今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年5月1日(木)


おはようございます。

GWの後半を控えているせいか、今朝の電車はいつもより若干空いていました。
新聞を折り曲げながらやっと読める程度ですが、車内でぼーっとしているよりはいいですよね。
 
しかし、私が利用する駅は東京ディズニーランドの近くにある駅なもので今朝はものすごい
人数の人たちが降りてきて、私がホームに向かうのを阻止(?)されました。

こちらはこれから仕事で、向こうはこれからレジャー・・・・・。

(いやいや、自分も昔はそうだったんだ・・・)と言い聞かせながら電車に飛び乗ったしだいです。


さて、昨日はいろいろな指標が出ました。

ひと目で分かる昨晩の動き

欧州市場

  • ユーロ圏4月消費者物価指数(速報)→ 3.3%
  • 欧 ユーロ圏3月失業率 → 7.1%(先月と変わらず) 
  • 欧 ユーロ圏4月消費者信頼感 → −12(前回と変わらず)

NY市場

  • 朝方、1−3月期GDP速報値が発表され+0.6%。 プラス成長ではあったものの二期連続四半期1%以下は17年ぶりと景気の低迷が鮮明に。
  • FOMCで0.25%の利下げ。
  • NYダウの下げをにらみながら、ドル/円も103円22銭まで下落。
  • ADPが4月の全米雇用リポートリポートで今週末の雇用統計で 非農業者部門の雇用者数をプラス1万人と予想。
  • 4月シカゴ購買部協会景気指数 →48.3 (市場予想通り)
  • 1−3月期個人消費速報値  → +1.0% (市場予想を若干上回る)
  • ドル/円は 朝方の利下げ、雇用統計での楽観的な見通し、シカゴ購買部   指数、またNYダウが100ドルを超える上昇を見せたことで104円89銭まで買われました。   しかし午後、FOMCの声明が伝わると一転してダウが前日比マイナスまで売られ   ドル/円も1円ほど下げ、この日のドル安値近辺で引けました。
  • 声明の中で「利下げ休止」のメッセージが織り込まれていなかったことと、 「景気が引き続き弱い」「成長と物価安定確保のため、必要とあれば行動する」とあり利下げも、 利上げもあり得るという柔軟な姿勢も見せましたが、株式、通貨共に大幅に売り込まれました。

ドル/円 103.75 〜 104.89
ユーロ/円162.02 〜 162.98
NYダウ−11.81 → 12,820.13ドル
Gold−11.70 → 865.10ドル
WTI−2.17   → 113.46ドル
米10年国債−0.091 → 3.734%

本日の注目点

  • 米 3月個人消費支出
  • 米 4月ISM製造業景況指数
ドル/円は105円手前まで買われたが、FOMCの声明で冷や水をかけられた格好になりました。
テクニカルではドル買いが続いており、その意味では105円トライは予想の範囲ではありましたが、
そこからの下げがややきつかったようです。
明日にはもう一つのイベントである雇用統計が控えています。
ここは、ポジションを圧縮し次の波が来るのを待つほうが賢明かと思います。









