズホワイトハウス報道官 |
GM,クライスラーの再建計画書提出期限に関連して「破産を通じたリストラの可能性をオバマ大統領は否定できない。」自動車業界は米経済にとって「非常に重要だ。」と強調。 |
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| 2/20 |
ギブズホワイトハウス報道官 |
「銀行システムは民営であるべき。」銀行国営化論の台頭に対して。 |
NYダウやや上昇。
| 2/20 |
ドッド上院銀行委員会委員長
| 「銀行国有化はありえる。」 |
金融株を中心にNYダウ大幅下落。
| 2/23 |
トリシェECB総裁
| 「ユーロ圏の金融システムは深刻な緊張状態にある。」 |
ユーロ/ドル1.29台→1.27台に、ユーロ/円121円台→120円台に。
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