今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年3月23日(月)




おはようございます。

昨日からの強風で今朝は電車がストップ。

朝いつものように駅に向かい、ホームで電車待ちしていました。

遅れながらも隣の駅に到着のアナウンスを聞き、

15分待ったら「風が強まってきたため運休です。」と。

自宅にもどり車で送ってもらい、違うルートでやっとオフィスに。

通常の3倍も時間がかかりました。

いつものように雪と強風に弱い都心の交通機関

でした。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は前日FRBによる長期債買取り決定を受けてドルが急落し、 93円台半ばまでドル安が進んでものの、この日は一転してドル買戻しが優勢でした。   
  • 95円台で始まった取引は前日のドル安へのスピードがやや速かったこともあり、 ドルがじりじりと買い戻され、株式市場の下落や、週末のポジション調整からドルは 96円27近辺まで買われ、96円挟みで引けました。
  • 4月1日に発表される予定の3月の日銀短観で企業の景況感が一段と悪化するとの 見通しも円売りに拍車を掛けたとの指摘もあります。
  • ユーロドルは1.3730近辺まで上昇。更にもう一段高を示すチャートを形成中。
  • NYダウはこのところの急騰に一服感もでて続落。
  •  バーナンキFRG議長は講演で「政策当局者は既存の自己資本ルールや会計基準を見直すべきだ」 と述べたものの市場の反応が限定的でした。

ドル/円95.22 〜 96.27
ユーロ/円129.56 〜 130.48
NYダウ−122.42 → 7.278.38ドル
GOLD −2.60 →  956.20ドル
WTI −0.55 →  51.06ドル
米10年国債+0.031 → 2.640%


本日の注目点

     
  • 欧  1月ユーロ圏貿易収支     
  • 米   2月中古住宅販売件数                         

この2日間で約5円も下落したドル安に対する警戒感から週末のNYでは

一転してドルが買い戻されました。

3月5日のドル高値99円67銭から今回の下落時のドル安値93円55銭までの

下落幅の約半値戻しをほぼ達成したことになります。

これまで1ヶ月ほど続いたドル高局面から、米長期金利の急低下をきっかけに

ドル安の流れができてきたものの、依然として日本のファンダメンタルズの

悪さは無視できない状況だと思えます

来週発表予定の3月の日銀短観では、既に市場では悪化観測が支配的です。



今週には「バッドバンク構想」の内容、規模が発表される予定ですが、直近の情報では

不良債権の規模に比べ、買取用資金の総額が少ないとの報道もあります。

財務省声明では「現在、金融システムを傷めている過去の融資や証券のための市場を

創出するファンドに民間投資家とともに投資を行う官民投資計画の詳細を発表する。」

としています。

当初は具体性に欠けると受けといめられていた官民共同ファンド創設が今週には具体的に

示されそうで、ガイトナー財務長官は23日朝(米東部時間)に会見を行うことになっています。



目先は上記会見待ちですが、今週は住宅関連の指標発表もあり、

先週「住宅着工件数」が8ヶ月ぶりの改善を示したこともあり、注目されます。


ユーロドルの上昇が顕著になってきました。

既に今年の最安値から1500ポイント上昇していますが、1.37を一旦超えたことで

上昇に弾みがつきそうです。

日足では200日移動平均が1.38ミドルにあり、この水準を抜けるかどうかが

非常に重要でしょう。

仮に上抜けすれば1.43〜1.45の可能性もあると観ています。

2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF)
2008年8月分(PDF) 2008年9月分(PDF) 2008年10月分(PDF) 2008年11月分(PDF)
2008年12月分(PDF) 2009年1月分(PDF) 2009年2月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
3/3 バーナンキFRB議長 「この1年半に起きた出来事で、最も強い憤りを覚えたのはAIGを置いてほかならない。」「金融システムはまだ安定していない。」議会証言で発言。 保険株を中心に米株式下落。
3/5 トリシェECB総裁 「現行水準が(政策金利の)最低水準と決めたわけではない。」「今年中に(インフレ率が)マイナスになる。」追加利下げ決定後の会見で。 ユーロが大幅に下落。ユーロ/円124円後半→122円台へ。
3/6 大統領経済諮問委員会ローマー委員長 景気回復の時期について「年後半には効果が表れる」TVのインタヴューで。 -----
3/7 世界銀行 2009年世界景気は戦後初めてマイナス成長に。(世銀が今年度の経済見通しを発表。)   -------
3/7 ウオーレンバフェット 米経済は「がけから転落した。」「現在の政策は強いインフレ要因となり得る。」米経済が非常に厳しい状況にあり、ある程度のインフレは適切との見解を示す。   NY株式市場が下落。NYダウ6,547ドルまで売られる。
3/10 スマギECB専務理事 「ECBは金利をゼロ水準まで引き下げる用意がある。」インタビューに答えて。   -------
3/15 バーナンキFRB議長 「政府が金融市場の安定に成功すれば 、リセッションは年内に終了し、2010年には景気拡大に転じる公算が大きい。」CBSのTVインタビューに答えて。   -------
3/18 プール前セントルイス連銀総裁 「景気は底打ちに近づいてさえいない。FRBが大規模な量的緩和に踏み切ったのはそのためだ。」「米経済はなお非常に深刻なリセッション(景気後退)にある。」と認識を示す。ブルームバーグとのインタビューで。
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※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和