今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2009年4月1日(水)




おはようございます。

元財務官僚で東洋大学教授の高橋洋一氏が温泉施設のロッカーから

時計と財布を盗み書類送検になったという記事を昨日読みました。

あの「埋蔵金」を世に知らしめた人物です。

おかしなことに、この事件は24日に起こったそうで、それが30日

の夕刊に載りました。

それまで伏せられていたということでしょうが、あも財務省を敵に回して

戦っていた高橋氏と窃盗がどうしても結びつきません。

本人のコメントが無かったので分かりませんが、何か見えないもを

感じざるを得ません。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は米経済指標の悪化にもかかわらず、先月つけた同水準の99円台 まで円安に。
  • OECDの2009年度経済見通しでは日本の成長率は▼6.6%と 先進国では最大の落ち込みとの予想に円売りで反応。
  • コンファレンスボードが発表した3月消費者信頼感指数→26(やや改善)
  • 1月S&Pケースシラー住宅指数→▼19.0%(前年同月比)
  • NYダウは前日の大幅安の反動もあり、金融セクターを中心に一時200ドル を超える上昇。引けは87ドル高。
  • その中で、GM株は、ヘンダーソン新CEOが自力再建できなければ 60日の期限前でも破綻の可能性があるとコメントしたことで大幅安に。

ドル/円98.21 〜 99.37
ユーロ/円130.66〜 131.87
NYダウ+86.90 → 7.608.92ドル
GOLD +7.30 →  925.00ドル
WTI +1.25 →  49.66ドル
米10年国債−0.05 → 2.661%


本日の注目点

     
  • 日   日銀短観     
  • 欧   2月ユーロ圏失業率   
  • 米   3月ISM製造業景況感指数
  • 米   3月ADP雇用者数                                                    

ドル円が再び99円台に載せ、高値99円35銭を記録しました。

この水準は3月5日の99円67銭に次ぐドル高水準で、前日96円割れ

までドルが売られたことを考えれば、非常に不安定なマーケットです。

問題はこのレベルから100円までの道のりです。

テクニカル的にも99円35銭近辺に200日移動平均線の抵抗があり(日足)

、本邦輸出筋のドル売りもかなりの量で並んでいるものと思われ、それらを

こなして上昇できるかどうかです。

OECDの今年度経済成長見通しでも日本は先進国では圧倒的に悪く、

昨日発表された失業率と有効求人倍率でも裏づけられた格好になっており、

流れは円安方向だと言えます。

その意味で、今朝8時50分に発表される「日銀短観」が

非常に重要な鍵を握っていると言えます。



円はその他主要通貨に対しても弱く、仮に100円を抜けるようなことになれば

円安が加速し、再び「高金利通貨買い・低金利通貨売り」が再燃する可能性が

あります。

目先は昨日のNY高値99円37銭、そして99円67銭を抜ければ

100円台も見えてきそうです。

今日から新年度入りということもあり、海外投資としてのドル需要

にも注目したいと思います。



米住宅市況は、先に新築住宅着工件数などに改善の兆しが見えたことで、

SPケースシラーでも同様な見方もあったものの、実際には▼19.0%と

1987年の調査以来最大の落ち込みでした。住宅市場は依然として「まだら模様」の

様子で、一気に回復とは行かないようです。



ロンドンではG20金融サミットが始まり、明日はECB理事会と

材料には事欠きません。

やはり、ドル円のレンジブレイクがあるとすれば今週でしょう。
 
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What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
3/3 バーナンキFRB議長 「この1年半に起きた出来事で、最も強い憤りを覚えたのはAIGを置いてほかならない。」「金融システムはまだ安定していない。」議会証言で発言。 保険株を中心に米株式下落。
3/5 トリシェECB総裁 「現行水準が(政策金利の)最低水準と決めたわけではない。」「今年中に(インフレ率が)マイナスになる。」追加利下げ決定後の会見で。 ユーロが大幅に下落。ユーロ/円124円後半→122円台へ。
3/6 大統領経済諮問委員会ローマー委員長 景気回復の時期について「年後半には効果が表れる」TVのインタヴューで。 -----
3/7 世界銀行 2009年世界景気は戦後初めてマイナス成長に。(世銀が今年度の経済見通しを発表。)   -------
3/7 ウオーレンバフェット 米経済は「がけから転落した。」「現在の政策は強いインフレ要因となり得る。」米経済が非常に厳しい状況にあり、ある程度のインフレは適切との見解を示す。   NY株式市場が下落。NYダウ6,547ドルまで売られる。
3/10 スマギECB専務理事 「ECBは金利をゼロ水準まで引き下げる用意がある。」インタビューに答えて。   -------
3/15 バーナンキFRB議長 「政府が金融市場の安定に成功すれば 、リセッションは年内に終了し、2010年には景気拡大に転じる公算が大きい。」CBSのTVインタビューに答えて。   -------
3/20 米自動車作業部会スティーブン上級顧問 「GM,クライスラーの債権計画は楽観的な部分もあり、必要な支援額が大幅に増える事態も否定できない。」米メディアに対して。
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3/23 トリシェECB総裁 「ECBは金利をゼロまで引き下げることについて慎重な姿勢を維持している。」23日付け新聞のインタビューで。
ユーロドル1.35後半→1.37台へ。
3/25 ガイトナー財務長官 「SDRについては排除しない。」「ドルは引き続き世界において最も有力な準備通貨であり、今後の長期間そうあり続けると思う。」NYの講演で。
ドル円97円ミドルから96円台、更に97円台に。
3/26 ルービニNY大学教授 ブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じて「大手銀行のいくつかは国有化が必要になるだろう。」不良債権処理に向けた米財務省の計画は不十分との見方を表明
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3/30 オバマ大統領 GMについて「根本的なリストラを実施すれば復活できる。」とし、クライスラーについては「単独での生き残りは困難。」と指摘。(両社に対する追加資金提供に際して)
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※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和