What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
4/30 FOMC声明文で 「経済状況は引き続き弱い。」「成長と物価安定確保のため、必要あれば行動する。」
  「経済・金融状況を引き続きモニターしていく。」
ドル/円104円後半→104円前半へ
NYダウ+100ドル→マイナスへ
4/30 シティーグループ 自己資本比率を高めるため、公募増資で45億ドル(約4700億円)を調達。
  今回の増資で四回目。総額495億ドル(約5兆円)に。
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4/29 ドイツ銀行 1−3月期決算で27億ユーロ(約4400億円)のサブプライム関連損出を計上。
  最終損益が1億3100万ユーロ(約210億円)の赤字に。
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4/24 クレディ・スイス 1−3月期決算で53億スイスフラン(約5300億円)のサブプライム関連損出を計上。
最終損益が21億4800万スイスフラン(約2200億円)の赤字に。
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4/23 フレアティ
カナダ財務相
「G7での声名が市場に浸透していない。」とコメント ドル小幅上昇。
4/22 ロイヤル・バンク・オブ
スコットランド(RBS)
2008年12月期中にサブプライム関連で59億ポンド(約1兆2千億円)の損出計上を発表。
昨年からの合計は83億ポンドに。同時に120億ポンドの増資も発表。
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4/22 フィッシャー
ダラス連銀総裁
インフレが消費に影響を与え始めている。(講演で) ---
4/21 シティーグループ 優先株発行で60億ドル(6000億円)の資本増強。
三回目の資本増強で 合計450億ドル(4兆5千億円)に。
優先株は当初10年間は8.4%の固定。
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4/21 バンク・オブ・アメリカ 1−3月期決算で67億ドル(6,700億円)のサブプライム関連損出を計上。
純利益→前年同期比77%の大幅減。
ドル、株式市場共にやや下落。
4/21 イングランド銀行
(BOE)
金融支援策を発表。 市中銀行が保有する住宅ローン証券と国債を交換し、銀行による
貸し出しを支援。総額500億ポンド(約10兆円)
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4/18 シティーグループ 1−3月期決算で160億ドル(1兆6千億円)のサブプライム関連損出を計上。
昨年からの合計額460億ドルに。
予想されたほどではなく
ドル、NYダウ急上昇。
4/17 メリルリンチCEO 二ヶ月くらいは厳しいが、今後の業績に楽観的な見通しを示す。 NYダウ、為替市場に好影響。
4/16 ユンケル
ルクセンブルク首相兼財務相
金融市場は為替相場に対するG7の姿勢を誤解している」と講演で発言。 ユーロ/ドル 1.5985→1.58台へ
4/16 ECB ユーロ圏 CPI→ 1.0%(前年比) ユーロ/ドル 1.57台半ば→1.59台へ
4/16 JPモルガンチェース
CEO
信用危機はほぼ終わりつつある。 ---
4/15テマセクホールディング
(シンガポールの政府系ファンド)
米メリルリンチの株式6億ドル(約600億円)を追加取得。
合計で50億ドルの投資となる。
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4/14 ウオールストリート
ジャーナル
ドイツ銀行が「レバレッジドローン」など最大200億ドル(2兆円)の試算売却を検討。
4/14付けWSJ紙が報道。
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4/14 米ワコビアバンク 1−3月期決算で48億ドル(4800億円)のサブプライム関連損出を計上。
ヘッジファンドなどから70億ドル(7000億円)の資本増強発表。
ドル高、NYダウやや上昇。
4/11 ポールソン
米財務長官
「最近の市場の変化を反映した。」
(G7後、声明文の変更についての記者会見で)
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4/11 ポールソン
米財務長官
「(G7会議では)強いドル政策を繰り返し強調した。」
(G7後の記者会見で)
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4/10 ECB 政策金利(4%)据え置き。
「われわれの責務は物価安定に尽きる。」トリシェECB総裁
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4/10 BOE 政策金利0.25%引き下げ5%へ。12月から三回目。
「現在はインフレ懸念と金融不安の両方に対応するひつようがある。」BOE声明
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4/10 ブランクファイン
ゴールドマンCEO
信用危機は終わりに近い。 ドル高へ。
4/9 IMF 2008年の米実質経済成長率を0.5%へ下方修正。
世界経済の成長率見通しも3.7%へ下方修正
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4/9日銀金融政策
  決定会合
景気判断を下方修正。 ---
4/9 榊原
早大教授
ドル/円は、夏までに90円くらい
まで達する可能性は大きい。
特に影響無し。(日経新聞の取材に対して)
4/8 IMF サブプライム問題で、金融機関の
「一層の費本増強が重要」
特に影響無し。
4/8 独政府高官 G7では「内容も説得力もある共通
の解決策を提示できると確信している」
と発言。
特に影響無し。(記者懇談で)
4/4 トリシェ
ECB総裁
米金融当局は強いドルに関心がある。 特に影響無し。
4/4 ユンケル
ユーロ圏
極端な相場変動は望ましくない。 特に影響無し。財務相会議議長 G7で(対策)
を協議する。
4/4 米雇用統計 3月の非農業部門雇用者数ー8万人。 円102円台半ば→101.45まで下落 。
1−3月の合計数をー23.2万人に下方修正。
4/3 --- 新規失業保険申請件数が前週比
38,000件→407,000件。
ドル/円102円後半→102円30
4/3 欧州中銀 ユーロ圏2月の小売売上高ー0.5%。
予想より弱い。
ユーロ/ドル1.5610→1.5570
4/2 IMF 2008年米経済成長率見通しを
1.5%から0.5%への下方修正の方向で見直し。
特に影響無し。
4/2 バーナンキ
FRB
年前半はマイナス成長の可能性あり下振れリスクも。
「第二のベアスタンーズ」否定。
ドル/円102円後半→102円前半へ、 議長
(議会証言にて)。 年後半の回復を期待。
4/1 ドイツ銀行 サブプライム関連で追加損出計上を発表。 1−3月期決算で25億ユーロ(4千億円)
4/1 リーマン 公募増資30億ドルを40億ドルに
上積みを発表。
NYダウ+391.47→12,654.38。
ブラザースNY100.46−102.16
4/1 JPモルガン
チェース
UBSに対して130億SF(1兆
5千億円)の増資引き受け
NYダウ+391.47→12,654.38
モルガンスタンレーNY100.46−102.16
4/1 UBS サブプライム関連で追加損出計上を
発表。1−3月期決算で190億ドル
(1兆9千億円)
マルセル・オスペル会長辞任

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和