2009年3月13日(金)
おはようございます。
景気の悪化が続き企業業績が急激に落ち込んでいます。
非正規社員の解雇、賃上げどころか「賃下げ」、
あるいはワークシェアリング、自宅待機などわれわれを取り巻く
労働環境は日増しに悪くなっています。
勢い、消費はできるだけ押さえ、貯金を取り崩して生活費に
充てるケースが増えていると聞いています。
生活防衛のため「安いもの」が売れ、シェアを伸ばしています。
PB商品、マクドナルド、サイゼリア、ユニクロなど絶好調です。
そして今度は「990円ジーンズ」の登場です。
サラリーマンの靴下でさえ一足1000円くらいするのに、
ジーンズが990円とは驚きました。
そのジーンズ、990円で売っても2割〜3割ほどの利益が
あるとか・・・・。
デパートで物が売れなくなるわけですね。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ドル円はアジア、欧州市場の流れを受け96円台前半で取引が始まったものの、 スイス中銀の為替介入の報道に一気にドル高円安の流れが優勢となり、 午前中には98円台半ば抜けるな荒っぽい展開に。
- スイス中銀が政策金利の誘導目標の上限引き下げを発表。また、市場でのドル買い、 欧州通貨売りの為替介入を行ったという報道に、日銀も同様なオペレーションを行うのでは との連想からドルが大幅に上昇。
- 2月小売売上高(▼0.1%)が市場予想ほど悪化していなかったことと、1月の同数値を 1.0%から1.8%に上方修正したことが好感されドルを押し上げたとの声も。
- S&PがGEと子会社のGEキャピタルの格付けを引き下げ。
- NYダウが金融株が先導する形で大幅上昇。米株式市場の動きに変化がでてきた との見方も浮上。
| ドル/円 | 96.28〜 98.53 |
| ユーロ/円 | 123.98〜 126.39 |
| NYダウ | +239.66 → 7.170.06ドル |
| GOLD | +13.33 → 924.00ドル |
| WTI | +4.70 → 47.03ドル |
| 米10年国債 | −0.053→ 2.861% |
本日の注目点
- 欧 G20(ロンドン)
- 米 1月貿易収支
為替が乱高下しています。
昨日の東京市場から始まったドル高修正の動きは欧州市場まで巻き込み
ドル円では95円68銭までドル急落。2月25日以来となる95円台へ
突入しました。
朝方の東京市場からは約3円、円高が進んだことになり、いつものように
「下げ相場の恐怖」を味わった方も多かったのではないでしょうか。
今回のドル急落劇は特に明確な原因もなく、上値が重い展開の中、
96円台でのストップロスのドル売りが執行され、さらに95円台にも
同様のオーダーがあり、ドル急落に繋がったようです。
さすがに96円を割り込み95円台に突入すると、これまでのドル高の
「流れは変わった」という雰囲気が市場では一気に台頭し、
「NYでは95円割れも・・?」という声も聞こえてきました。
しかしそのNYで流れは大きくドル高に振れました。
米小売売上高が予想外に好調だったことや、スイス国立銀行が為替介入に
踏み切ったことなどでドル買いり円売りに拍車がかかり、ユーロ円も122円台から
126円台へと大幅な円安となりました。
昨日この欄でも、短期のテクニカルではドル売りシグナルがでているものの、
95円ー100円のレンジは変わっていないと書きました。
95円の半ばまでドルが急落し、そのシナリオも崩れかかりましたが
やはり95円台をキープできたことでレンジは変わっていないと言えます。
再び100円をテストするには時間が必要かと思いますが、ドル高を変える材料を
みつけるのは容易ではありません。
また、昨日のスイス中銀のドル買い介入も市場にサプライズを与えており、中央銀行の存在も
意識せざるを得ない状況です。
さらに、米小売売上高の改善にみられたように、「悪材料には目をつぶり」「好材料には反応」
する市場の変化の見逃せないところです。
NY株式市場が今週2度も大幅上昇を演じ、やや風向きが変わってきました。
背景には米金融機関の業績が大幅に改善していることがあり、金融セクターが
株式市場全体を牽引していることが挙がられます。今後、不良債権問題も含めて
金融機関の業績が本格的に上向くのかどうか不透明な部分はありますが、
悲観論は急激に後退しつつあります。
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| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 | ||||||||||||||||||||
| 3/3 | バーナンキFRB議長 | 「この1年半に起きた出来事で、最も強い憤りを覚えたのはAIGを置いてほかならない。」「金融システムはまだ安定していない。」議会証言で発言。 | 保険株を中心に米株式下落。
| 3/5 |
トリシェECB総裁 |
「現行水準が(政策金利の)最低水準と決めたわけではない。」「今年中に(インフレ率が)マイナスになる。」追加利下げ決定後の会見で。 |
ユーロが大幅に下落。ユーロ/円124円後半→122円台へ。
| 3/6 |
大統領経済諮問委員会ローマー委員長 |
景気回復の時期について「年後半には効果が表れる」TVのインタヴューで。 |
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| 3/7 |
世界銀行 |
2009年世界景気は戦後初めてマイナス成長に。(世銀が今年度の経済見通しを発表。) |
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| 3/7 |
ウオーレンバフェット |
米経済は「がけから転落した。」「現在の政策は強いインフレ要因となり得る。」米経済が非常に厳しい状況にあり、ある程度のインフレは適切との見解を示す。 |
NY株式市場が下落。NYダウ6,547ドルまで売られる。
| 3/10 |
スマギECB専務理事 |
「ECBは金利をゼロ水準まで引き下げる用意がある。」インタビューに答えて。 |
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