今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年2月27日(金)




おはようございます。

今朝も東京地方は小雨が降っていて寒い朝です。

今週は雨の多い週ですね。

梅雨時のように日差しが余りみられませんでした。

2月も明日で終わりいよいよ3月です。

丁度受験シーズンで、早朝の電車で時折受験生が

参考書とにらめっこしているのを見ると

「頑張れ」と声をかけてあげたくなります。

今日は週末、「頑張っていきましょう。」

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 各種経済指標が悪化しておりドルが弱含む局面もありましたが、大きな 下落はなく、ドル堅調のまま対円で98円72銭まで上昇。
  • 円は連日の安値更新で、米国債下落基調が鮮明になり続落。 長期金利は再び3%目前の水準まで上昇。
  • オバマ大統領は金融安定化にむけ、公的資金枠を24兆円追加すことを決定。
  • 週間失業保険申請件数→66.7万件
  • 1月耐久財受注→▼5.2%
  • 1月新築住宅販売件数→39万戸(▼10.2%)
  • GMが決算発表を行い、2008年度は過去2番目となる308億6千万ドル (約3兆円)の赤字となりました。

ドル/円97.70 〜 98.72
ユーロ/円124.71〜 126.08
NYダウ−88.81→ 7,182.08ドル
GOLD −23.60 →  942.60ドル
WTI +2.72→  45.22ドル
米10年国債+0.127→ 2.928%


本日の注目点

       
  • 日   1月消費者物価指数
  • 日   1月失業率
  • 日   1月消鉱工業生産(速報値)        
  • 欧   1月ユーロ圏失業率
  • 欧   2月消費者物価指数(速報値)
  • 米   08年10−12月期GDP改定値 
  • 米   2月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)                 

円の下落が止まらなくなりました。

すでに今年の円の最高値87円10銭(1/21)から11円以上も 
 
売られたことになります。



本日早朝に発表される日本の鉱工業生産も悪化しているとの見通しも

手伝い、円の下落に拍車がかかったようです。

昨日コメントしましたように、市場はこれまでほとんど見向きもしなかった

日本の経済指標に注目しだしました。

一方、昨日も発表された米経済指標は惨憺たるものです。

新築住宅販売件数などは1963年以来の低水準まで落ち込んでいます。

週間失業保険申請件数も66万7千件と、こちらも1982年10月以来の

高水準でした。

問題は、それでもドルが買われるということです。

RBCの為替ストラテジストのストラウス氏は「こうした指標の悪化は、米経済

が直面する問題が、市場が既に織り込んでいる以上に深刻であることを再確認

させるものだ。」と述べています。

                 (トムソン・ロイター)


 
ドル/円はやはり100円が視野に入ってきました。

テクニカル的には、日足を観ると100円30−40近辺に抵抗線があり、この水準を意識した

展開になると予想します。

しかし、本日は週末ということもあり、またここまでドルは深い押し目も無く上昇

してきたわけですが、そろそろ一旦調整があってもおかしくないレベルかと思います。

100円という節目を意識しながら、どこまで実需のドル売りをこなしていける

かということいなりますが、ドルロングの参加者は一旦手仕舞いの水準を探し、

その後の動きを見極めたいところです。

2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF)
2008年8月分(PDF) 2008年9月分(PDF) 2008年10月分(PDF) 2008年11月分(PDF)
2008年12月分(PDF) 2009年1月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
2/2 オバマ大統領 「バッドバンク」構想について「われわれは不良資産の一部を切り離なさなけらばならない。」「4兆円も税金を使うことはない。」 -----
2/4 ペロシ米下院議長 「オバマ政権による追加的な銀行救済策の要請があるかどうかは疑問。」 -----
2/5 トリシェECB総裁 「次回会合での利下げの可能性を排除しない。」「経済は明らかに下振れ方向だ。」政策金利据え置きを決めた理事会後の記者会見で。 ユーロ/ドルはやや下落。影響は限定的。
2/6 ローマー米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長 「大胆な財政出動に踏み切らなければ、失業率は二桁に達するおそれがある。」雇用統計発表後、景気対策法案の早期成立を求めて声明を発表。 -----
2/10 ガイトナー財務長官 「金融システムの現状は回復に向けた取り組みとは逆行している。」「銀行のバランスシートを健全かつ強くしまければならない。」金融安定化法案発表ごの講演で。 NYダウ下落幅拡大。
2/10 バーナンキFRB議長 FRBによる金融機関への大量の流動性供給は金融の緊張を緩和する上では実績のある対策だが、万能薬ではない。」 NYダウ下落幅拡大。
2/12 オバマ大統領 自動車大手の救済に関して「労使が厳しい変革を実施した場合、相当な支援の用意がある。」と表明。 ------
2/17 ギブズホワイトハウス報道官 GM,クライスラーの再建計画書提出期限に関連して「破産を通じたリストラの可能性をオバマ大統領は否定できない。」自動車業界は米経済にとって「非常に重要だ。」と強調。 ------
2/20 ギブズホワイトハウス報道官 「銀行システムは民営であるべき。」銀行国営化論の台頭に対して。 NYダウやや上昇。
2/20 ドッド上院銀行委員会委員長 「銀行国有化はありえる。」 金融株を中心にNYダウ大幅下落。
2/23 トリシェECB総裁 「ユーロ圏の金融システムは深刻な緊張状態にある。」 ユーロ/ドル1.29台→1.27台に、ユーロ/円121円台→120円台に。
2/24 米連邦預金保険公社(FDIC)ベアー総裁 「大手銀行の現時点での資本レベルは十分である」 銀行株が大幅に買われ、NY236ドル高に。
2/24 バーナンキFRB議長 「今年後半から徐々に経済成長が再び始まる。」「景気の全面的な回復には2ー3年以上かかる。」上院での証言で2010年から景気が回復する可能性を示唆。 ドル高に弾み。

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和