今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年3月30日(月)




おはようございます。

ご存知米ピッツバーグ出身の黒人演歌歌手ジェロ。

昨年のNHK紅白にも出場し人気を博しています。

そのジェロは昨日ワシントの桜祭りのオープニングセレモニー

に出場しました。

それだけではありません、ワシントンポスト紙にジェロの生い立ちも

含め特集記事もあったそうです。

先月NHKでも特集番組をやっていました。

初めてTVで観たとき、あの衣装と演歌がミスマッチで

驚きましたが、今では見慣れてきました。

あの「こぶし」は見事です。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 連日高騰を続けたNY株式市場は週末を控え反落。
  • ドル円は98円を割り込むと97円33まで一気に下落。 ユーロ円が大きく売られた影響でドル円の売りに波及。
  • ユーロドルは独シュタインブリュック財務相が「域内各国が安定 成長を守らないとユーロの信頼を損ねる。」と発言したことが伝わり、 1.35から1.32まで下落。このところ堅調に推移していたユーロも 利食いの売りに大幅下落。
  • また、ユーロ圏1月の鉱工業受注が過去最大の落ち込みを見せたことも ユーロ下落に拍車。
  • 2月個人消費→+0.2%
  • 2月個人支出→ー0.2%
  • 3月ミシガン大学消費者信頼感指数→57.3

ドル/円97.33 〜 98.32
ユーロ/円129.35〜 130.67
NYダウー148.38 → 7.776.18ドル
GOLD −16.80 →  923.20ドル
WTI −1.96 →  52.38ドル
米10年国債+0.02 → 2.76%


本日の注目点

     
  • 日   2月鉱工業生産速報値           
  • 欧   3月ユーロ圏消費者信頼感指数                                              

為替相場と株式市場との相関度が高まっていたことで、日米の株高を

背景に、ドルがやや堅調に推移していましたが、週末のNY市場では

97円台半ばまでドル安が進みました。

このところ、96円ー99円の狭いレンジが続き、あれほど動きの荒かった

ドルが小康状態を保っています。

株高だけでは100円を超える力が無いと同時に、米住宅市況に若干の

明るさが見えてきたことで積極的にドル売りを仕掛ける状況でも無く、

やや手詰まり感が漂ってきました。



その手詰まり感も今週はそろそろ払拭され、方向感が見出せそうな状況です。

1日「日銀短観」が発表される予定です。

既に市場では大企業・製造業のDIがマイナス55と過去最大級の

低水準を予想しています。

2月のGDPマイナス12.7%時の反応のように円が大きく売られる可能性は

否定できません。

一方、週末には米雇用統計の発表も控えています。

こちらの予想も失業率では前回を上回る8.4%、非農業者部門雇用者数については

64万人程度と若干の改善を観ているようです。



また、注目の「GM,クライスラー問題」ではオバマ大統領はTVでの

インタビューで「全員の犠牲が必要だ。」と述べており、一段のリストラを

条件に緊急資金融資を実施する方向のようです。

米ブルームバーグは「GMのリックワゴナーCEOが辞任することが事情に詳しい

複数の関係者の話で29日、分かった。」と今朝伝えたいます。



さらに2日にはECB理事会もあり、利下げの可能性は高いと

市場は観ています。

「日銀短観」「雇用統計」「GM、クライスラー問題」「ECB理事会」と

今週は日米欧で材料は豊富ですが、やはりユーロの動きが中心です。

値動きが速く、ユーロドル、ユーロ円がドル円を引っ張る展開を予想します。

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What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
3/3 バーナンキFRB議長 「この1年半に起きた出来事で、最も強い憤りを覚えたのはAIGを置いてほかならない。」「金融システムはまだ安定していない。」議会証言で発言。 保険株を中心に米株式下落。
3/5 トリシェECB総裁 「現行水準が(政策金利の)最低水準と決めたわけではない。」「今年中に(インフレ率が)マイナスになる。」追加利下げ決定後の会見で。 ユーロが大幅に下落。ユーロ/円124円後半→122円台へ。
3/6 大統領経済諮問委員会ローマー委員長 景気回復の時期について「年後半には効果が表れる」TVのインタヴューで。 -----
3/7 世界銀行 2009年世界景気は戦後初めてマイナス成長に。(世銀が今年度の経済見通しを発表。)   -------
3/7 ウオーレンバフェット 米経済は「がけから転落した。」「現在の政策は強いインフレ要因となり得る。」米経済が非常に厳しい状況にあり、ある程度のインフレは適切との見解を示す。   NY株式市場が下落。NYダウ6,547ドルまで売られる。
3/10 スマギECB専務理事 「ECBは金利をゼロ水準まで引き下げる用意がある。」インタビューに答えて。   -------
3/15 バーナンキFRB議長 「政府が金融市場の安定に成功すれば 、リセッションは年内に終了し、2010年には景気拡大に転じる公算が大きい。」CBSのTVインタビューに答えて。   -------
3/20 米自動車作業部会スティーブン上級顧問 「GM,クライスラーの債権計画は楽観的な部分もあり、必要な支援額が大幅に増える事態も否定できない。」米メディアに対して。
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3/23 トリシェECB総裁 「ECBは金利をゼロまで引き下げることについて慎重な姿勢を維持している。」23日付け新聞のインタビューで。
ユーロドル1.35後半→1.37台へ。
3/25 ガイトナー財務長官 「SDRについては排除しない。」「ドルは引き続き世界において最も有力な準備通貨であり、今後の長期間そうあり続けると思う。」NYの講演で。
ドル円97円ミドルから96円台、更に97円台に。
3/26 ルービニNY大学教授 ブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じて「大手銀行のいくつかは国有化が必要になるだろう。」不良債権処理に向けた米財務省の計画は不十分との見方を表明
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※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和